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LEDテープ1発でキレイに光が回る!Aura Sync対応ケース 『303 RGB』をライトアップする

2017年07月31日 18時00分更新

 ライトアップPCを組み上げることを考えた場合、基本的に中身が見えないとあまり意味がないため、PCケースの側面パネルはガラスやアクリルであると都合がいい。ASUSのLED制御機能『Aura Sync』が登場する以前から中身が見えるPCケースは多くあったが、今回紹介するIn Winの『303 RGB』は、ケース自体もAura Syncによるライティングコントロールに対応したものだ。

In Winの『303 RGB』。実売価格は1万9000円前後。カラバリはブラックとホワイトの2色で、この記事で紹介するのはホワイトモデル

 ミドルタワーケースとなる『303 RGB』は、PCを“魅せる”ことを重視しているだけあり、側面に強化ガラス(3mm厚)のサイドパネルを採用している部分がもっとも分かりやすい特長だろう。ケース内部のレイアウトはスッキリしており、3.5インチシャドウベイ、2.5インチシャドウベイはマザーボードと同じ面に固定する方式で、どういったストレージを使用しているのかがよく見える。またフロントには5インチベイやファンがなく、光学ドライブの類いを増設することはできないが、そのぶんラジエータースペースが多く取られており、大型ラジエーターの内部設置も容易。中身がよく見えるだけでなく、内部での作業性も良好なケースであると言える。

中がよく見える仕様。サイドパネルは強化ガラスで、上部のハンドル操作で楽に外すことが可能。ガラスに模様ナシのバージョンも別売りで欲しい

 『303』の派生モデルはいくつかリリースされているが、『303 RGB』はサイドパネルに発光するロゴおよびデザインが施されているのも面白いところ。サイドパネル自体が発光するケースは珍しく、他にライトアップ系のパーツがなくとも結構きれいに光ってくれるので、少ないLEDパーツでコンパクトに組みたい場合にいいだろう。逆に内部の主張の強いパーツをしっかり見せたい場合だと、デザインとバッティングして目立たなくなる可能性があるため注意が必要だ。

 本体カラーはブラックとホワイトの2色をラインアップしており、今回撮影に使用したのはホワイト。ASCII.jpではライトアップPC関連のあれやこれやを広く取り上げているが、ケース内側が白い場合でのライトアップ状況を紹介していなかったためだ。

ビジュアル重視のケースに思いがちだが、作業性もいい

背面にはとくに光源はないが、内側が白色であるのもあって、よく光が漏れていた

右側面にはハニカム形状をイメージしたと思われるスリットが並ぶ。ラジエータ用に用意されたものだろう。またケースを上手く光らせた場合、漏れ出る光がかっこいいので、Aura Sync対応の簡易間接水冷ユニットが欲しいところ

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