2011年03月26日12時00分

気にならないと言ったらうそになる!

【トゥギャッター通信】第19回 「電力不足とアンパンマン」

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 トゥギャッターのまとめの中から「これは!」という注目のトゥギャりを厳選してピックアップ。今週の見所は、節約しても電気が貯められない理由や心のメモに残しておきたいアンパンマンの言葉などなど、ツイッターでみんなが盛り上がった話題をまるっとチェック!

トゥギャッター通信:トゥギャッたん

 

震災後、やるべきではないこと 

 東日本大震災後、Twitterでは、安否確認や救助願いなどの情報が、リツイート(引用)されまくっていた。急を要する事態に少しでも貢献できればと、誰かに情報を回した人も多いはず。ただ、こうした善意が裏目に出てしまったこともあったようだ。

 Twitterに登録したばかりという方が、いわき市で救助を求めているというリツイートを見て福島県警に電話したところ、「当人でも家族でもなく、現状を知りもしないのに、ツイッターに書いていたといちいち電話するのはやめてほしい」と叱られたという。その理由は、「この電話中にも本当に一刻も早く救助が必要な人から電話がきているかもしれない」と、「ブログなどで安易に県警へ電話することを煽るようなことは情報の混乱になり困る」という2点だ。

 ただ、この電話をかけた方が偉いのは、そこで気分を害さず、他のユーザーが同じ失敗をしないために経緯をきちんと記したこと。事の顛末については、「被災地にいない私にはできることもあり、しなくてはならないこともある。けれども『してはいけないこともある』と言う事、そしてそれらは変わっていく被災地や周りの状況によって変わる」とまとめていた。 

【コンピュータ・ネット】
Togetter:ツイッターを見て警察に電話しました

【トゥギャッター通信】第19回 「電力不足とアンパンマン」

 

「正しさ」とは何か

 3月は卒業式のシーズンだが、今年は震災の影響で式を取りやめるというケースが目立った。明治学院大学も、中止を決定した学校のひとつ。そのため、同校で教授を務める作家の高橋源一郎さんが、式で朗読するはずだった祝辞をTwitter上で連続ツイートしていた。

 タイトルは「『正しさ』について」。社会にはさまざまなタイプの人がいて、同じ感情を共有している訳ではない。しかし、今のような非常時には「正しさ」への同調圧力が高まり、それに押されて「何かをしなければならない」と焦る人も出てきてしまう。高橋さんは、そんな方に「慌てないで。心の底からやりたいと思えることだけをやりなさい」と声をかける。この春、社会人や大学生としてスタートを切る人なら、原文をぜひ読んでほしい。 

【雑談・語り】
Togetter:作家・高橋源一郎(@takagengen)さんの「震災で卒業式をできなかった学生への祝辞」

【トゥギャッター通信】第19回 「電力不足とアンパンマン」

 

電気はなぜ貯められない?

 震災の爪痕として、これからしばらく影響が残りそうなのが、東京電力圏内の電力不足だ。現在、関東地域では計画停電を実施し、供給できる電力量を超えないようにセーブしている。 

 ただここで疑問になるのが、余っていると言われる深夜電力を貯めておき、昼間に回せないのかということ。その答えは、あるTiwtterユーザーのつぶやきをまとめた記事に書かれている。正解を知りたい人は、コメント欄も含めてぜひ読んでみよう。

【テクノロジー・サイエンス】
Togetter:「なぜ、電気は貯めておけないのか?」という質問に、どうしたら説得力のある説明をできるか

【トゥギャッター通信】第19回 「電力不足とアンパンマン」

 

赤ちゃんへの放射性ヨウ素の影響

 東京都は23日、金町浄水場から国の基準を超える放射性ヨウ素が検出されたと発表した。「乳児が飲んでも直ちに健康に被害を及ぼさないが、念のためミルクを溶かす水などとして使わない方がいい」という内容だったが、時期が時期なだけに、案の定、東京近郊では「水パニック」が発生。編集部の近所にあるスーパーでも、その日の夕方にはミネラルウォーターが棚から全滅していた。 

 幼い子供を抱える母親だったら、誰しも不安を抱えるこの状況。そんな心配を払拭すべく、Twitterでは9ヵ月乳児の母で、普段、放射線を仕事で使っているという方が、今回起こりうる影響をやさしく解説。「『今日の水道水』を1日2L飲むとする。これを1年間続けると、ま、大体3.3msvです。甲状腺癌の発癌リスク「50msv」をもってきても、まぁ、ほど遠いわけで」とまとめていた。

【ニュース・時事】
Togetter:放射性ヨウ素のわかりやすいまとめ~東京の水道水が不安な乳児持ちママさんへ~

【トゥギャッター通信】第19回 「電力不足とアンパンマン」

 

本当は深いアンパンマン

 テレビアニメなどを通じて、子供に広く親しまれている『アンパンマン』。一見、お子様向けのストーリーにも思える同作品だが、その裏側には、原作者であるやなせたかしさんの人生哲学が込められている。そんな話を、テレビアニメを中心に活躍する脚本家、島田満さんがツイートしていた。 

 やなせさんは、第二次世界大戦を戦場で経験し、多くの人が命を落とす状況を目にしていたという。その中で正義とは何かと考え続けて、たどり着いた答えが「おなかがすいた人に食べ物をさしだす」ということ。アンパンマンが自分を顔をちぎって、おなかがすいた子供に無償で差し出すのには、そうした理由がある。他にも「本当のスーパーマンは、ほんのささやかな親切を惜しまないひと」といった名言が並んでいるので、ぜひチェックしてみよう。

【アニメ・ゲーム・マンガ】
Togetter:心に響くアンパンマンのことば

【トゥギャッター通信】第19回 「電力不足とアンパンマン」

 

次点のトゥギャり

 そのほか、今回紹介しきれなかった興味深いトゥギャりをリンクでどうぞ。とぅぎゃつうが好きな人は、こちらも楽しめるかもしれません。

【生活・ハウツー】
なぜ日本人は災害になるとトイレットペーパーに飛びつくのか

【雑談・語り】
NHK_PRさんは阪神・淡路大震災経験者だった

【ニュース・時事】
東大病院放射線治療チームによる「内部被ばくと福島の“牛乳問題”の解説」

 
協力:Togetterトゥギャッたん

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