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このトゥギャリはつぶやきの宝石箱や~

【トゥギャッター通信】第57回「ラピュタとアフリカ免許」

2011年12月17日 12時00分更新

文● めるり広田稔 イラスト●robops 編集●Web担サカモト

 トゥギャッターのまとめの中から「これは!」という注目のトゥギャりを厳選してピックアップ。今週の見所は、みんな大好き『天空の城ラピュタ』にまつわるトリビアやアフリカで自動車免許を取得するときに授かる緊張感ある教えなどなど、ツイッターでみんなが盛り上がった話題をまるっとチェック!

トゥギャッター通信:トゥギャッたん

 

もっと知りたい『天空の城ラピュタ』

 今月9日、日本テレビの金曜ロードショーにて『天空の城ラピュタ』が放映された。初上映が1986年と25年以上前の作品にも関わらず根強い人気で、Twitterでも多くのユーザーが映像を見ながら実況していた。中でも主人公のシータとパズーが「バルス!」と叫ぶシーンでは、多くのユーザーが一緒に投稿。そのせいもあって、何と番組放送中に2万5088件という過去最高の秒間ツイート数を記録したという。

 本記事は、そんな『ラピュタ』のトリビアに関するツイートを集めたもの。「宮崎駿監督はロボット兵が破壊されるシーンの絵コンテを『かわいそうだよなぁ……』と泣きながら描いていた」や、「ムスカ大佐は32歳のくせに19歳も年下のシータと『一緒に暮らす』と言うが、ムスカの中の人は35歳も年下の人と結婚した」など、スタッフ関連の豆知識が面白い。まとめを読んで、次回の『ラピュタ』の実況に備えておく!?

Togetter:「天空の城ラピュタ」のトリビアいろいろ

 

神秘的な皆既月食に思わずウットリ!

 今月10日、月全体が地球の影に隠れる“皆既月食”が発生した。今回は、欠け始めから終わりまでの過程が日本全国で見やすく、土曜日ということも重なって、多くのユーザーが空を見上げて写真や感想をツイートしていた。

 本記事はその皆既月食中の写真をまとめたもの。望遠鏡からスマートフォンまで、さまざまなシチュエーションで撮られた写真は実に神秘的。「生で見た」という人にも、もう一度楽しめる内容だ。なお、このまとめにはちょっとしたオチもあるので、詳細は自分の目で確かめてほしい。

Togetter:12/10 奇跡の皆既月食!みんなが撮った神秘的な写真30枚!

 

アフリカの路上は超危険!? ケニアの自動車教官の教え

 車の運転時に気をつけることというと、交通ルールを守る、譲り合いの精神を持つ……などを思い浮かべる人が多いはず。しかし、それは日本での話。海外に出れば、ドライバーに求められるものも変わってくる。Togetterでは、アフリカのケニアで運転免許を取得したという人が、現地で教習所の教官から学んだという常識を語っていた。

 「他の車のウィンカーを見るな。壊れてる」や「信号は守れ。だが守りすぎるな。壊れてる」は、お国柄(?)を反映した驚きの事実だろう。他人の車を一切信用せず、まともなのは自分だけだと思え……というわけだ。見るだけでも衝撃のまとめだが、アフリカの路上を運転する予定のある人は必見!?

Togetter:アフリカの路上で生き延びるには(ケニアの自動車免許取得・ズク教官の教え)

 

今年の漢字の“絆”、どういう解釈する?

 毎年、年末になるとその年の世相を漢字一文字で表す“今年の漢字”が発表される。今年は東日本大震災などの影響からか、“絆”が選ばれた。しかし、同じ漢字でもさまざまな意味が読み取れるもので、Twitterでは多様な意見が上がっていた。

 例えば震災後の世相を読み解いて、「『絆』という字は本来家畜や罪人の足を縛る綱という意味で、転じて人を束縛し不自由にさせる義理や人情の喩え」という人もいれば、「SNSでできる『つながりみたいな薄いものとは、本質的に違う』ものとして、“絆”こそ今の社会に求められているものでは」と主張する声も。“絆”の賛成派も反対派も、考えを深めるためにぜひ読んでほしい。

Togetter:今年の漢字『絆』ってこういう意味なんじゃないかな?まとめ

 

『小悪魔ageha』に見る雑誌の個性とは

 『小悪魔ageha』といえば、“age嬢”と呼ばれる雑誌モデルなどで知られる女性誌だ。同誌は今まで、ほとんどの女性誌でやっている付録を付けてこなかったが、編集長が交代した今月発売の1月号を機にその方針を転換した。本記事は、そんな最新の『小悪魔~』に対する感想をまとめたもの。つぶやきの主によれば、付録だけではなく、雑誌の内容自体が変わってきた、というのだ。

 例えば、『小悪魔ageha』の特徴であり、ネットでも有名になった「視線そらしてハットトリック流し☆」などの強烈なコピーが弱くなり、個性が薄くなったと感じているという。インパクト大なキャッチコピーや、モデルの強烈な内面を打ち出すことで部数を伸ばしてきた『小悪魔ageha』にとって、他の女性誌と大差の無い特集をやることは、雑誌の個性を消してしまいかねないと訴えている。ファンの心理を知ることは、出版業界のみならず、コンテンツ業界を考える上でも参考になるはず。

Togetter:女性誌の付録と毒を抜かれていく「小悪魔ageha」について

 

次点のトゥギャり

 そのほか、今回紹介しきれなかった興味深いトゥギャりをリンクでどうぞ。とぅぎゃつうが好きな人は、こちらも楽しめるかもしれません。

【生活】
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町山智浩さん(@TomoMachi)がつぶやいた、2011年にアメリカで公開された映画を6分にまとめた"2011: The Cinescape"への反応まとめ

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協力:Togetterトゥギャッたん

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