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気にならないと言ったらうそになる!

【トゥギャッター通信】第8回 「ASUSと回文」

2010年12月25日 12時00分更新

文● 広田稔 イラスト●robops 編集●Web担サカモト

 トゥギャッターのまとめの中から「これは!」という注目のトゥギャりを厳選してピックアップ。今週の見所は、ASUSの正しい読み方を中の人が教えてくれた話や恐るべき回文の数々など、ツイッターでみんなが盛り上がった話題をまるっとチェック!

トゥギャッター通信:トゥギャッたん

 

タダで見られる月食写真集

 21日、地球が太陽と月の間に入って、地球の影で月が欠けるという“皆既月食”が起った。2007年8月以来の現象で、全国どこでも見られるとあって、Twitterでもさまざまな場所から写真付きの報告が相次いだ。

 その写真を一挙に見られるのが本まとめ。当日、見た人も見られなかった人も、暗闇にくっきりと浮かび上がる神秘的な赤い月をぜひ追体験してみよう。 

【テクノロジー・サイエンス】
Togetter:皆既月食 2010/12/21

【トゥギャッター通信】第8回 「ASUSと回文」

 

中島誠之助のすご過ぎる話術

 中島誠之助さんといえば、バラエティー番組“開運! なんでも鑑定団”にレギュラー出演する古美術鑑定家だ。決め台詞の「いい仕事してますね」は、一時期大流行してさまざまなところで聞かれた。

 その中島さんの“話芸”についての評論がTogetterでまとめられている。なんでも鑑定団に登場した美術品が偽物だった場合、ほかの鑑定士はいきなり欠点を上げつらいがちだが、中島さんはまず作品をほめて、その後に「あえて上げるとすれば」と欠けたところを指摘。最後に「いい仕事してますねえ。これを大切にしてください」といった具合に締める。依頼者の心をつかみ、偽物でも鑑定を依頼してよかったと思わせる点で違う。

 一連の評論をつぶやいているユーザーは、「実は騙されてすごく安く買い叩かれても、何故か気分がいい。それが商売人の語りだ」とまとめる。話術はどんなシチュエーションにおいても役立つもの。みなさんもまとめを読んで参考にしてみてはいかがだろう。

【芸能・スポーツ】
Togetter:「なんでも鑑定団」に出てくる中島誠之助の語り。ああいうのがなんというか、本来の「商売人の語り」なんだとは思う。

【トゥギャッター通信】第8回 「ASUSと回文」

 

恐るべき回文

 回文はTwitterでも人気のネタで、毎日、“#kaibun”タグで新作が投入されている。その中でも注目したいのが、ダ・ヴィンチ・恐山(d_v_osorezan)さんの作品。同氏は、多くのツイートがユーザーにお気に入りされることで知られる“うまいこと言い”の人物で、回文も頻繁に投稿している。  過去につぶやいた回文をまとめた本記事では、「アフリカばかり不安だよ。」や「森ガール眼科行くと人喰い、カンガルー狩りも。」、「北がいたって韓国やはり早く来んか。撤退が多岐。」など、よくぞ思いついたという作品がずらり。「死」を回文と言い張るのもダ・ヴィンチ・恐山さんらしい?

【ネタ・お笑い】
Togetter:回文まとめ

【トゥギャッター通信】第8回 「ASUSと回文」

 

ASUS、どう読む?

 “アスース”、“アサス”、“エイサス”──。あなたはどの名で読んでます? ASUS(ASUStek)といえば、自作PCパーツやネットブックの“Eee PC”シリーズなどを提供している台湾企業。しかし、日本のPC業界ではこのASUSの呼び方がバラバラで、どれが本物かという議論がたびたび起こっている。

 今回、17日にブログメディア“Engadget”が「北米圏では“エイスス”と呼ばれている」と記事で紹介したことで、呼び名問題が再燃。ネットで話題になったことで、ASUSの公式アカウントがTwitterで「日本での読み方はアスースが正式です。日本の場合、アスースが社名なので変える場合は社名変更になってしまいます」とコメントするにまで至った。

 ちなみにASUSによれば社名の由来はペガサス(Pegasus)で、「市場に問うすべての製品に高レベルの品質と独創性を吹き込むことにより、機知に富むペガサスが象徴する強さ、創造性、純粋さを具体的に実現する」という意味が含まれているそうだ。

【コンピュータ・ネット】
Togetter:ASUSの正しい読み方

【トゥギャッター通信】第8回 「ASUSと回文」

 

笑いが止まらないアーティスト名

 Twitterでは想像もつかない言葉遊びに出会うことがある。先週、一部で流行したのが、アーティスト名の文字を入れ替えるというもの。

 表題となっている“フンク・ピロイド”は、プログレロックの“ピンク・フロイド”が元だ。ほかにも、“ガイモン&サーファンクル”(サイモン&ガーファンクル)や“ボン・ジョンボビ”(ジョン・ボンジョビ)など、腰砕けネームが満載。いずれも深い意味はないが、元のアーティストのイメージを崩す語感に思わず口元が緩んでしまう。洋楽好きなら電車の中では読まない方がいいかもしれない。 

【教養・ビジネス】
Togetter:フンク・ピロイド

【トゥギャッター通信】第8回 「ASUSと回文」

 

次点のトゥギャり

 そのほか、今回紹介しきれなかった興味深いトゥギャりをリンクでどうぞ。とぅぎゃつうが好きな人は、こちらも楽しめるかもしれません。

【社会・国際・経済】
アメリカ海軍がもつ強力な生物兵器の写真

【雑談・語り】
殺伐とした車内を和ませた車掌さんの一言

 

 
協力:Togetterトゥギャッたん

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