トゥギャッターのまとめの中から「これは!」という注目のトゥギャりを厳選してピックアップ。今週の見所は、アメリカ・ネバダ州で毎年開催される奇妙なイベント『バーニングマン』やわかりにくい案内板のサインについて、などなど、ツイッターでみんなが盛り上がった話題をまるっとチェック!
突っ込まずにいられない有名俳優のイラスト
「どうしてこうなった」と、思わずつぶやいてしまいそうなのがこのまとめ。俳優の田辺誠一さんが、町で見かけた車がかっこよかったので車種を知りたいとTwitterにイラストを投稿したのだが……。その絵がどう見ても適当過ぎる! このボケ(?)に対して、ほかのユーザーから「フェラーリ458イタリアではないでしょうか?」や「ベルトーネX1/9ですかね」といった候補がよせられたものの、結局、何の車かは分からなかった。
田辺さんはお礼とともに、「現代のような情報社会でも車種の特定は難しいですね。もう、格好いい車を見たのかさえ、自信が無くなってきました」と返す。こんな面白いギャップを見せつけられたら、ファンにならざるを得ない!?
Togetter:俳優の田辺誠一氏(@tanabe1969)によるどう見ても情報が足りないツイートとそれに対する回答
家電量販店で見るサムスンの勢い
家電やPCの分野において日本企業が苦戦し、代わりに韓国や台湾のメーカーが伸びている──。日々流れてくるニュースから何となくそんな時代の趨勢を知っているという人も多いはず。しかし、実際に海外まで行って、確かめた人は少数派だろう。今週、世界一周中というTwitterユーザーが、オランダの大型家電量販店を訪れた感想をつぶやいていた。
お店で特に目立ったメーカーはサムスンで、冷蔵庫や携帯電話、ノートパソコン、Androidタブレット、大型液晶ディスプレー、Blu-rayプレーヤーといった分野で「脅威というか、既にそういうレベルではない」存在感を出してるようだ。一方、日本企業が多かったのは、カメラやプリンター、ゲームコーナーなど。コメント欄にはオランダ以外の状況もよせられているので、興味のある人は読んでみよう。
Togetter:欧州オランダの家電量販店から感じた日本企業(ソニー等)と韓国企業(サムスン等)の勢いについて。
ビジネス面からみる漫画家
漫画のクオリティーを落とさず、収益をあげるにはどうすればいいか。クリエイターの台所事情について、『海猿』や『ブラックジャックによろしく』といった作品で知られる人気漫画家の佐藤秀峰さんが、具体的な数字をあげて解説していた。
収益を大きく左右するのは、スタッフを雇うかどうかという点。特に週刊連載を持っている漫画家は、タイトなスケジュールをこなすために、アシスタントや作画スタッフを雇っていることが多い。漫画家の収益は、主にコミック誌の原稿料と単行本の印税のふたつだが、駆け出しの頃は原稿料が低いため、大半が人件費で消えてしまうという。収益は印税で出すことになるが、そもそも単行本にならない漫画もある。そうした背景から、佐藤さんはコミック誌だけで暮らしていくためには、「1人でコツコツとスローペースで描くこと」か、「スタッフを違法に働かせ」て人件費をカットする2つの方法しかないと語っていた。
Togetter:佐藤秀峰「僕の収入は町工場の社長くらい」漫画家として生きるには?
世界一の奇祭!? “バーニングマン”を写真レポート
8月28日から9月5日まで、アメリカのネバダ州で“バーニングマン 2011”が開催された。普段は何もない砂漠に町を作り1週間暮らす、貨幣経済が禁止されているので水と食料は自分たちで持ち込む……と、概要を聞いただけでもただならぬ雰囲気のイベントだとわかる。25周年の今年は、世界中から5万人が集まったという。
Togetterでは、そんな奇祭に参加した方の写真付きレポートがまとめられていた。電飾で飾られまくったおバカな乗り物、コスプレや全裸の人々、燃やされる巨大モニュメントなど、写真を見てるだけで現地の興奮がびんびん伝わってくる。その一方で、参加者同士でハグし合ったり、惜しみなく酒を振る舞ったりと、愛と平和にあふれた側面も見て取れる。ぜひ追体験してみよう。
みんなで考える案内板のデザイン
今週、あるユーザーが投稿した写真をきっかけに、新宿エルタワーにある案内板が分かりにくいとTwitterで話題になっていた。3×3のマス目にアイコンをおいて、エレベーターやエスカレーター、トイレの位置を矢印で案内しているが、配色や配置がまずいのか、何がどこにあるか伝わってこない。そんなデザインを見て単に「これはひどい」で終わらないのが、Twitterの面白いところで、何人かの方がフォトレタッチした代案を投稿していた。どこをどう直せば分かりやすくなるのか。デザインに興味のある人なら必見だ。
Togetter:新宿案内図問題:新宿エルタワーのサインのデザインがわかりにくい
次点のトゥギャり
そのほか、今回紹介しきれなかった興味深いトゥギャりをリンクでどうぞ。とぅぎゃつうが好きな人は、こちらも楽しめるかもしれません。
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