第14回
ほぼ見放題じゃん! 社内情報にアクセス規制がない企業がなんと25%、3人に1人が「業務外の情報を覗き見」してるヤバい実態
2026年04月14日 12時00分更新
自社の機密情報は適切に管理され、しっかりと守られている──そう考えている企業は多いはずだ。しかしその前提は、想像以上に危うい可能性がある。
とある調査で明らかになったのは、企業の情報管理の“想定外にゆるい実態”だった。
まず注目すべきなのは、社内の情報アクセス環境だ。調査では、「社内の広い範囲の情報に自由にアクセスできる」と答えた回答者が25.3%にものぼった。つまり4社に1社は、社員が、社内の情報を“見放題”に近い状態にあることになる。思ったより、ずっと多くないだろうか?
もっと深刻なのは、社員側の行動だ。
「業務に関係のない情報を閲覧したことがあるか」という問いに対し、32.7%が「ある」と回答。実に3人に1人は、業務外の社内情報にアクセスしている計算になる。そのうち13.7%は、「興味・関心」といった私的な動機でのアクセスだ。つまり、“ちょっと気になったから見る”程度の感覚で、社内情報に触れられる環境が、想定以上に多く存在しているということだ。
問題は、「自由に見られてしまう」だけではない。
およそ8人に1人は、「業務デバイスから情報を制限なく持ち出せる」と回答している。つまり、「閲覧できる」環境と「持ち出せる」環境が重なっているケースが、一定数存在しているのである。
たびたびニュースを賑わせる企業の情報流出。その主要な原因のひとつは「社内の従業員」だ。そして今回の結果が示しているのは、そのリスクが思った以上に、“普通の業務環境”の中に存在しているという事実だろう。
社員が無断で情報持ち出し、何百万人分の個人情報が流出……そんなニュース、決して他人事ではない。
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