超ボーマスに超パーティー、超神社ニコニコ超会議のチラ見せをまとめてみた

2012年04月10日 23時00分更新

　4月28、29日は、ニコニコ動画の一大イベント『ニコニコ超会議』の日！　ニコニコ動画のほぼすべてを地上に再現するというコンセプトで、幕張メッセの1～8ホールとイベントホールを借りきって実施する。4月6日には、毎月恒例となっている“ニコニコ超会議　まるごと大発表会＆ニコニコ動画新バージョン（Zero）チラ見せ in ニコファーレ”という生放送を実施して、10個の新要素とニコニコ超パーティー、ニコニコ動画の新バージョン“（ZERO）”について詳細が明らかになった。約3時間に渡るイベントで発表した内容を2回に渡ってまとめていく。

　まずは基本的な情報から。ニコニコ超会議は、1～8ホールで昼に実施するブース展示と、隣にあるイベントホールで夜に開催するライブ“ニコニコ超パーティー”、“NicoNico Dear Girl超公開生放送ステージ”からなる大イベントだ。ブース展示は1～3ホールが無料、4～8ホールが有料ゾーンとなっている。有料ゾーンに入るためには、前売り1000円、当日1500円のチケットが必要（ともに1日あたり）。現在、各チケット窓口で購入できるほか、ニコ動内でもニコニコポイントを1000ポイント消費して入手できる。

　ホールは全長520メートル、横幅が120メートル。広さにして5万4000平米で、サッカーのピッチが8.5個入り、Jリーグの試合ならば1節まるごと同時にできるぐらいに広いとのこと。この中に、アイドルマスター、踊ってみた、ゲーム実況、軽音部、ビリー・へリントンなど、ニコ動の各カテゴリーを再現したブースのほか、“THE VOC@LOiD 超 M@STER20”や“東方不敗小町7”といったニコ動おなじみの招致イベントも同時開催する。展示ブースの配置も明らかに。発表会では、CGを使って位置をわかりやすく解説していた。

　当日は有料ゾーンの入口でニワンゴ杉本社長と中野運営長がしているリストバンドとチケットを交換して入場するカタチだ。バンドがあれば当日の再入場も可能。

■ニコニコ超パーティーの出演者情報第5弾
　超パーティーは、ニコ動の歌ってみたや踊ってみた、演奏してみたといった音楽だけでなく、生放送、技術部、ボーカロイド、東方Project、アイドルマスター、MikuMikuDanceなど、さまざまなカテゴリーをカバーするライブイベント。さらに、広瀬香美やgalaxias!、JAM Projectなどニコ動とゆかりの深いアーティストが“降臨してみた”として参加。2日間で230名超が出演する、かなり内容がぎゅっと詰まったライブだ。リアルチケットは完売。生中継されるネットチケットは、1日目が1500円、2日目が2000円、2日とおしで現在2500円となっている（累進価格制を導入しており今後、上がる可能性あり）。

　出演者の第5弾も発表。柴崎コウ、DECO*27、TeddyLoidのユニット“galaxias!”、ボーカロイドPのOSTER Projectなどが登場。

　生主（ユーザー生放送の提供者）でセクシータレントの片桐えりりかさんも“演奏してみた”枠で出演。合成歌声ソフトのUTAUから“重音テト”も出演と、ますますカオスな状況に!?

■超会議の中心“ニコニコ超神社”では結婚式を開催
　ブース展示のど真ん中にあたる4ホール中央には“ニコニコ超神社”が建立される。元々、ニコニコ神社は、東京･原宿にあるアンテナショップ“ニコニコ本社”に設置していたもので、ほこらの前に立って参拝する姿を神様たち（全国の視聴者）に生配信してコメントをもらえるという内容だ。

　高さはなんと5メートル！　キリンの身長とほぼ同じらしい。階段も用意してかなり本格的だ。

　この神社では、2日間とも14時から30～40分ほどかけて神前結婚式を実施する。ニコ動で知り合ったカップルを募り、20組ほどの応募があった中から2組が選ばれて、みんなに祝福される形だ。ブーケトス、フラワーシャワー、人力車で会場を練り歩く企画もあるというから、“幸せのおすそ分け”でニコニコできそうだぞ！

　神社の両サイドには縁日が出現。たとえば、かき氷、ポポポポップコーン、テレビちゃん焼きなどを販売する。ポポポポップコーンは、例の「ぽぽぽぽーん」のCMキャラクターが器に貼られてるとのこと。

■ボーカロイド関連のブースも充実
　ボーカロイド関連の情報では、以前に生放送特番をまとめたもの（関連サイト）に加えて、ボーカロイド関連の同人イベント“THE VOC@LOiD 超 M@STER（ボーマス）”のユーザー出展者向け諸注意などが明らかになった。

　ボーマスの参加サークル数は2日間で618と過去最大。会場の入り口から見ていちばん奥にある8ホールをすべて使う。

　出演者には有名ボカロPや歌い手、絵師、動画師などがずらり。委託販売なども多いので、目当てのクリエイターが来場するかどうか、その人のTwitterやブログなどでチェックしておこう。

　サークル出展者は、出展証を身につけて8時30分に入場する。来場者が行く場合、ブースが有料ゾーン内にあるので超会議の入場チケットが必要になる。通常のボーマスとは異なりカタログはなくてもオーケーだ。

■対戦格ゲーの祭典“闘劇”の予選を開催
　こちらも既報（関連サイト）のように、対戦格闘ゲームの全国大会“闘劇 2012”の特別予選も7ホールで実施する。今回は対戦タイトルと、エントリー方法を明らかにしていた。

　4月28日は『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション Ver.2012』、『バーチャファイター5 Final Showdown』、『ストリートファイターⅢ　 3rd STRIKE』を、4月29日は『アクアパッツァ』、ペルソナ4 ジ・アルティメットインマヨナカアリーナ』、『鉄拳タッグトーナメント2　アンリミテッド(仮題)』の予選を開催する。

　事前エントリーは近日開始予定。当日エントリーは7ホール前の中央モール2階にて9時30分より受け付ける。参加料は無料だが、有料ゾーンなので超会議のチケットは必要。エントリー多数の場合は抽選になる。

　29日の15時30分から、スタープレイヤーがコンセプトマッチで対戦するという。スライドに書かれたハイタニさん、ふ～どさん、MDRさんのほか、ときどさんとマゴさんも参戦が決定した。

　無料ゾーンの2ホールには“超ゲーム実況”ブースを用意。マリオカートWii、ロックマン2、ぷよぷよ、熱血高校ドッジボール部（なつかしい！）などのゲームが実況されるという。実況体験ブースも用意するという。

■ニコ生主集まれ、ナマケットをリアル開催！
　4ホールには、ニコニコ生放送関連のブースを用意。“超リアルナマケット”は、4人の生主をステージにあげてホワイトボードを使ったテーマトークをしてもらい、公式生放送で観ているユーザーに誰がいちばんおもしろかったかを決めてもらうという企画だ。生主なら誰でもブース前に並んで参加可能。1位に選ばれれば放送の最後に1分間のアピールタイムがもらえる。さらにゴールドチケット10枚などの特典もあるので、生主ならぜひとも参加すべし。