究極のエビカツサンドがニコニコ超会議で食べられる！フードコートのコラボ料理が決定

2012年03月21日 22時00分更新

　4月28、29日、ニコニコ動画で過去最大級を誇るイベント“ニコニコ超会議”が幕張メッセにて開催される。“ニコニコ動画のほぼすべてを地上に再現”というテーマに、昼は展示ホールにてブース展示、夜はとなりのイベントホールで“ニコニコ超パーティー”というライブをそれぞれ提供予定だ。

　ブースは超ニコニコ神社やカンファレンスなど、ドワンゴ主催のものだけでも50を超える。そんなブース巡りに疲れたら、ぜひ展示ホール内に設けられた“超巨大フードコート”でひと休みしたいところ。3月19日、ニコニコ生放送にて、このフードコートで提供するサンドウィッチを決めるという番組を放送。見事、クッキングSパパさんが投稿した“海老カツサンド♪　～チリ＆タルタルソースで！～”が選ばれた。生放送の現場を訪れた取材班も、その絶品を味わってきたぞっ！

　生放送はグラビアアイドルの喜屋武ちあきさんを司会に、ニコニコ動画の運営長・中野真氏、生主（ユーザー生放送の提供者）のねぎたんさん、服部栄養専門学校の講師・若松貴之氏が出演。その場でつくったものを実際に試食して評価していた。

　超巨大フードコートは、全30店舗の飲食店に加えて、テーブルやイスが並ぶ休憩スペースだ。ここでしか食べられないオリジナルメニューとしては、“ご当地テレビちゃん presents 『食の祭典』全国グルメエリア”、タイアップ企画フードメニュー、ニコニコ料理祭コラボ“サンドウィッチ”という3つの企画を用意する。

　タイアップ企画フードでは、その名のとおりニコ動で人気の動画を再現したり、人気キャラなどとタイアップしたメニューを提供する。たとえば、“あの！オムライス”や、“ハイポーション作ってみた。”の動画で知られる“オリジナルポーション”、パンツレスリングシリーズの空耳ワードが元になった“ホイホイあんかけチャーハン”といった具合だ。

　今回決めたサンドウィッチのメニューは、ニコ動内でユーザーが不定期で実施しているイベント“第10回ニコニコ料理祭”とコラボレーションした企画になる。ユーザーが投稿した141のオリジナルレシピ動画からこれまたユーザー投稿で3作品を絞り込み、この生放送で提供メニューが決まった。

　こちらが今回決まった“海老カツサンド♪　～チリ＆タルタルソースで！”。会場での価格は800円ぐらいを想定している。

　調理は、若松氏の弟子である服部栄養専門学校の川瀬幸司氏と、ニコニコ本社のカフェに勤務するSEAKさんが担当。カツは、エビとタラ、大和芋、卵をまぜて味を整え、小麦粉、卵、パン粉をつけて揚げる。焼いたイングリッシュマフィンに挟んで、チリソース、タルタルソースという2つのソースをかけたら完成！

　若松氏は「エビの背わたを取ったりとかの下準備がすごい。エビチリの中華っぽいのがおいしい」と太鼓判を押す。ねぎたんさんも「とまらないです」と高評価。

　投票はユーザーアンケートの1位が1票、現場の審査員がそれぞれ1票ずつ権利をもっている。結果は生放送のユーザーアンケートで49.9パーセントの支持を得て1票。審査員から2票を得て、海老カツサンドが超会議のフードコートに出店するメニューに選ばれた。

　取材班も試食ちゃいました。感想は、広田「エビカツのジューシーさとチリソースの辛さ、タルタルソースの濃厚さが口の中で混ざって、まさに味の宝石箱や～!!!」。ガチ鈴木「タルタルソース、チリソース。それぞれでエビフライもエビチリを両方味わえる。エビ好きのオレは、まさにオレ得メニュー。味も絶品」と、あまり上手に伝えられなくてすいません。

　惜しくも最終選考から漏れた2品も、現場でもかなり評価が高かった。ノリッチさんの“バジルとトマトとモッツァレラのパニーニ”は、ねぎたんさんいわく「胃粘液がよろこんでいる」と名言が飛び出す高評価。中野運営長は、本来嫌いなトマトを口にして「意外とおいしい。オレの知ってるトマトじゃない」と、現場で好き嫌いを克服していた。

　ハチさんの“ニコニコホットサンド”は、まずパンの上にあずきをしいてチーズをのせてパンで挟む。アルミホイルの型を置いてオーブンで焼き、ポッキーを挟むと、ニコニコ動画のシンボル“ニコニコテレビちゃん”ふうに完成。中野運営長は「あずきだけだとしつこいけど、チーズが入ることでいける。ニコニコ本社で出せるか検討してみる」とほめていた。