トゥギャッターのまとめの中から「これは!」という注目のトゥギャりを厳選してピックアップ。今週の見所は、秋葉原ラジオ会館のネオン看板撤去の模様レポや体験入隊から知った自衛隊のことなどなど、ツイッターでみんなが盛り上がった話題をまるっとチェック!
自衛隊に体験入隊、そこで得たものとは……
自衛隊は、災害などが起こった際にテレビやネットのニュースなどで見かける機会が増える。しかし、その実態を知らない人も多いのではないだろうか。今回、Togetterで発見したのは、自衛隊に体験入隊したという人のツイートをまとめたもの。このユーザーは戦車に乗れる、スキー訓練ができるなどということを聞きつけて、単純に面白そうだという理由で志望したという。が、その内容は「予想以上」のものだった。
本まとめは二部構成になっていて、前半では体験入隊の流れが読める。入隊といっても、あくまで説明を受けた上で簡単な訓練をするというもの。「そば打ち体験とかとレベルが変わらない」と本人が言っているように、新兵というよりも客人のような扱いだったようだ。それでも、戦車に乗せてもらうなど、得難い体験ができた様子。
後半では、被災地への慰問に行った様子がまとめられている。そこでの経験により、今までは「謎の存在」に思えていた自衛隊も「普通に生活している、普通の人」であるということ、それなのに有事となれば命を賭して国民を守ってくれる人たちであるということがわかったという。自衛隊に関心が無いという人こそ、ぜひ読んで欲しい記事だ。
Togetter:自衛隊の体験入隊に行ったら大変なことになった。
「紙に印刷したほうが間違いに気づきやすい」のはなぜ?
電子書籍をタブレットで読む、PCで作成した原稿をメールで送信する……など、ペーパーレスが叫ばれているこの時代だが、ディスプレーでは分からなかったミスが、紙に印刷して確認すると気づくという話も珍しくない。そんな「どうして紙を見るまで間違いに気付かない?」という疑問を、あるユーザーがTwitterで投げかける。同じ事を考えていた人は少なくなかったようで、多くの人がこのツイートに反応を返していた。
疑問への回答として、実物が手元にあるから意識が集中する、紙は平面に見えるが手に持てる立体である……というように、バーチャルと実物の違いを挙げる意見が多かった。他には、ディスプレーだと拡大して全体が見えにくくなるが、紙だと常にどこかで全体を見ているというように、チェックする際の視野に対する比較も見られた。また「ウェブページのミスはモニタのほうが見つけやすいが、紙のミスは出力紙のほうが見つけやすい」という指摘もあり、人によって様々な視点があるようだ。編集に携わっている人は必見だろう。
Togetter:どうして紙にプリントアウトした方が圧倒的に間違いに気付きやすいのか
秋原葉ラジオ会館の看板にさよなら
JR秋葉原駅の電気街口にあり、50年近く秋葉原の顔としてお馴染みだったのが、『秋原葉ラジオ会館』だ。ゲーム『シュタインズ・ゲート』などで取り上げられたこともあり、地方在住でも知っていたという人は多いはず。しかしこの歴史ある建物も老朽化には勝てず、昨年夏に閉館してしまった。現在は取り壊し作業が行われており、今月7日には、ついに『秋原葉ラジオ会館』と書かれたネオン看板が撤去された。長年に渡って愛されてきただけに、看板の撤去作業を見ようと駆けつけた人も多かったようだ。
まずラジオの“ジ”の濁点だけが撤去され、“秋原葉ラシオ会館”に。そこから溶接やクレーンでの作業を経て、少しずつ看板が外され、一切無くなるまでの流れを画像付きで見ることができる。写真だけでなく、ラジオ会館にまつわる思い出をつぶやいたツイートも見られ、何とも感傷的だ。このまとめで、当日のお別れムードを追体験しておこう。
Togetter:秋葉原ラジオ会館のネオン看板撤去工事の様子
iPhoneに「愛してる」と言うとどうなる?
今月8日、AppleはiPhone用OSの最新バージョン、『iOS 5.1』を発表した。中でも、音声アシスタント機能『Siri』が日本語に対応したのが大きな話題となった。Siriは、iPhoneに向かって話しかけることで、その音声を認識し、ユーザーを手伝ってくれるというもの。例えば、「今日の天気は?」と聞けば『天気』の画面を表示してくれる、何か知りたいことを聞けばWebで検索してくれる……という具合だ。話しかけた言葉に直接反応を返してくれるとあって、試してみた結果をTwitterにつぶやく人が多数現れた。
中でも目立ったのが、「愛してる」「結婚して」など、アシスタントとは関係のない内容を尋ねるユーザーたちだ。それに対してSiriは「まだお互いのことをほとんど知らないじゃないですか」「どのApple製品にもそう言っているんでしょう」と、大人の対応(?)を見せていた。また、「auとソフトバンクはどっちがいい?」という質問に「どちらでも同じことだと思いますけど」と返したりと、機転の利いた反応も見せる。iPhoneユーザーならずとも楽しめる記事だろう。
ITエンジニアの死亡フラグとは
どんな職業でも、それを聞いたらまずい予感がする……という言葉があるものだ。そんなあるあるネタのうち、ITエンジニアに特化したものが「#ITエンジニアの死亡フラグ」というハッシュタグでTwitterに投稿されていた。
「今日は定時で帰れそうだな」や「すぐ終わると思うからこれお願い」などの定番系から、「//ここ消すと何故か動きません」「/* 一時的な対応。あとで修正する。 */」といったコード系など、様々な“死亡フラグ”が並んでいる。中には、「業界に入った時点で死亡フラグ」などの世知辛い意見も。ITエンジニアにとっては「あるある」と笑うよりも、むしろ身につまされてしまうまとめかもしれない……。
次点のトゥギャり
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