先週話題になったソーシャルのニュースの中から厳選してお届けする週刊ソーシャルニュース(WSN)。Googleニュースアプリ誕生、Vineが日本語化など、ニュース全15本をダイジェストでお届け。先週1週間のウェブの主要ニュースをチェックして、今週をスタートしよう。
【11/14】
■iOS版Gメールアプリ、iPad版が一新
新しくなったiOS版アプリ『Gメール』がアップデート。iPad版では横画面表示で画面左側にナビゲーションバーが表示され、アカウントの選択や受信トレイの切り替えがワンタップでできるようになり、縦画面表示ではメールの全画面表示が可能になった。さらに、全画面表示のままメールの作成も可能、スクロール操作もスムーズになった。(関連サイト)
■Google検索英語版Androidアプリで会話式の指示が可能に
アップデートされた『Google検索』の英語版Androidアプリでは、“Send a message(メッセージを送る)”、“Who would you like to text?(誰に送る?)”、“Akihisa Suzuki”、“What's the message?(メッセージの内容は?)”、のように、メールやメッセージの送信、スケジュールの確認などを会話形式で支持できる多段階呼び出し(multi-step calling)機能が追加された。(関連サイト)
【11/15】
■Facebook、プライバシーポリシーを一部変更
Facebookは8月に発表した“データの使用に関するポリシー”および“利用規約”を発効。その際ユーザーからの批判を受けていた、未成年ユーザーデータの広告利用に関する文言を削除した。この文言内には、“未成年ユーザーが規約に同意した場合、すでに両親あるいは保護者からの同意を得ているものとする”ことを意味する記述があった。(関連サイト)
■任天堂、ドワンゴ株式の1.5%を取得
ドワンゴは同社発行済株式総数の1.5%にあたる61万2200株を任天堂が取得したと発表。価格は約11億4000万円(1株当たり1864円)。両社は『Wii U』向けアプリ『ニコニコ』の提供などですでに協業を行なっており、今後「さらなる関係強化を図り、強みを持ち寄りエンタテインメント業界において今までにないユニークなインターネット・エンタテインメントサービスの創造に取り組んでいく」としている。(関連サイト、PDF)
■ファミリーマート、住民票の写しなどを発行するサービス開始
ファミリーマートは、住民基本台帳カードを利用し、店内に設置したマルチコピー機から“住民票の写し”、“印鑑登録証明書”、“戸籍証明書”などを発行する自治体証明書交付サービスを全国のファミリーマート店舗約1万店で12月19日(沖縄県内の店舗では9月より先行開始)から開始することを発表した。利用時間は6時30分~23時00分。なお、利用には住民基本台帳カードと、各市区町村の窓口でコンビニで取得するための利用手続きが必要。(関連サイト)
■Google、フィリピン台風の最新航空写真を公開
Googleは台風30号で大きな被害を受けたフィリピン、セブ島やサマール島の最新航空写真を『Google災害マップ』で公開した。また、50万ドルの寄付をCAREとフィリピン赤十字社に実施し、行方不明者を捜索する『パーソンファインダー(英語版のみ)』の提供も行なっている。(関連サイト)
【11/18】
■個人間売買サービス『mixiマイ取引』のiPhoneアプリが公開
ミクシィは2013年7月にサービスを開始し、毎月12万人以上のユーザーが利用している個人間売買サービス『mixiマイ取引』のiPhoneアプリを公開した。取引する商品の写真を撮影してすぐに出品できるなど、スマホアプリならではの機能も用意されている。(関連サイト)
【11/19】
■Snapchatの写真アップロード件数がfacebookを抜いた?
米CNETは、米国の写真SNS『Snapchat』は現在1日あたり約4億枚のスナップを処理しており、約3億5000万件を処理しているFacebookを抜いた可能性があると報道した。『Snapchat』にユーザーが送信した写真や動画は、別のユーザーが開くと数秒後に消滅し、履歴を残さないサービスとしてティーンエイジャーを中心に人気が爆発している。
■Twitter、スマホアプリが検索機能を強化
TwitterはiOS/Android版のアプリをアップデート。キーワードによる検索結果の表示タイムラインを“画像”、“動画”、“ニュース”、“ユーザー”といったカテゴリーや“すべてのツイート”、“トップツイート”、“あなたをフォローしているユーザー”などの条件で絞り込むことができるようになった。また、“見つける”タブの“トレンド”から、トップキーワードや関連ツイートを閲覧することも可能になった。(関連サイト)
■Twitter、フォロワーからのDM受信を撤回
Twitterは、10月から試験的に実装されていた“自分がフォローしていないフォロワーからのDM受信”機能を削除したようだ。実装も削除もTwitterからの公式発表はないが、9月の公式ブログには「ユーザー体験向上を目的とした実験を予告なく行なう」とあり、今回の件はその一環だとの見方だ。(関連サイト)
【11/20】
■Google Walletと連携するカードが米国で提供開始
Googleは、決済サービス“Google Wallet”と連携し、実店舗やオンラインストアでのショッピング、ATMからの現金引き出しなどに対応する物理的なデビットカード“Google Wallet Card”の提供を米国内で開始した。カードの作成、年会費共に無料だが、1日に利用できる額は5000ドルまでとされている。(関連サイト)
■Pinterest、地図にピンを付けられる新機能を発表
先日日本語化されたばかりの画像SNS『Pinterest』は、ユーザーが作成した“ピン”に位置情報を付加し、地図(foursquareを利用)上で表示できる“Place Pins”を発表した。この機能はユーザーの“ピン”をまとめた“ボード”の作成または編集時に“マップを追加”にチェックを入れると利用可能。説明文などを追加し、オリジナルのレストランガイドや旅行ガイドなどを作成できる。(関連サイト)
■Instagram、Windows Phone版アプリをリリース
Facebook傘下のInstagramは、多くのユーザーから要望がよせられていた同サービスのWindows Phone用アプリベータ版をリリースした。現段階では位置情報の付加や動画のアップロードはできないが、順次実装されていくようだ。(関連サイト)
【11/21】
■Google Playニューススタンドが公開
Googleはニュースフィードなどを雑誌ふうに表示する『Googleカレント』と、電子雑誌ストア『Google Play Magazine』(日本では未提供)を統合したアプリ『Google Playニューススタンド』を公開した。コンテンツはオフラインでの表示も可能、Googleカレントのデータもそのまま引き継がれる。また、Android版『Google翻訳』もアップデート。サポートする言語が増え、会話翻訳機能などが向上した。(関連サイト)
【11/22】
■Twitterの動画SNS『Vine』が日本語化
Twitterは、6秒間のループ動画を撮影と共有ができる動画SNSアプリ『Vine』の日本語版(iOS/Android)を発表した。Vineは今年1月に提供を開始し、登録ユーザー数はすでに世界で4000万人を超えている。(関連サイト)
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