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Yelp国内サービス開始 ソーシャルライター田口の厳選ニュース16本

2014年04月14日 08時00分更新

 話題になったソーシャルのニュースの中から、ライター田口が厳選してお届けする週刊ソーシャルニュース(WSN)。ライス元国務長官を取締役に迎えた日に、新アプリ『Carousel』のリリースなど重要ニュースを3つもぶつけてきたDropbox、推定時価総額は1兆円を超えており上場も間近か。

【4/2】

■ソニー、ソーシャルショッピングサイト『BUYMA』の筆頭株主に
 世界100ヵ国を超える海外在住のバイヤーから世界中のブランド品を購入できるソーシャルショッピングサービス『BUYMA』(会員数約170万人)を運営するエニグモは、筆頭株主がソネットからソニーに変更となったことを発表した。(関連サイト、PDF

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■MS、アップルに対抗した車載システムのデモを公開
 米マイクロソフトは、開発者向け会議『Build 2014』において、Windows Phone端末を車載器に無線でミラーリングする『IVI+Windows』のコンセプトデモを行なった。アップルが発表した『CarPlay』に対抗するものと思われるが、ノキア、サムソン、GM、ホンダなどが立ち上げに参画した無線企画『MirrorLink』を使い端末と無線で接続するところが大きな違いだ。具体的な提供時期については発表されなかった。(関連サイト

【4/3】

■Vineにビデオメッセージ機能が登場
 Twitterは、同社の動画投稿サービス『Vine』のアプリをアップデート、作成した動画を公開せず特定のユーザーに向けてテキストとともに送信できるビデオメッセージ機能『Vine Message』を追加した。ビデオメッセージはVineアカウントをもっていない人にもメールやSMSで送信できる。(関連サイト

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■Facebook Messengerの無料通話機能が日本でも利用可能に
 Facebookのメッセージ専用アプリ『Facebook Messenger』がアップデート。一部の国でテスト的に提供されていた無料音声通話機能が利用可能になった。アプリ上で友達を選択時、画面右上に表示される受話器アイコンをタップすることで発信できる。LINEを利用する若年層に訴求できるだろうか?(関連サイト

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■トルコ、2週間ぶりにTwitter遮断を解除
 3月20日以来Twitterのアクセス遮断が行なわれていたトルコだが、トルコ憲法裁判所が「表現の自由を侵害している」と判断し遮断解除を命令、2週間ぶりにアクセス可能となった。ただし、同じく遮断されているYouTubeはまだ解除されておらず、Googleは同国法廷に不服を申し立てている。

【4/4】

■ヤフー、オンラインクレカ決済代行サービスを開始
 ヤフーは、数行のコードを自社サイトに貼り付け、API設定などを行なうだけで利用できるオンラインクレジットカード決済サービス『Yahoo!ウォレット FastPay』を開始した。手数料は利用額の3.25%となっており、初期費用、月額費用などは無料。利用できるクレジットカードはVISAとMasterCard。JCB、Diners、American Expressは準備中となっている。今後はYahoo! JAPAN IDによるアカウント決済やTポイントとの連携、継続課金決済への対応などに対応していくとのこと。(関連サイト

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■Googleが飛ばした無人気球が地球一周
 Googleは、高高度を航行する気球によって地球上のどこからでもインターネットアクセス可能にすることを目的とした『Project Loon』のGoogle+アカウントで、実験気球による地球一周に成功したと報告した。一周するのにかかった時間は22日間。予定よりも10日以上早かったという。(関連サイト

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【4/5】

■Google、Android TVを発売か
 米テクノロジー情報サイトThe Vergeの報道によると、Googleがセットトップボックスを使用したスマートTVサービス『Android TV』の準備を進めているという。もしこれが事実なら、Appleの『Apple TV』やAmazonの『Amazon Fire TV』に対抗する商品となるだろう。なお、Googleが2010年に発表した『Google TV』は現在も提供しているが、普及しているとは言いがたい。(関連サイト

【4/7】

■個人向けメディアサービス『note』がオープン
 有料コンテンツプラットフォーム『cakes』を運営するピースオブケイクは、写真、音楽、文章などを気軽に売買できる個人向けメディアサービス『note』を開始した。有料コンテンツの価格は100円~1万円で設定でき、売り上げ金額から決済手数料(5%)を引いた額の10%が手数料となる。SNSのようにユーザーをフォローしたり、コメントなどで交流することも可能になっており、個人クリエイターのプラットフォームとして普及するかどうか注目したい。(関連サイト

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■携帯、タブレットでのオンライン動画視聴が急増
 米Ooyalaが実施したオンライン動画配信などの調査『Global Video Index』によると、携帯、タブレットでの動画視聴時間は前年比160%、この3年間では719%増加していることがわかった。また、すべてのオンライン動画視聴時間のうち携帯、タブレットが占めるシェアは26%以上になっており、2016年末までに50%を越えると予想している。(関連サイト

【4/8】

■NSAによる通話記録収集、米最高裁は判断保留
 エドワード・スノーデン氏による告発で明らかになったNSA(米国家安全保障局)による通話記録の収集について、弁護士のラリー・クレーマン氏によって起こされた訴訟は「違憲の疑いが濃い」との地裁判決を勝ち取っているが、米最高裁は憲法判断を避け、地裁での控訴審理を続けるよう指示された。

■米動画配信サービス、AmazonがHuluを抜いて3位に
 米Amazonは有料会員サービス『Amazon Prime』のユーザー向けに提供されている無料動画ストリーミングサービス『Prime Instant Video』の再生回数が前年比3倍に伸長し、HuluとAppleを抜いて全米3位に浮上したと発表した。なお1位はNetflix、2位はYouTubeとなっている。先日発表されたセットトップボックス『Fire TV』でさらに伸びることが予想される。(関連サイト

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【4/9】

■米口コミレビューサイト『Yelp』が日本でサービス開始
 米国をはじめ20カ国以上で展開している世界最大級の口コミローカルサイト『Yelp』が日本国内でのサービスを開始した。ユーザーはレストラン、ファッション、病院、カーディーラーなど様々な施設の口コミを投稿、閲覧できる。また、同時にビジネスユーザー向けサイトもオープンしており、利用者に向けPRができるようになっている。日本では『食べログ』が大きなシェアを獲得しているこの分野に、どこまで食い込めるか。(関連サイト

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■10代がいちばん好きなSNSはInstagram
 米Piper Jaffray社が米国中高所得家庭の10代を対象にした最新の調査によると、10代の30%が好きなSNSとしてInstagramを挙げている。半年前の調査では1位がTwitter、2位がFacebookであったが、この2つを抜き去った形になる。特にFacebookの支持率低下は、大きく喧伝される“若者のFacebook離れ”を裏付ける形になっているが、InstagramはFacebookのプロダクトであるため、Facebookとしては問題にはならないようだ。(関連サイト、PDF

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■ライス元国務長官がDropboxの取締役に就任
 Dropboxは、元米国国務長官のコンドリーザ・ライス氏を新たな取締役として迎えたと発表した。また、同日ユーザー数が2億7500万人以上になったことを発表、『Dropbox for Business』のアップデート、メール管理アプリ『Mailbox』のAndroid版リリース、新たな写真アプリ『Carousel』のリリースも発表された。(関連サイト

【4/10】

■『ニコニコ動画』再生前動画広告を導入
 ドワンゴは、PC版の『ニコニコ動画』に再生前動画広告を導入したと発表した。YouTubeと同様、動画の再生時に一定の割合で表示され5秒後にスキップできるようになる。プレミアム会員は設定メニューから非表示にすることが可能だ。なお、この広告の収益の一部は『クリエイター奨励プログラム』の原資になるという。(関連サイト

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