先週話題になったソーシャルのニュースの中から厳選してお届けする週刊ソーシャルニュース(WSN)。ユニクロがSquareを導入、ヤフーに出店希望殺到など、ニュース全14本をダイジェストでお届け。先週1週間のウェブの主要ニュースをチェックして、今週をスタートしよう。
【10/3】
■ニコニコ、ユーザーチャンネルを開始
動画投稿サイト“niconico”は、いままで企業や著名人しか運営できなかった“ニコニコチャンネル”を個人が運営できる“ユーザーチャンネル”の募集を開始した。ユーザーチャンネルではニコニコチャンネルと同様、動画、生放送、ブロマガなどを配信できるほか課金機能も提供される。また、一般ユーザーに比べ、動画容量や予約投稿数も増える。現在はベータ期間として15人を募集(募集期間は2013年10月31日まで)しており、12月に第1弾チャンネルの開設を予定。2014年中には合計100チャンネルまで拡大していくという。(関連サイト)
■20代女性が利用する検索サイト、Googleがヤフーを逆転
ステージグループが発表した女性のネット活用調査によると、インターネットで検索する際、全体では半数以上がヤフーを利用すると答えたが、20代女性に限るとわずかだがGoogleを利用するという回答が上回った。また、情報収集する際に利用するページは、約60%が企業や商品のホームページ、20%が口コミサイト、10%が掲示板のコメントとなっており、企業からの情報以外に第三者からの評判も気にしていることがわかった。(関連サイト)
■Facebook HomeにInstagramなどのコンテンツを表示
Facebookは、ロックスクリーンにFacebookの最新コンテンツを表示するAndroid用アプリ『Home』に、Instagram、Flickr、Pinterest、Tumblrといったサードパーティー製サービスの最新コンテンツを表示したり、そのまま“いいね!”やコメントができる機能を追加した。この機能はまずAndroid版のベータテスターのみに公開される。(関連サイト)
【10/4】
■ユニクロがSquareを導入
ユニクロは、スマホやタブレット端末に小さなデバイスを差すだけでクレジットカード決済が可能なサービス“Square”の導入を発表。10月11日より、ユニクロ銀座店12階にオープンする“ウルトラライトダウン スペシャルストア”にてiPad端末を持ったスタッフが接客を行ない、その場でクレジットカード決済できるようになる。ユニクロでは順次導入店舗を拡大し、レジ待ち時間の緩和を目指していくという。(関連サイト)
■Skype、端末間の同期を実現
Skypeは、これまでできなかった端末間のチャット、メッセージ履歴などの同期がここ数ヵ月中に可能になると発表した。また、モバイル端末においてアプリを起動していなくてもプッシュ通知での受信も実現。さらに、今月18日に公開予定の『Windows8.1』に標準搭載されるSkypeでは、ロックスクリーンのまま着信ができるようになる。(関連サイト)
【10/7】
■クラウド翻訳サービスConyacが増資
エニドアは、同社が運営するクラウドソーシング型翻訳サービス“Conyac”の登録者が2万人を、法人向けサービスの登録社数が1000社を突破、提供翻訳文字数も1億文字を超えたことを発表した。さらに、ユナイテッド、三菱UFJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルの3社から総額6000万円の第三者割当増資を受けたこともあわせて報告された。(関連サイト)
■Yahoo!ショッピングの無料化で出店希望が殺到
ヤフーは、10月7日に“Yahoo!ショッピング”の出店料とロイヤルティ、“ヤフオク!”のストア出店料の無料化を発表したが、わずか1日で問い合わせが殺到し、“Yahoo!ショッピング”の出店希望が1万件を突破、新たに受付を開始した“個人”の出店希望も1万6000件になったと発表した。また、“ヤフオク!”も通常の30倍を超える出店申し込みがあったという。今後もその数は伸び続ける見込みだとしている。(関連サイト)
■Google Glassに乗り換え案内機能が追加
Googleのウェアラブルコンピュータ“Google Glass”の10月のアップデートが公開された。今回は追加されたのは“Google Maps”のような乗り換え案内機能。Glassに音声で行き先を尋ねると、ルートを検索して“Google Now”のようなカード型UIで候補を示し、スワイプして選ぶと道順案内が開始される。また、メールやツイートに含まれるリンク先を開く機能も追加された。(関連サイト)
■米Nielsen、ソーシャルテレビ視聴率を提供開始
米Nielsenは、Twitterとの提携によりソーシャルテレビ視聴動向測定及び分析のための指標“Nielsen Twitter TV Ratings”をテレビ局やケーブルテレビ事業者向けに配信すると発表した。この指標はNielsenの子会社が買収した“SocialGuide”プラットフォーム上で動作し、テレビ番組に関連したツイートや、そのツイートを読んだユーザー数などテレビに関連したデータを集計する。(関連サイト)
【10/8】
■Twitter、Windows Phoneアプリを更新
TwitterはWindows Phone版アプリをアップデートし、タイムラインに表示されたツイートの翻訳機能を追加した。翻訳エンジンにはマイクロソフトの“Bing”を利用し、54ヵ国語に対応している。また、最新ツイートをWindows Phoneのロック画面に表示する機能も追加された。(関連サイト)
■米Amazonの決済機能を自社サイトで利用可能に
米Amazonは、Amazonのセキュアな決済機能をサードパーティーのECサイトでも利用できるようにする“Login and Pay with Amazon”を発表、同日にサービスをスタートした。利用者は“Amazon Payments”のページにログインし、APIやウィジェットをダウンロードすることで自社のサイトに“Login with Amazon”、“Pay With Amazon”といったボタンを設置することができる。固定費用はないが決済ごとに手数料が徴収される。日本でのサービス開始時期は未定。(関連サイト)
■モバイル版Skypeがアップデート
Skypeは、モバイル版『Skype』アプリをアップデート。高品質通話とパフォーマンスの向上が行なわれたほか、iOS版はiOS7にあわせたフラットデザインへのUI変更、オンスクリーンキーボードの搭載、“Voice Over”を使った読み上げ機能などアクセシビリティー向上が図られている。また、Andoroid版も“TalkBack”機能を使った読み上げ機能が追加されている。(関連サイト)
【10/9】
■mixiコミュニティが外から検索可能に
mixiは、11月中旬から“mixiコミュニティ”内の一部の情報をインターネット検索の対象にすると発表した。対象になるのは“コミュニティ名”、“コミュニティの説明”、“コミュニティ画像”、“トピックタイトル”、“イベント/アンケートのタイトル”など。管理人が“コミュニティ設定変更”画面で設定することによって検索可能になる。なお、非公開コミュニティは対象外。(関連サイト)
■Googleマップ、ルート検索で複数の目的地に対応
Googleが現在テスト運用中の新“Googleマップ”で、旧バージョンには実装されていた複数の目的地を含むルート検索が可能になった。新たに目的地を追加するには、目的地入力欄の下にある“+”をクリックすればよい。また、劇場などを検索した時に、最新の演目を表示する“Upcoming Events”カードも追加された。(関連サイト)
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