年内スタートが発表されたniconicoの新サービス『ニコキャス』が気になる。おそらく『ツイキャス』を意識した一般ユーザー向け映像配信プラットフォームだとは思うのだが、既存サービスの『ニコニコ生放送』との差別化もあるだろうし、ほかにもniconicoならではのおもしろい仕掛けを用意してそうで目が離せない。
【9/26】
■ヤフーとブックオフが“リユース”体験店舗を渋谷にオープン
ヤフーとブックオフは、古書などを持ち込むとヤフーIDがなくても必要事項の記入と身分証明書だけでヤフオクに出品できるオークション出品窓口を設置した新店舗『ヤフOFF!』を渋谷センター街にオープンした。出品可能な商品はヤフオクでの落札見込み金額が5000円以上のもの。出品作業や梱包、発送はスタッフが行ない、落札されると手数料を引いた金額が指定の金融機関に振り込まれる仕組み。ただし、手数料は落札金額が5000~1万円の場合は45%とかなり高め。(関連サイト)
■米ヤフー、20年続いたディレクトリー検索を終了へ
米ヤフーは、2014年末までにディレクトリー検索サービス『Yahoo Directory』を終了する予定であると同社公式ブログで発表した。まだウェブサイトも多くなかったインターネット初期に巨大な存在感をもっていた同社の目玉サービスの、あまりに寂しい終わり方に不満を示す意見も多い。(関連サイト)
【9/27】
■ソフトバンクが『DreamWorks Animation』買収交渉も停滞か
ソフトバンクが米アニメ制作大手『DreamWorks Animation』の買収に向けて交渉を進めていると複数の米メディアが報じた。買収総額は34億ドル(約3721億円)にのぼる可能性もあると言われていたが、後日報道によると交渉は停滞しており、物別れに終わる可能性が高いという。
【9/28】
■中国各地でInstagramがブロックされる。香港民主化デモの影響か
香港で民主化を求める大規模なデモが行なわれている。その様子を伝えた多くの写真などが各種SNSでリアルタイムに投稿されているが、その影響かInstagramが中国各地でブロックされていることが各種監視サイトなどの報告でわかった。米CNETなどがInstagramに確認を求めたが、回答は得られていない。(関連サイト)
【9/29】
■日本先行 Facebookのコメント欄でスタンプの入力が可能に
Facebookは、ニュースフィードに表示される投稿のコメント欄にスタンプを入力できる機能を実装した。すでにメッセンジャーアプリでは実装済みだが、投稿欄での使用は日本先行となる。現在90種近くのスタンプセットが用意されており、すべて無料で利用できる。LINEのスタンプに比べるとテイストが海外ふうだが、これはこれでいいかも。(関連サイト)
■BMWと百度が提携、中国で自動運転車の走行試験
独BMWは中国の百度(Baidu)と提携し、北京と上海で高度な自動運転機能をもつ自動車の走行試験を行なうことを発表した。BMWはすでにドイツのアウトバーンで長距離テストを実施しており、今後は中国の大都市圏において、より複雑な実証試験を行なうとしている。(関連サイト)
■お騒がせiPhone 6の中国発売日が決定
中国・工業情報省による認可の問題で発売が遅れていたアップルのiPhone 6、iPhone 6 Plusの中国本土における発売日が正式に決定した。10月10日にアップルサイトでの予約受付が開始され、10月17日から販売される。利用できるキャリアはChina Mobile、China Telecom、China Unicomの3社。他国より販売が遅れたため、日本などに転売目的の行列ができるといった問題が発生していた。(関連サイト)
【9/30】
■Paypalが2015年にeBayから独立、分社化へ
米eBayは2002年に買収した子会社のオンライン決済サービスPaypalを、2015年度後半に別会社として分離すると発表した。分離することによって、提携や買収などApple PayやGoogle Walletを始めとするさまざまな競合サービスとの競争を、両社が柔軟に行なうことが狙いと思われる。(関連サイト)
■ドワンゴ、年内に新サービス『ニコキャス』を開始。詳細はまだ不明
10月1日の経営統合により、KADOKAWA・DWANGOの代表取締役会長に就任した川上量生氏は、記者会見において、『ニコキャス』と呼ばれるニコニコ生放送以来の大型新サービスを年内に開始することを発表した。名称以外はなにも発表されていないが、『ニコ生』に代わる新たな動画配信サービスなのか、もしくはまったく新しいタイプのものなのか、ネット上では早くもさまざまな推測が飛び交っている。(関連サイト)
■mixiに待望の“足あと”が復活
ミクシィは、自分のページに誰が訪れたかを表示する“訪問者”機能にアクセスカウンターを設置することを発表、あわせて同機能の名称を年内をめどに“足あと”に変更することも明らかにした。もともと“訪問者”機能はサービス開始当初から提供されていた“足あと”をリニューアルしたもの、リニューアルには批判も多かったが、ようやく本来の機能を取り戻したかたちだ。(関連サイト)
■“スタートメニュー”が復活、次期ウィンドウズ『Windows10』がプレビュー公開
米マイクロソフトは、サンフランシスコで次期ウィンドウズのプレビューイベントを開催、コードネーム『Threshold』と呼ばれてきた次期ウィンドウズの正式名称が“Windows9”ではなく『Windows10』となることがわかった。また、開発者向けテクニカルプレビュー版も同日配布が開始され、“スタートメニュー”が完全復活しているのも確認された。(関連サイト)
■RSSリーダー『livedoor Reader』が12月25日をもって終了
LINEは、同社が2006年からサービスを提供してきたRSSリーダー『Livedoor Reader』のサービスを12月25日に終了すると公式ブログで発表した。データはOPML形式でエクスポート可能となっており、『feedly』への移行を推奨している。(関連サイト)
■マイクロソフト、個人向け『Office 365』を日本でも提供開始
マイクロソフトは、『Office 365』の個人向けサービスを10月17日から提供開始すると発表した。提供されるのはプリインストール版の『Office Premium プラス Office 365サービス』と、サブスクリプション版の『Office 365 Solo』の2種類。前者にはインストールされたPCを利用している限り常に最新版が使える、永続ライセンスがついている。また、iPad向けOfficeアプリの日本語版を、2014年末までに提供することも発表された。(関連サイト)
■Facebook、QRコードで友達申請可能に
Facebookは、スマホ版アプリでユーザーごとに個別のQRコードを発行し、友だち申請ができる日本独自の新機能『マイQRコード』を実装した。この機能を使うと同姓同名など、検索で見つけにくいユーザーにも簡単に友だち申請ができる。また、Android版アプリのみだが『マイQRコード』を画像として保存したり、メール添付やシェアも可能だ。
【10/2】
■SmartNewsがアップデート。米国記事も閲覧可能に
スマートニュースはニュース閲覧アプリ『SmartNews』をアップデート。UIの改善や、iOS8の新機能『ウィジェット(Widgets)』への対応、話題の記事を大きく取り上げる『注目記事』の設置などを行なったほか、設定画面で切り替えることで、米国のニュースも閲覧できるようになった。米国版も日本と同様、他メディアとの協業を進めており、今後も拡大していくという。(関連サイト)
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