話題になったソーシャルのニュースの中から、ライター田口が厳選してお届けする週刊ソーシャルニュース(WSN)。今週取り上げたニュース16本の内でTwitter関連はなんと6本、中でも注目はFacebookふうにガラリと変わったプロフィールページのテストバージョンだ。まだ採用されるかは未定だがその可能性は高いと思われる。今のうちにヘッダー画像考えておかないと。
【2/5】
■Twitter、上場後初の決算発表も株価は急落
Twitterは株式公開後初となる2013年第4四半期(10~12月)の決算を発表。売上高は2億4300万ドル(前年同期比116%増)と予測を上回ったが、利用者数の伸びも低迷したことを嫌気し、その日の時間外取引で株価が11%安となった。(関連サイト)
■Twitter、研究機関にツイートのデータを無料公開
Twtterは研究者を対象に1日5億件と言われる膨大なツイートのデータを無料で提供するプロジェクト“Twitter Data Grants”を発表した。参加を希望する研究機関はエントリーページから申し込み、選考に通過することでデータへのアクセスが許可される。ビッグデータを活かしたユニークな研究が期待される。(関連サイト)
【2/6】
■LINE業績発表で2014年中には5億ユーザー突破を目標と発表
LINEは2013年10~12月期の連結業績を発表。売上高は159億円(前四半期比16%増)、うちLINE事業の売上高は122億円(前四半期比20%増)となった。またLINE事業における売上の構成はゲーム課金が約60%、スタンプ課金が約20%。現在のユーザー数は世界で3億4000万人。同社の森川亮社長は「2014年中に5億ユーザー突破を目指す」とコメントしたが、おそらくその目標は達成されるだろう。(関連サイト)
■LinkedIn、2013年Q4決算とBrightの買収を発表
LinkedInは2013年第4四半期の決算を発表。総売上高は4億4720万ドル(前年同期比47%増)、純利益は380万ドルだった。また、同日求人マッチングサービス“Bright”を現金と株式あわせて約1億2000万ドルで買収することも発表した。(関連サイト)
■Pinterest、モバイルサイトをリニューアル
Pinterestはモバイル版サイトのデザインを全面リニューアル。アプリやデスクトップ版サイトとUIを共通にし、機能も追加されている。これによりPinterestアプリを入手できない環境にいる人にも同一のユーザー体験を提供できるという。(関連サイト)
■Twitterも透明性レポートを公開
Twitterは4回めとなる“Transparency Report(透明性レポート)”を公開。各国政府からのデータ開示、アカウントやツイートの非表示を求められた状況を開示した。またTwitterのグローバルポリシーマネージャーJeremy Kessel氏は、同社公式ブログで米政府に対しさらに透明性を高めるよう要請した。(関連サイト)
【2/7】
■Facebookの過去の出来事が編集可能に
Facebookは10週年を記念し、ユーザーの過去に投稿した写真を使って自動生成する動画“過去の出来事(A Look Back)”機能を公開したが、公開から約4日後に編集機能が追加された。人に見せたくない写真が選ばれてしまった人には朗報だ。また、2月11日には2億人のユーザーがこの機能を使って作成された動画を閲覧したと発表された。(関連サイト)
■ポコタなどLINE ポコパンのキャラクターが商品化
LINEは同社のLINEゲームの人気コンテンツ『LINE ポコパン』の開発会社Treenod Inc.より、日本、台湾、タイにおけるキャラクター商品化ライセンスを取得、商品化および外部企業へのライセンス窓口業務を行なうことになった。もうすぐポコタやメーヤンなどのキャラクターグッズを見ることができそうだ。(関連サイト)
【2/10】
■東京都知事選のTwitter活用度は?
Twitterは2月9日に行なわれた東京都知事選に関する総ツイート数が569万だったことを公式ブログで発表した。最もツイート数が多かったのが選挙当日の2月9日で約68万ツイート、最もRTされたのは東京都選挙管理委員会による投票を促すツイートだったが、残念ながら過去最低の投票率となった。(関連サイト)
【2/11】
■ソチ五輪の盛り上がりがわかる世界地図が公開
Twitterは、ソチ五輪に関する話題がどこの国で盛り上がっているかひと目でわかる世界地図を公開。結果は毎日集計され、現在のところ日本が開催国のロシアを上回り1位を獲得している。また、ソチ五輪に関する写真を国ごと、日付ごとに閲覧できるページも公開されている。(関連サイト)
■Google+にHDRフィルターが追加
Google+に新フィルター“HDR SCAPE”が追加された。従来より“おまかせビジュアル”内に複数の写真からHDR画像を生成する機能はあったが、これは撮影済みの写真に対してHDR(ハイダイナミックレンジ)効果を加える機能。明るい部分の白飛びや暗い部分の黒つぶれを押さえることができる。また、同時に写真のズーム機能も追加された。(関連サイト)
■ソーシャル影響力スコアのKlout、1億ドル以上で買収か
米メディアRe/codeは、ソーシャルメディアにおける影響力スコアを提供するサービス“klout”が、企業向けにソーシャルメディア支援プログラムを提供する“Lithium Technologies”によって、現金および株式計1億ドル以上で買収される見込みであると報じられた。
■Twitterのホーム画面がFacebookふうに変更される?
米メディアMashableの記事によると、Twitterが一部のユーザーを対象に新しいホーム画面をテストしているようだ。同記事に掲載されたスナップショットによると、画面幅いっぱいのヘッダー画像と左下に配置されたプロフィール写真からなる一見してFacebookによく似たレイアウトとなっている。ただし、この案が採用されるかどうかはまだまったく不明だ。
【2/12】
■Yahoo!ショッピング、個人出店の申し込み受付を開始
ヤフーは同社のショッピングサービス“Yahoo!ショッピング”において、個人の出店申し込みの一般受付を開始、同時に個人向けにストア構築ツール“ストアクリエイター”の提供も開始した。出店には“ヤフオク!”への出品と同様、Yahoo!プレミアム会員であることとモバイル認証または本人確認が必要だ。(関連サイト)
【2/13】
■ミクシィ社長朝倉氏が就任1年で交代
ミクシィは朝倉祐介代表取締役社長が退任、人気スマホゲーム『モンスターストライク』を手がけた森田仁基執行役員(mixi事業本部長)が代表取締役社長に就任する。朝倉氏は社長交代の理由として「黒字化見込みを受け、ミクシィグループが再成長フェーズに移行した」ことをあげている。(関連サイト、PDF)
■注意、Amazonの返品ポリシーが厳しくなる
Amazonは3月10日より返品ポリシーを変更、利用者の都合で開封済み、使用済みの商品を返品する際、返金額を代金の50%とするルールの対象に“おもちゃ&ホビー”、“文房具・オフィス用品”など13種類が新たに追加設定された。また、“服”、“ファッション小物”、“シューズ”、“バック”については、使用後、開封後の返品が不可となった。(関連サイト)
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