トゥギャッターのまとめの中から「これは!」という注目のトゥギャりを厳選してピックアップ。今週の見所は、老舗PCパーツショップ『クレバリー』の倒産や、歴史上の“○○の乱”をもじった無線LANアクセスポイントのジョーク画像などなど、ツイッターでみんなが盛り上がった話題をまるっとチェック!
PCパーツショップ「クレバリー」閉店によせて
秋葉原は、電子部品やPCパーツを扱うショップが数多く並ぶ電子街として有名だ。その中でも老舗PCパーツショップとして知られていた『クレバリー』が、先月31日に倒産してしまった。前日までお店のメールマガジンが普通に配信されていたことや、店舗に赴いた人が倒産を知ってその場で写真を投稿したことなどもあり、Twitterでも驚きの声が挙がっていた。
本記事は、クレバリー倒産に際してのツイートをまとめたもの。1991年創業という歴史のある店舗だけに、なくなることを惜しむ声や、買い物の思い出を語るものが目立つ。もうパーツ屋の時代は終わりなのか……と変化を感じている人も多かった。秋葉原で青春を過ごした人なら、ぜひ読んで懐かしんでみよう。
Togetter:《速報》秋葉原のPCパーツショップ 『クレバリー』 倒産
「お前に○○学の不幸が癒せるのか」シリーズ
Twitterでは、映画やテレビ番組などの有名な台詞をもじった改変ツイートが流行するときがある。本記事もその一つで、スタジオジブリの『もののけ姫』に出てきた名セリフ「黙れ小僧! お前にあの娘の不幸が癒せるのか」を改変したもののまとめ。後半を「○○学の不幸が癒せるのか」に変えて、様々な学問に対する偏見や、立場の不遇さなどを嘆こうというのだ。
例えば歴史学なら、「お前に歴史学の不幸が癒せるのか。『何の役に立つの』と蔑まれ、『オタクっぽい』と嗤われ、そのオタクからも『趣味の延長で飯食える分野』と学術的ではない文句を言われる悲しい学問だ」とった具合。その学問に詳しい人なら「あるある」となるだろうし、そうでない人は「○○学」に詳しくなるチャンスかも?
売り物の本は大事にして 本屋さんからのお願い
本屋では、立ち読みや汚れを防止するために“シュリンク”というビニールで商品を包むことがある。そのシュリンクがかかった本の中身をのぞきたいため、手で押しつぶすようにして本の中心に隙間を作るというお客さんがいる、と書店に勤めている方がTwitter苦言を呈していた。折り曲げられることで本が痛んでしまい、売り物にならなくなってしまうおそれがあるという。
さらに印刷屋の方から、“背割れ”と呼ばれる損傷の原因になると同意の声が上がる。糊で固めた本の背表紙がはがれてしまい、元に戻らなくなる深刻なダメージを受けてしまう。先の書店員は「シュリンクがかかった本の中身が確認したいときは、店員に申し出て下さい」と訴えていた。本好きの方なら常識かもしれないが、万が一、やってしまったことがある人はまとめを読んで反省すべし。
Togetter:本屋さんによる「本を大切に扱ってください。」
HTC J、なぜ日本向けの機能をCMで訴えない?
auから先月25日に発売されたスマートフォン、『HTC J』。CMでは女性アイドルグループの乃木坂46を起用し、カメラ機能やサウンドのよさをアピールしている。しかし、『HTC J』はおサイフケータイやワンセグなどの日本向けの機能を搭載しているのだから、そちらを宣伝すべきでは……と主張する声も出ていた。この意見に反論した方のツイートをまとめたのが本記事だ。
ツイートによれば、HTCはグローバル戦略として、サウンド面とカメラの訴求に力を入れている。『HTC J』ではそれをもっとストレートに表現し、音とカメラにこだわった点だけを訴求した。その方が、スマートフォンを使っていない層の関心も引けるし、役立つことがアピールできるという。いろいろな紹介するのではなく、こだわっている部分で魅せる……ということで、「幕の内弁当ではなく、ハンバーグをアピールしたお弁当、といったところでしょうか」と例えていた。スマホユーザーのみならず、マーケティングや広告に興味がある人も読んでおきたい。
社内に飛び交う「大塩平八郎のLAN」
ネーミングセンスの面白さで大反響を呼んだのがこのまとめ。ある方が投稿したiPhoneのスクリーンキャプチャーで、よく見ると「応仁のLAN」や「大塩平八郎のLAN」など、歴史上の「○○の乱」をもじった無線LANアクセスポイントをキャッチしている。あまりにインパクト大だったため、画像がまたたくまにリツイート(引用)されてTwitter上に伝播し、「その事件の年号がパスワードになっているのでは」と勘ぐる人まで登場した。
実はこの無線LANを設定したのは、画像を投稿した本人だった。「この手のネタがやりたいが為にネットワーク主任になった」と自供しており、ちょっとした冗談でアップしたつもりが、予想以上に広まってしまったという。もっとも「自作自演である」という種明かしもリツイートされており、Twitter上では愉快なジョークとして受け止められたようだ。
次点のトゥギャり
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