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AndroidとMacとWinでワイヤレス送受信できるアプリが激ヤバ便利|Mac

2013年05月01日 21時00分更新

 週刊アスキー編集部からMacPeople編集部へ異動したことで、Windows、Android、iPhoneだった体制にMacが加わり、マルチデバイス環境が加速しました。現在スマホは「Xperia Z」と「iPhone 5」の2台持ちです。 

 XperiaやiPhoneで撮った写真をパソコンで利用したいときはDropboxで共有しています。それなりに便利なのですが、さらに超絶スムーズなすばらしいアプリ発見! 「Any Send」は、パソコンとAndroidそれぞれにアプリをインストールしておけば同じ無線LANに接続しているMac、Windows、Android間で超カンタンにファイル送信が行えます。Mac同士でファイルを送信する「AirDrop」機能と近い感覚でカンタンにファイル送信できます。iPhone版は開発中とのことです。

Any Send

Any Send
Google Play価格:無料
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(価格は記事作成時のものです)
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 Mac版はMacApp Storeで提供されているので安心。公式サイトにはiPhone/iPad版ができたらお知らせしますといった文言があるので、ちゃんと開発中のもよう。

Any Send

 Macのアプリをインストールし「Any Send」を起動していると、ステータスバーにアイコンが表示。同じ無線LAN内の「Any Send」をインストール済みの機器が見えているようです。Windowsマシンでは、画面下部のタスクバーに表示されます。名称やアイコンを変えておくとわかりやすいですね。

Any Send

 Android側の画面はこのような感じです。ちょっとオシャレ感のあるフォントやインターフェースも気に入りました。

Any Send

 ファイルの送信はいたって簡単。MacやWindowsマシンからの送信では、ファイルをキーボードショートカットや右クリックでコピーします。

Any Send

 カーソルを「Any Send」アイコンに持って行くとファイルの内容が表示、送り先のユーザー名をクリックすれば送信。ファイル単位だけではなく、未圧縮のフォルダーの送信も可能です。クリップボードにコピーされた内容が上書きされるまで保持されるため、ウィンドウを閉じてしまっても大丈夫なのは地味にうれしいですね。

Any Send

 ファイル送信時は、画像が折り紙のように折りたたまれて飛び跳ねていくアニメーションがちょっと楽しい。MacのAirDropを初めて試したときも「楽し〜!」と思わず声が出ましたが、あの感じ。

Any Send

 受信側のスマホには確認画面が表示され、「Accept」を押せば受信スタート。無線LAN経由なのですぐに画像が届きました。Androidからの送信は「共有」メニューから利用できます。

Any Send
Any Send

「Any Send」のいいところは、インターフェースがわかりやすく、実用ツールにしてはデザインがこじゃれており、ファイル送信という地味な作業を楽しく見せてくれる点。ファイルが届くと通知されるので、作業を途中で忘れにくいのもいいと思います。ソコン(WindowsやMac)とAndroid間だけでなく、WindowsとMac間でも威力を発揮します。自宅の複数台のマシンで大量のファイルを共有するならNASなどが有効ですが、画像を1点送りたいといったときに超オススメです。

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