Windowsユーザーだった女子編集者が、実際にMacを使うなかで出合ったトラブルを解決する本連載。今回はちょっと変化球的に、iMacの画面下をホワイトボードにしてしまうアイテムをご紹介。発表されると同時に「こ…これは!」と思い、さっそく取り寄せて遊んでみました。
中身は、長〜いフィルムとこのような説明書、ホワイトボードマーカーが付属します。Late2009以降のiMacに対応。
ノーマナーフィルム(外部サイト)
●ファーイーストガジェット ●1890円(21.5インチ用)、2700円(27インチ用)
さっそく27インチiMacに貼ってみます。モニターのフチの黒い部分とアルミ部分の境目を指標にするとキレイに貼れるのですが、27インチともなるとかなり横に長いので結構難しいです。
最初は端から徐々に貼ろうとしたのですが、少しずつずれてしまうため、ある程度の長さを一気に貼ってしまう方法に切り替えました。液晶保護シート貼りテクと同様、指紋が付くのを避けるためセロテープで端を持ち上げます。この状態で30センチほど剥離紙からはがしてから一気に貼り付けたらうまくいきましたよ。
なお、光学式ドライブがある世代のiMacなら左下部分にリモコンを取り付けるための磁石が入っているため、ホワイトボードマーカーがくっついちゃいます。これ豆な。
不器用そう(失礼)な手つきでフィルムを貼っているこのiMacの持ち主は、弊社が誇るベストセラー書籍「神速」シリーズ担当編集者の小橋川氏。「ノーマナーフィルム」の用途は画面のまわりに貼る付箋の代わりに直接書いちゃえというコンセプトなので、この書籍にも載っているPhotoshopやIllustratorのショートカット(で覚えられないもの)をメモしておくのにピッタリと考え、彼のマシンに貼ることにしたのです。
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2,916円
なお、こちらがいま超売れている書籍です。
キレイに貼れたら、楽しい落書きの時間。一番オーソドックスな本来の使い方はこのような感じ。でもこんなもので満足する私たちではありません。ね?
まずはこれでしょ。だ…ダセぇ…。
まぁこれもやるでしょ。ワタクシ絵心はあるんですが、線がへなへななのは、低い位置にあって書きづらいんです。
このへんもまぁ誰でも思いつきますかね。それにしてもダセぇ!
リンゴの周囲にいろいろな果物を描いてみました。八百屋?
リンゴから顔を出す毛虫、かわいくないですか?
リンゴをつかむ「進○の巨人」的な怖い人。大きな絵を描こうとすると幅が狭いのでなかなかバランスを取るのが難しい。黒い部分にはフィルムが貼られていないので、はみ出すと汚れてしまいます。
このへんで、「神速」シリーズ担当編集者が本領発揮。サイトのレスポンシブデザインチェック用ツール。ドヤ!
レスポンシブとは、PCだけでなくiPadやスマートフォンなど、サイトの横幅を変えると自動的にサイズ調整をするウェブサイトのこと。恐ろしいほどにアナログですけどちょっとだけ便利そう。
お…、おう。確かにサイトがとってもレスポンシブなことがわかったよ。でもデスクトップ壁紙のほうが便利なんじゃないかな…。
続いて、ちょっと覚えづらいPhotoshopのショートカットメモと、Facebookのカバー画像とアイコン画像、OGP(シェアしたときの画像)の解像度メモ。おお、これは実用的!
マジメ系のネタの後、またまた落書きタイム。だんだん悪ふざけが過ぎてきました。ドロイドくんに食われるリンゴマーク。パロディー系のiPhoneケースによくありますよね。
さらにMacにとって屈辱的なものを。巨大なWindowsのスタートボタンを配してみました。しかも古いタイプ。
発想を変え、黒い枠を生かしたデザインはないか?と考えたのが、ヨーロピアンな家具みたいな猫足のロココ調?マリーアントワネット的な?耽美な雰囲気をイメージしてみたこちら。どうやらあまり伝わらなかったようです。ヒゲが生えてるみたい。
「パスワード書いちゃおうよ」と通りすがりのアスキークラウド(関連リンク)中野編集長が何かを書き記していきました。プライバシー保護のためモザイクをかけさせていただいております。
ちなみに、ドラクエの復活の呪文などをメモしてもいいですね。
が、うっかり触ると消えてしまうので注意が必要です。消えても泣かない内容を書くのがいいと思います。
このように、ノーマナーフィルムを貼って落書きしたり、ネタを考えたりワイワイやっていると、思わず通りがかる人たちが笑顔になります。おもしろがってあれこれアイデアを出して行ってくれました。この場を借りて御礼申し上げます。これを貼っていると職場で人気者になれるかもしれません(あくまで個人差があります)。
今回はちょっと変化球でしたが、元Windowsユーザー目線のMac使いこなし術を毎週木曜に掲載中です。MacBook AirをWindowsマシンとしてのみ使っているなんて方は、せっかく買ったMac OSを使いこなしてみませんか? Macの活用テクニック集はこちらからどうぞ!
(4月10日23:50 修正)メーカー名の間違いを訂正いたしました。
好評発売中のMacPeople5月号(3月28日発売)では、Mac生誕30周年企画としてMac OS進化の系譜を掲載しています。そのほか、4月9日にサポートが終了するWindows XPからの移行方法も紹介しているWindowsユーザーのためのMac買い換えガイド、iOS 7.1徹底解説、いま話題のiBeaconの最新情報すべてなど、見逃せない特集が盛りだくさんです。
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