ごきげんよう、ハラペコ記者のナベコです。買いたい時が買い時、お腹が減った時が食べ時と、四六時中臨戦状態を心がけてきて30うん年ですが、“時間”を大切にする「時間栄養学」という考え方があると最近知りました。
新しい栄養学は「時間」も大事なんですって
「時間栄養学」とは、体内時計の研究を土台につくられたもので、「何を」「どれだけ」食べるかという従来の栄養学に、「いつ」食べるかの観点も加えた新しい栄養学。
時間栄養学の一人者である早稲田大学先進理工学部の柴田重信教授が著作によると、例えば、バナナや卵などを朝食に摂ると夜の睡眠に効果的だったり、食物繊維は摂るタイミングで血糖値や腸内細菌の上昇が異なってきたり、というのがわかってきているそうなんです。
なるほど、たしかに朝からBBQはきついなぁとか(朝集合のBBQってありますけどね……)、寝る直前に肉まん食べると翌日にもたれるなぁなど、「この時間にコレじゃない」はあるし、逆に「この時間だからコレがいい」の両方ありますよね。
そんな時間栄養学に基づいて開発されたのが、ダイドードリンコの「ライフタイムリーゼリー」です。3つの味のパウチ容器ゼリー飲料だそうで。
10月18日より一部コンビニで発売中。内容量は180g。価格はいずれも198円(税抜)。
実は、ダイドードリンコとしてはパウチ容器ゼリー飲料は初。大同薬品工業株式会社のパウチ製品の製造ラインと連携したそうな。それだけ肝いりな商品なんです。
味ごとにオススメの「時間」が異なる「ライフタイムリーゼリー」
ポイントとしては、3ついずれもオススメの摂取時間帯(シーン)が異なるんです。それぞれ、「ライフタイムリーゼリー アーモンドミルクマスカット」は日中~夜の時間帯の間食に。「同 ソイミルクバナナ」は昼食の置き換えに。「同 ブルーベリークランベリーレモン」は夜食に。
よくみるとパッケージには太陽や月のマークが描かれています。なるほど、「ソイミルクバナナ」は太陽のマークが書かれていて「日中の栄養摂取に向いている」ということですね。「ブルーベリークランベリー」は月のマークで夜食的なイメージ。「アーモンドミルクマスカット」は太陽と月の両方が描かれていて、日中~夜を表しているのでしょう。
カロリーは間食向きの「アーモンドミルクマスカット」は1袋94kcal、昼食向きの「ソイミルクバナナ」は1袋191kcal、夜食向きの「ブルーベリークランベリーレモン」は1袋18kcalと、味ごとにけっこう差があるんです!
さらに栄養成分も異なり、それぞれの時間帯に適した栄養が考えられています。
シリーズの中で異なる時間(シーン)を想定したゼリー飲料っておもしろい。さっそく飲んでみました。
気になる味は?
「ライフタイムリーゼリー アーモンドミルクマスカット」
【製品特徴】アーモンドミルクとマスカットが特長のスイーツを連想させる。マルチビタミン11種(ビタミンA・B1・B2・B6・B12・C・D・E、葉酸、ナイアシン、パントテン酸)と食物繊維を摂ることができる。
マスカットのフルーティーな味わいが後味に残る爽やかな味わい。アーモンドミルクのクリーミーな感じは控えめ。クセもなく、甘さは控えめです。軽やかに飲める(食べられる)ので、パンなど軽食と一緒に食べるのもアリだと思いました。
「ライフタイムリーゼリー ソイミルクバナナ」
【製品特徴】ソイミルク(豆乳)とバナナが特長のスムージーを連想させる。1商品のエネルギーは191kcalで、手軽にエネルギーを摂ることができる。
3つの中では一番高カロリーなこちら。昼食の代替にもオススメということだから、てっきりバナナが濃くて重めなのかと思っていました。ところが、「アーモンドミルクマスカット」に比べると濃厚ですが、想像よりずっと軽やか。バナナの甘みは控えめで、どちらかというとアサイーの酸味が光って爽やかです。
考えてみると、シリーズの中ではカロリーがしっかりあるけど、それでも1つ191kcalで、高カロリーってわけではないですよね。チュルチュルと飲みやすいので、運動中の軽い栄養補給にもよさそう。
「ライフタイムリーゼリー ブルーベリークランベリーレモン」
【製品特徴】ブルーベリーとクランベリーとレモンが特長のカクテルを連想させる。アミノ酸の一種であるテアニンを配合(テアニンは、一般的に緑茶によく含まれている)。低カロリー(1商品18kcal)で夜のリラックスタイムにも。※アルコールは含んでいない。
ベリー系のやレモンを合わせたこちらは、3つの中では一番ドリンクに近く、ゼリーというよりチュルチュル飲む感じ。夜中にいただいても罪悪感なしの、ベリーでさっぱり&文句なしにお腹に響かない味わいです。女性は好きな人多いのではないかな。アルコールは当然含まれていませんが、お酒好きな記者はこちらにお酒を混ぜてカクテルにしたいと思ってしまいました……。
カロリーが味ごとに異なる。深夜に「ソイミルクバナナ」は注意
3ついただきましたが、どれも甘すぎないのがうれしいです。大人にも喜ばれる味わいではないでしょうか。喉ごしのいいゼリーで飲みやすく、職場の休憩のシーンや疲れている時にもチュルリといけそうです!
気をつけたいのが、味ごとにカロリーがけっこう違うので、「なんとなく健康そうな雰囲気」と、夜中に「ライフタイムリーゼリー ソイミルクバナナ」を飲むとちょっとにカロリーがあるので注意。パッケージにカロリーや製品特徴が書いているので、しっかり見てから買うといいのでしょうね。
夕方の小腹満たしや、深夜の軽食に「こういったゼリーがあったらいい」というニーズが実は多かったのでは。わたしは、毎日のように晩酌するのですが、昼から夜の間にお腹が減っておやつを食べることがよくあります。そんな時に「アーモンドミルクマスカット」がよさそうだと思いました。すきっ腹にお酒はよくないですからね。パッケージも、マスカットや、ナッツ、バナナ、アサイー、ベリーなど素材が分かるクラフト感があって、健康を意識している人の心をくすぐりそう。
私にとって“食べたい時が食べ時”がベスト。それは変わっていませんが、もしかして、身体が食べ物を欲しているのではなくて、時間が食べ物を欲しているのかも? タイムイズグーッッ!
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