讃岐うどん専門店「丸亀製麺」の麺職人直々に、うどん作りをお子さんに教えてもらえるチャンス。
丸亀製麺では創業20周年記念キャンペーンのひとつとして「あなたへ届ける!出張 丸亀製麺」を開催。小学生の子供がいる家族が対象で「出張うどん教室」の体験希望者を募っている。募集は全2回で、1回の募集で5組が当選する。第2回は11月13日11時~26日23時59分の期間特設サイトにて応募受付中だ。
すでに終了した第1回の応募期間では応募総数1700を超えたというほど大人気。職人さんと一緒にうどん作りを体験できるプレミアム感が注目を集めているようだ。
今回は「出張うどん教室」を特別に体験させてもらった! その模様をお届けしよう。
兄弟で協力してうどんづくり初体験
筆者には、小学2年生と4年生の息子がおり、今回は二人の息子たちが協力してうどんづくりを体験することになった。
【うどん作りを体験するふたり】
たっくん(左)とりょうくん(右)
二人とも料理には興味があり、母親のパンづくりを手伝うことも。うどんづくりは、今回はじめて。特にりょうくんは麺類が好きなので、うどんづくりが体験できることに、前日の夜からワクワクしていた。
いよいよ体験当日。丸亀製麺の麺職人とサポートの方がキッチンカーで自宅まで来てくれた。
【うどん作りを教えてくれる麺職人さん】
麺職人の千葉篤さん
胸に星マークがついているが、これは丸亀製麺の社内資格である「麺職人」のレベルを表している。千葉さんは麺職人を育成するトレーナーで、うどんに対する知識はかなりのもの。ちなみに4つ星まで設定しているものの、現在は2つ星の人までしかいないとのこと。
うどん作りの道具一式を持ちこんでくれる
さっそくうどんづくりに必要な道具が持ち込まれセッティング。たっくんとりょうくんは、千葉さんとちょっと照れながら挨拶をしてうどんづくり体験がスタートした。
千葉さん「うどんってなにで作られているか知っている?」
りょうくん「う~んと、わからない」
たっくん「お米?」
千葉さん「この小麦粉がうどんになるんだよ。一緒に作っていこうね」
分量を計る工程が、実はとっても大事
まずは材料となる小麦粉の分量を計ることからはじまる。ここに持ち込まれている材料は、普段店舗で使われているものと一緒。国産の小麦粉だ。つくる量は6人前。小麦粉は500g使用する。
続いて、小麦粉と混ぜる塩水をつくるための塩を25g計量。水は225gだ。実際の店舗では、これよりも水分量は少ないとのこと。ただ水分が少ないと生地づくりが難しくなるので、今回のような体験ではつくりやすさ重視といったところだ。
りょうくん「225gだよ」
たっくん「あれ? また多くなっちゃった」
ちなみに、丸亀製麺は店舗ごとにうどんをつくっている。もちろん、一日に消費される量はハンパないので、今回のように完全手づくりというわけにはいかないが、製麺機をつかって前日から仕込んで生地を寝かし、お客様へ出す直前に伸ばし、裁断して茹でているそうだ。
「ふるい」がけっこう難しかった
計量が終わったら、まず下ごしらえ。ボウルに入れた小麦粉をふるいに掛けてキメを細かくする。うどんに塩水を回してこねるための大きな「こね鉢」も用意されているで、子供たちでもせっかく計量した粉が飛散ってしまうという心配は少ない。
りょうくん「あんまり落ちてこない」
たっくん「叩くといいんだよ」
ふるいを揺すりつつ、叩いて小麦粉を落としていくのだが、やったことのない作業なのでなかなか落ちていかない。それでも、やり方を教えつつ何度かやっていると、少しコツを覚えたようだ。
ガオーのポーズで生地をこねる
ここまで準備ができたら、いよいよこねる作業に入る。
千葉さん「ガオーのポーズで塩水を入れたら混ぜてね」
たっくん「ガオーのポーズ?」
りょうくん「ガオー!」
塩水は一気に入れず数回に分けて回し掛けをした。こねこねして粉を湿らせていき、最終的には一つの塊にする。
たっくん「大きな団子ができてきた」
りょうくん「なかなかくっつかない」
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