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直近1年間のスマホ決済利用者数は、2019年と比べ2倍以上

2020年03月09日 16時45分更新

 マイボイスコムは3月9日、4回目になる「モバイル決済」に関するインターネット調査の結果を発表した。調査機関は2月1日~2月5日で、回答者数は1万211件。

 直近1年間にスマホ決済を利用した人は42.7%で、2019年に実施した第3回の調査と比較して倍以上に増加。利用したスマホ決済は(複数回答)、「PayPay」が27.3%、「楽天ペイ」が12.5%、「d払い」が10.3%、「LINE Pay」が9.1%、「メルペイ」が6.2%という結果だった。

 また、直近1年間にスマホ決済を利用した人のうち、週1回以上利用した人は約60%。スマホ決済で支払う割合を聞いたところ、支払い回数の「1~2割」が38.2%だったとのこと。

 「支払い時にスマホ決済アプリ・サービスを利用したいと思いますか?」の質問では、「利用したい」が19.9%、「やや利用したい」が16.8%、「どちらともいえない」は24.8%、「あまり利用したくない」は15.7%、「利用したくない」は22.7%という結果で、スマホ決済の利用意向は2019年と比べて増加していると判明した。

 スマホ決済を利用したい理由は「ポイント還元で還元率が良い時や手元に現金がない時に便利だから(女性34歳)」、「お財布がなくても払えると、子供連れの時ラクだから。(女性29歳)」、「支払いに時間を取られない。何らかのサービスが受けられることが多そう。(男性74歳)」などが挙がった。

 利用したくない理由として、「どれくらい使ったのか、わからなくなりそうだから。またセキュリティが心配。(女性40歳)」、「スマホを落とした時のことを考えるとできない。(女性59歳)」「アプリをダウンロードして、事前登録をしなければならないから。(男性48歳)」という回答があった。

 スマホ決済利用時の重視点を聞いたところ、「ポイント還元率の高さ」「利用できる店舗・サービスの多さ」「支払いのスムーズさ・手順の簡単さ」が利用意向者の各60%弱という結果。直近1年間にスマホ決済を利用していない人では「セキュリティ対策の充実度」「設定の簡単さ」が高く、「キャンペーン、割引などの特典」は低いということが分かった。

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