今回は、アカザーさんが3年前の来日公演に行きそこねたという、“実物大の恐竜ライブ”こと『ウォーキング・ウイズ・ダイナソー』です。
3年前は37万枚の公演チケットが、即完売するほどの人気だったとか。7~8月の来日公演に向けたプレスツアーがあることを知ったアカザーさんは、速攻でアポを入れたみたいです。
前回公演を体験済みの、週アス編集部のこーのスさんも“ダイナソー先輩”として同行してくれました。
ここで、ウォーキング・ウイズ・ダイナソーの詳細を簡単に紹介しておくと・・・・・・。
【ウォーキング・ウイズ・ダイナソーとは】
2億5000万年前の地球にタイムスリップして、実物大のテイラノサウルスやブラキオサウルスに会える史上最大の恐竜ライブ。制作費17億円をかけて、イギリスBBCのバーチャルドキュメンタリーをベースに製作。これまでに34カ国237都市で上演され800万人以上が体験。この秋には映画も公開も予定されている。
会場である横浜アリーナのプレスルームには様々なプレスの皆さんが。イベントの注目度の高さが伺われます。
ワクワクして待つこと30分。いよいよプレスツアーが始まるか? というときに、広報の方からアカザーさんに残念なお知らせが。
どうやらプレスツアーの見学コースには階段があり、アカザーさんが回るにはちょっと厳しいのとのこと……。
う~ん、シャクライがいればおんぶして回ってあげたのにという感じですが、やむを得ずアカザーさんは先にスタンドへ移動し、プレスツアーはミズグチさんとこーのスさんのふたりで回ることに。
そして、プレスツアーがスタート! 外国人ナビゲーターに連れられて、一行はバックステージを通りメインステージの入口へ。
リハーサルの準備中ということで、がらんとしたステージ上。そんな中、奥の方からトコトコとこちらに近づくひとつの影が。
ティラノサウルスの子供です! 背丈は約2メートル、尻尾までの全長は5メートルというサイズで、子供とはいえ人間よりはひとまわり以上大きいです。
躍動的な動きもさることながら、近くでみると皮膚の質感もすごく細かく再現されています。
上の写真をよく見ると、中に入っている人の足が見えちゃっているんですが、「それを忘れさせるほどのリアルさがあった」とミズグチさんは言ってました。こーのスさんは「とても可愛かった」らしいです。
ちなみに、実際のステージではライティングやスモークによって、人の足はほとんど気にならなくなるそうです。
パフォーマーのチーフさんによると、この恐竜スーツは重さにして約40キロぐらい。この子供のティラノサウルスのスーツアクターは、前日に富士山に登って体力づくりをしてきたらしいです。さすが恐竜になりきるだけあってタフガイです。
つづいて、一行の前に現れたのはステゴザウルス!
めちゃくちゃデカイです! その全長約9メートル、総重量2トン。
この大型恐竜には“アニマトロニクス”という最先端技術が施されており、内部は鉄製フレームで油圧式可動になっているんだそうです。
子供のティラノサウルス同様に皮膚の質感もリアルに再現されていて、ミズグチさんは喉のプルプル感が本当に呼吸しているかのようで、ビビったんだそうです。
歩行を担当する操縦者は恐竜の足元にある台座に入って操縦するとのこと。歩行以外の操作はステージ正面のスタンド中央にある“ブードゥーラウンジ”と呼ばれる場所で他のスタッフが行なっているそうです。というわけで、一行はブードゥーラウンジに移動。
ブードゥーラウンジでは2人のスタッフが先ほどのステゴザウルスを操作中。
ひとりはブードゥーリグという専用器具を使って、恐竜の首、頭、尾を操作。
もうひとりが、アクセサリー・ブードゥーコントローラーとキーボードを使って、口の開閉や鳴き声などを担当するという、三位一体体制で動かしているんだそうです。
ツアーが一段落したところでスタンド席のアカザーさんと合流。間近で見ることはできなかったものの、スタンド席からでも恐竜の存在感や動きのリアルさを堪能することができたそうです。
そして、プレスツアーの最後は、明日から開催される公演のリハーサルを兼ねたデモンストレーション公演!
リハーサルとはいえ、その迫力は圧巻だったそうです。
さらに、アカザーさんはちゃっかり公演チケットも入手していたようで、このプレスツアーの2日後にはアリーナ席でガン見したらしいです。
アカザーさん曰く、スタンド席でみたリハーサルより、アリーナ席でみた本公演のほうが断然迫力があったらしく「ぜってぇ、アンタもアリーナ席で見たほうがいいよ!」と、ミズグチさんの仕事を中断させる勢いで電話してきたそうです。
なので、これから見られる方はアリーナ席での観覧がオススメですよ。
●ウォーキング・ウイズ・ダイナソー(外部リンク)
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