今週はシャクライもとてもお世話になった、2代目ケンちゃんカーことフォレスターの後継車を探そうというコトで、千葉の中古車ショップ『カーチス千葉』に行った話です。
なんでも、今乗ってるフォレスターが11万キロを超え、この前の12ヶ月点検でマズいところがいくつか見つかったらしく、乗り続けるなら修理費がけっこうかかるとか。高い修理費を払うぐらいなら、いっそ乗り替えも検討しようかということで、今回はその下見に行ってきたみたいです。
今回のゲストは、なぜか免許もなければクルマにもたいして詳しくない週アス編集部のナベコさん。ただ、ミズグチさん曰く「クルマに詳しいのはアカザーひとりで充分。だから、むしろ直感と独自の視点で車を見られる人に参加してもらいたかった」とのこと。
そんなワケでやって来たカーチス千葉さんは、関東でも有数の大型中古車ショップらしく、展示車数は300台以上! ここならきっとアカザーさんが次に乗りたいクルマも見つかるはず。
手当たり次第に見ていくのかと思いきや、ある程度候補は絞っていたみたいです。いきなり店員さんに“レガシィ”のコーナーに案内してもらいます。
レガシィといえば、過去にカオスでも試乗した“アイサイト”搭載車。さっすがアカザーさんと思ったのですが(ミズグチさんも思ったそうです)……、聞けば、そのひとつ前のモデルの『スバル レガシィツーリングワゴン 2.0R スペックB』がお目当てだとか。
アカザーさんが言うには、「オレも今やスバリストっていうか、水平対向エンジンの低重心からくるロールの少ない安定したコーナリングに惚れちまってさぁ、スポーツカー並みの180馬力のNAの水平対向DOHCエンジンっていうかさぁ、いわゆるピニンファリーナデザイン(フェラーリなどもデザインするイタリアのデザイン会社)のエクステリアがマジでカッコよくて、うんたらかんたら……」みたいなことを、電話越しでも延々喋ってました。正直、話が長かったです。
しかし、レガシィコーナーには目的の『スバル レガシィツーリングワゴン 2.0R スペックB』はなく、『スバル レガシィツーリングワゴン2.0i Bスポーツ』というモデルに試乗してみたそうです。
その感想は、「悪くない、水平対向のシャープなコーナリングを感じるぜ!」とまんざらでもないみたいです。さらに、ナベコさんは、「座り心地がいい。ドアが厚い。トランクが広い」と、シャクライに通じるものがある直感バリバリの感想。そしてミズグチさんは、「ドアを閉めた音がバムっとヨーロッパ車のよう」と、これまたイマイチよくわからない感想でした。
当然、アカザーさんがこれで満足するわけはなく、その隣にあった、『スバル レガシィツーリングワゴン 2.0GT スペックB』にも試乗したそう。
アカザーさんがいうには、これが2.0R スペックBに一番近い外観とのことで、実際に乗ったときもこれがいちばん興奮したそうです。
ただ、239.8万円は高い! とのことでひとまず保留。アカザーさん的には走行距離5万キロ以内のものを150万ぐらいで見つけたいとのこと。店員さん曰く、アカザーさんの求めているモデルは、中古車市場でもけっこう人気のグレードなんだそうです。
ということで、ひとまずレガシィコーナーをあとにし、第2の候補車を見に行くこと。その道すがら、ナベコさんとミズグチさんが提案したお薦めカーは……。
ナベコさんのお薦めはこちらのコペン。
「小さくて可愛い。オープンで2シーターは乗ったことないから乗ってみた~い」とのこと。
ミズグチさんのオススメはこちらのAZ-1。
「見ろよケンちゃん、軽自動車で唯一ガルウィングを採用! こいつはスゲェぜ!」とのこと。
しかし、アカザーさんの反応は「こんなクルマで取材に行けっこねぇだろ!」と、即却下だったそうです。
そんなやりとりの末やってきた場所には、なんとベンツが!
アカザーさん曰く、「男として生まれた以上は、一度はキング・オブ・カーのベンツに乗っておきたい」とのことで、今回あえて選んでみたそうです。だけど、ベンツって!?
ここで、ちょっとだけ余談ですが、シャクライも実は昔ちょっとだけベンツに乗ったことがあるんですよ。シャクライが通っていた教習所は、路上教習だけベンツだったんですよね。でも大変でした、何が大変って、マニュアル車だったんですが、シフトレバーが“おしゃれカバー”みたいので隠されていて、まだクルマに乗り慣れていないシャクライには、レバーの部分を隠されちゃうのが妙にプレッシャーだったんですよね。もちろん運転中にレバーなんか見ないんでしょうが、あの見えなさっぷりには、坂道発進とかで苦しめられました。というのを、いま急に思い出しました。
そんなベンツを試乗したアカザーさんの感想は、「座った感じが想像とちょっと違うなぁ。もっとなんか俺に語りかけてくると思ったんだけど、ドイツ語だからかなぁ?」と若干、思い描いていたイメージと違う感じ?
一方、ナベコさんは「メーターが時計みたいでカッコいい、ドアノブのつくりがおしゃれ、内装が大理石みたい」と絶賛。
そしてミズグチさんは、「ドアの締まる音がバムっとしてないなぁ」と、これまたイマイチな感じ。
アカザーさんは外車でもっとも気になる、修理メンテについても店員さんに質問していたんですが、これには過去にキャトル、ミニを乗り継いできたミズグチさんが率先して回答! その答えはズバリ、「故障は覚悟しろ!」。
そんなミズグチさんの経験からくるアドバイスを踏まえ、次期ケンちゃんカーはレガシィ1本に絞り込んだようでした。なんとか、今年中に理想の1台を見つけて乗り替えるぞ! とのことでした。
田辺さんと松任谷さんの足元にも及ばないカオス凸凹コンビによる車選びは、週刊アスキー4/30号(4月16日発売)の『カオスだもんね!PLUS』をチェック!
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