今回は、元『カオスだもんね!』担当編集にして、現『週刊アスキー 秋葉原限定版』編集長の中村さんのエスコートで、秋葉原にある“はんだづけカフェ”に行ってきました。
さすがマニアの街秋葉原、無料ではんだづけが出来るカフェなんてのがあるんですね。お店に向かう前に、まずははんだづけをする手作り電子キットを求めて、中村さん行きつけの電子パーツ屋へ。
3軒ほどまわって、それぞれが気になる電子キットを購入。いざ、はんだづけカフェへ。
やって来たのはこちら“3331 Arts Chiyoda”。
「なんか学校みたいだなぁ」と思ったら、本当に以前は中学校だったそうです。この建物の一室(313号室)にはんだづけカフェがあります。
18時に入店。このカフェの担当者、若山さんから利用に際していくつか説明が。営業時間は平日が18:00~20:30、土日祝日は13:00~18:00。カフェといいつつ、何故か飲み物は出ない(持ち込みはOK)。利用料金は無料で、ハンダごてや工具箱も無料で貸してくれるとのことでした。
はんだづけの作業などは自己責任でお願いしますとのことなので、その辺をしっかり理解した上で、さっそく作業を開始。しかし、このお借りしたはんだごて、超カッコいいです!
『HAKKO FX-951』という機種らしいのですが、はんだづけカフェの名に恥じない、最高級ハンダごてでした。
コレを使って、ミズグチさんはAMラジオ、
中村さんは電飾パレード、
シャクライはLEDクロックキットの製作開始!
ちなみに肝心のはんだは、店内のガチャガチャで購入。500円で12種類のはんだがセットで売られていて、作業状況に合わせてはんだをセレクトできるようになっています。
というわけで、さっそく作業を開始したのですが……。
いきなり、40ピンICソケット取り付け!? 小学生の頃に1~2度こういったキットを作ったことはあったのですが……。最初の行程から40ヵ所もはんだづけ!? 早くもキット選びを間違えた予感がしてきました。
隣ではミズグチさんが昔を思い出しつつ、抵抗をはんだづけ。
中村さんはまったく迷うことなく、テキパキとはんだづけ。
シャクライは20時半の閉店までに終わるのか不安になりながらの作業でした。プラモ作りとかもそうですが、ここからは静かに黙々と作業です。そしてたまにデカいひとり言が。
「ああ、そうかぁ~」とか、
「そういうことかぁ~、なるほどね」とかいいつつ作業は進みます。
そんななかミズグチさんが、我ながらきれいなハンダ付けができたと見せてくれたのがコレ。
プロが見たらいろいろダメな点があるのかもしれませんが、少なくともシャクライが見る限り、かなり美しいハンダ付け。
これも、HAKKO FX-951のなせる技なのか? それともミズグチさんの腕なのか? ただ、実際使ってみて、やっぱり道具がいいと作業しやすいのは確かでした。
また、ここはサポート工具も充実しており、抵抗をきれいに折り曲げる道具“リードベンダー”や細かい文字もすぐ読める“拡大鏡”なんかも貸してもらえました。
この日はカオスチーム以外にも、初めてガイガーカウンターを作るお客さんや常連さんが次々に来店し、気がつけば満席に。
賑やかな雰囲気の中、作業続投。シャクライがようやく40ピン付け終わったころには、ミズグチさんはそろそろ佳境に。
中村さんに至っては、もう完成してました。早いよ!
しかもまったくミスなし。さすが週アスホビー部!
そして、気がつけばあっと言う間に20時をまわり、閉店まであと30分。最後は中村さんにミズグチさんのサポートに回ってもらって、せめてふたりだけでも完成させようと、最後の追い込み。
その甲斐あって、閉店5分前になんとか完成!
さっそく受信チェックといきたいところだったんですが、建物の中は電波が入りにくいらしいので、後片付けのあと外で受信チェックをしようということに。
ちなみに持ち込んだキットから出たゴミはすべて持ち帰るのがここでのルールです。
お店を出て、いざラジオのスイッチをON!!
……………………シーン。
秋葉原の夜は静かに更けていきました。
ちなみにシャクライは、けっきょく半分もつくれませんでした……。
アキバのマニアックスポット“はんだづけカフェ”で、プロ用機材を使ってのはんだづけ体験レポートは週刊アスキー3/5号(2月19日発売)の『カオスだもんね!PLUS』をチェック!
● はんだづけカフェ(外部リンク)
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