さて今週は年またぎの合併号ということで、恒例になっている年末年始企画です。
今回は初日の出を前倒しで見に行くことに。ただ、初日の出自体は数年前に見に行っているので、今回はさらにその場で双六も楽しんじゃおう! というW企画で臨むことになりました。
ということで、深夜というか早朝4時過ぎに集合し、初日の出スポットへ出発。
走ること約40分、到着したのは東京湾がバッチリ見渡せるというか、東京湾のど真ん中にあるサービスエリア“海ほたる”です。
到着した朝の5時は、まだ夜明けの気配は一切ない感じです。アカザーさんが“国立天文台のこよみの計算”で調べたところ、海ほたる近辺では6時35分くらいに日の出が確認できるとのこと。
それまで24時間営業のフードコートで、双六をやりながら日の出を待つことにしました。
プレイする双六には、シャクライ家のお正月の定番『桃太郎電鉄』のボードゲーム版である『桃太郎電鉄ボードゲーム 大どんでん返しの巻』をチョイス。
ささっと、セットアップ完了。
まずは各人2億円持ってゲームスタートです。なお、このボードゲーム版も基本的にはテレビゲームの桃鉄と同じルールで、最初に目的地カードで目的地を決め、あとはサイコロを振って進み、青マスで止まれば収入が、赤マスで止まれば徴収され、黄マスで止まればイベントカードを引きながら目的地を目指し、設定年数以内に一番稼いだ人が勝者になります。
そんなワケで、プレイ年数を手軽な3年に設定しゲーム開始! 最初の目的地は静岡です。ていうか、わずか2順目でミズグチさんが静岡に到着!!
さすがに東京から近すぎましたね。あっさりゴールしたところで、桃鉄でもっとも最悪なルールことボンビーが登場。
この時点で目的地から最も遠かったのはアカザーさんなので、まずはアカザーさんのコマにボンビーが乗車したのですが、ここからのアカザーさんは最悪でした。
ボンビーが付くと毎回サイコロを振ったあとにボンビーカードをめくるのですが、いちいち書いてあることが厳しく、3巡目で引いたカードがこのキングボンビー。
そして出たサイの目は、どうしてここでそんな高目を出すかなぁという14。
わずか3順目で2億8000万むしり取られ、一気に借金生活へ……。
いきなり場がどんよりしちゃったので、空気をかえる意味で外の様子を確認しに行くことに。そんな6時過ぎの空の様子がこちら。
アカザーさんの気持ちとは裏腹な、うっすらオレンジ色の神秘的な空です。ですが、まだ日の出までは少し時間がありそう。なので、日の出チェックのあとは、再び席に戻ってゲーム再開。次の目的地は大津です。
ミズグチさんとシャクライは青マス、赤マスで取り取られを繰り返しながらも、順調に進みますが、どうもこの日のアカザーさんはサイコロ運が悪いようで、なかなか大きい数字が出ずにモタモタ。これもボンビーの力なのでしょうか?
結局、次の目的地もミズグチさんがゴールし、さらにその次の岐阜もミズグチさんが一番乗りという、なんともワンサイドゲームな展開。
そして気がつけば、時刻は6:30。いよいよ日の出も近いということで、ふたたび展望デッキへ。
もう、空全体が完全にオレンジ色に染まっていました。じっと待つこと数分。ついに……
昇りました! なんともありがたい感じの“初日の出っぽい日の出”でした。
そして桃鉄の結果はというと……珍しくミズグチさんの圧勝! そして、ほとんどボンビーといっしょに日本各地を巡ったアカザーさんは、7億6000万という多額の借金をつくって終わりました。
アカザーさん曰く、「このゲーム、なんで徳政令カード(借金をチャラにするカード)がないんだよ!!!」(涙目)とのことでした。
そんなワケで、この正月早々遊ぶには熟慮が必要な『桃太郎電鉄ボードゲーム 大どんでん返しの巻』にミズグチさんのサインを付けて1名様にプレゼント!
応募方法はコチラ(関連リンク)
ひとつ悲しいお知らせとして、ミズグチさんが原稿作画中に、目的地カードをなくしてしまいました。なので、世界マップでしか遊べませんが、みなさんのご応募お待ちしております。
深夜の殺伐とした双六プレイとフライング初日の出の模様は、週刊アスキー1/8‐15号(12月25日発売)の『カオスだもんね!PLUS』をチェック!
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