今回はやや内輪ネタで恐縮です。
長い間『カオスだもんね!』を、編集長という立場から支えてくれた“ミスター週アス”ことF岡さんが、週アスを離れてしまったということで、今までの感謝の気持ちを本人に伝えるために、お礼を言いに行くことになりました。
が、その旨をアカザーさんから伝えると、なぜか有明教育芸術短期大学に来てほしいとのこと。ミズグチさんとしては、初めてF岡さんと出会った、東十条の喫茶店あたりで昔話などを交えながら語り合いたかったみたいなのですが、とにかくいわれるがままに現地へ。
そこで待ち受けていたのは、F岡さんの講義。しかもその講義の議題が“初音ミクは日本の伝統芸能だった”というもの。どうやら最近のF岡さんは、こういった活動がメインのようなのですが……。
あ、どんな講義だったのか気になった方は、以下の記事でも同等の内容が語られていますのでご覧ください。
『初音ミクは日本の伝統芸能だった』(関連サイト)
そして気がつけば1時間半あまり、ミク、ミク、ミクの初音ミク話で終了。完全にF岡マジックに乗せられて、当初の企画趣旨をねじ曲げられてしまいました。
ただ、F岡さんとしても、カオスチームに“今までありがとう”なんて言われるような湿っぽい展開は御免こうむるようで、だからこそ“今のオレを見ろ!”的な方向に持って行ったんだろうなぁと。
とはいえ、やっぱりカオスにとってF岡さんの存在は大きかったので、せめてこのシャクライのコラムだけでもF岡さんへの感謝の気持ちを込めつつ、カオスにおけるF岡さんとの歴史を振り返ってみます。
ということで、まずは記念すべきF岡さん初登場のコマから。
【カオスだもんね! 第1巻 「憧れのボディコンに挑戦」より】
週アスの前身雑誌である、『EYE・COM』誌の編集長就任直後のF岡さん。この頃はカオスをブレイクさせるには風俗取材だと睨み、関西にしかなかったノーパン牛丼の取材にも率先して出張GOサインを出す始末。
続いて、EYE・COMから『週刊アスキー』に移るにあたって、ミズグチさんに「ともに週刊誌でがんばろう」と誘うF岡さん。
【カオスだもんね! 第4巻 「さらば! わが青春のアイコン」より】
まじめな話をしていますが、このときの会合場所はなぜか新宿二丁目のゲイバーでした。
そして、TBSでラジオパーソナリティーを務めるF岡さん。
【カオスだもんね! 第6巻 「明けましておめでトーク」より】
シャクライはいまだに未読ですが、いつか『ボブ・グリーンの父親日記』は読んでみようと思います。
つづいて、F1セレブなF岡さん。
【カオスだもんね! 第7巻 「俺達のF1観戦記(決勝観戦編)」より】
40万円のランチフルコースって……。いったい何が出てきたんでしょうか? 今でもひじょうに気になります。
さらに、週アス創刊3周年記念インタビューにおいて「どんな部下が好き?」という質問に答えるF岡さん。
【カオスだもんね! 第8巻 「日本の編集長」より】
あぁ、F岡さんらしいなぁと思いました。
で、これはF岡さんとミズグチさんが初めて出会ったときのエピソード。
【カオスだもんね! 第11巻 「カオスのルーツ」より】
当時の二人があそこまでヤサグレていたかどうかはさておき、この二人の出会いがあったからこそ今のカオスがあるんだなぁ、と。
そして、編集長からアスキーのCEOになったころのF岡さん。
【カオスだもんね! 第12巻 「ふたりの編集長」より】
この回を境にF岡さんの登場回数はグンと減っていってしまったのですが、それでも“ネットプライス”や“文楽”など、機会をみてはカオスに企画を提供してくれました。カオスを陰ながら支えてくれていたんですねぇ。本当にありがとうございました。
ということで最後に、ミズグチさんが描いたF岡さんの中でシャクライがベスト1だなぁ、と思ったコマで今回はお別れで~す。
う~ん、熱い!
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