週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

美人歯科医(女)が出張サービス!アナタの歯形に合わせて牙をつくる

2015年02月06日 14時30分更新

 ネットで話題のサービスや事件、ツイートしている中の人にを直撃する週アスの好評連載『中の人特捜部』──今回は、本業の歯医者さんのかたわら、趣味が高じて本格的に付け牙づくりの道も歩んでいる美人歯科医を追った。

 

1015-nakanohito
1015-nakanohito

しゃべっても落ちない世界にひとつの付け牙

 オオカミ男や吸血鬼などのコスプレに欠かせないアイテムといえば、牙(きば)だ。パーティー用品売り場やコスプレ専門店で付け牙を入手できなくもないが、近所にお店がなかったり、なにより自分の歯形に合うとも限らない。そこで、ネットで付け牙のオーダーメイドを受け付けている『牙屋』が注目を集めているという。

 人間の歯は個人差が大きく、出来合いの牙だとすぐ取れてしまったり、色が合わなかったりと難しい部分も多い。しかし牙屋では、接着剤などを使わず、犬歯の上からかぶせるだけで吸血鬼のような見た目に変身できる付け牙を製作。オーダーメイドで、個人の歯形や歯の色に合わせてつくるため、装着したまましゃべることも可能だ。

 ドラマや映画でも使える高いクオリティーなのに、お値段は左右2本で6000円と意外にリーズナブル。さらにネイルサロンのように、別途料金(関東近県の場合で4000円)はかかるが、出張もしてくれるという。お呼びとあらば日本全国どこへでも行くそうなので、牙が必要なここぞというとき(どんなときだよwww)、頼んでみてはいかがだろう。

 

今週の捜査対象

1015_nakabohito_profile

牙職人 牙屋露果(きばやつゆか)
歯科医師、大学非常勤講師。専門は訪問歯科、歯科アレルギーなど。牙の原体験は映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』だが、好きな作品は『ヴァンパイア侍』。

 

歯科医師として牙をが手がける、プロの犯行現場!

素材を健康な歯に押し当てて型取り

1015-nakanohito

↑粉末と液体を混ぜると1分ほどで固まる歯科医療用の素材で製作。歯並びにもよるが、多くの場合30~45分程度で完成する。

 

ラインストーンやラメ加工も

1015-nakanohito

↑さまざま牙への要望を形にするプロの技。お客さんの歯に牙の色も合わせられるよう、3色の素材を持って作業に出向く。外国人は歯の色が違って合わせにくいとのこと。

 

昔からの常連さん

1015-nakanohito

↑コスチューム姿では、よりいっそう見映えがする牙。2人とも古くからのお客さんで、デザイナーとメイクアップアーティストだ。

 

フレディー・マーキュリーになれる!?

1015-nakanohito

↑マンガで見られるギザギザの歯など、さまざまな形状の歯を製作可能。クイーンのボーカル、フレディー・マーキュリーの歯並びも再現できる。

 

歯科医師がいる牙ショップはココだけ

1015-nakanohito

↑牙屋露果さんのウェブサイトのギャラリーには、多くの牙を付けた人の写真がある。自分にピッタリの牙をオーダーをつくってほしい人は、ウェブ上で牙屋露果さんのスケジュールを確認すべし。ちなみに、「現在、日本で人の口腔内を触ってもよいのは医師、歯科医師、歯科衛生士だけです」、「ちゃんと噛み合わせを診れる歯科医師のいる牙屋は当店だけです」とのこと。
 

週刊アスキーで全部読めます!
2015年2月2日発売の週刊アスキー2/17号(No.1015)では、ゴシック系バンド時代にはじめた牙づくりがライブイベント会場え大盛況、イベント会場でのオーダー即売に対応しきれず、ネットオーダーと出張サービスを開始、歯科医師目線で牙屋さんの腕が確かなワケなどのエピソードを紹介しています。

■関連サイト
牙屋-KIBAYA

週刊アスキー
Amazonで購入は表紙をクリック
週刊アスキー
Kindle版はこちらの表紙をクリック

週刊アスキーはNewsstandでも配信中!

 

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう