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AIモデル100GB超を同時処理可能! 話題沸騰中のスーパーチップNVIDIA RTX Sparkはなにがスゴイのか?

 NVIDIAはCOMPUTEX 2026と併催しているNVIDIA GTC Taipeiのデモブースにおいて、今秋以降に主要OEMパートナー6社から発売予定の次世代プラットフォーム「RTX Spark」を搭載したPC製品、およびそれに向けた各種基盤技術を報道陣向けに公開した。

 本デモでは、Windows OSとの緊密な統合、大容量メモリーを活かしたローカル環境でのAIエージェント処理などを紹介。ハードウェアとソフトウェアの両面で最適化が図られており、秋に登場する製品群の性能の高さに期待が持てる内容となっている。

稼働するリファレンスモデルで「RTX Spark」のパワーをアピール

 プラットフォームの中核を担う「RTX Spark」は、最大128GBのユニファイドメモリーを搭載し、ローカル環境で数十億パラメーター規模の大規模モデルを高速かつ並列に処理できる能力を装備。ブース内では、外部ネットワークに接続せず、機密データを保護したまま動作する「ローカルAIエージェント」の活用事例が多数展示されていた。

 クリエイター向けデモではPhotoshopを使い、ユーザーが音声で指示を出すだけでエージェントが外部ツールをバックグラウンドで操作し、構図の変更や動画の生成などをシームレスに実行する様子が公開された。

Photoshopを使った動画生成のデモ

 圧巻だったのが、Adobe Premiereでのデモ。RTX Sparkに向けた最適化されたPremiereでは、動画のシーン編集箇所の検出が従来環境の約2倍の速度で完了。動画のマスク処理も瞬時にでき、高解像度の4K 4:2:2 10bit映像も、ハードウェア処理によりマルチカム環境で遅延なくスムーズに再生できる。

左が通常のARM版Premiereで、右がRTX Spark向けに最適化されたPremiereを使用

動画のマスク処理が驚くほど高速で行なわれていた

 Epic GamesのUnreal Engineを用いたデモでは、数十億ポリゴン規模の都市環境を、レイトレーシングを有効にした状態で滑らかに描画。ユニファイドメモリーの帯域幅を活かすことで、膨大なアセットのやり取りが滞りなく実行できる。バッテリー駆動時においても電源接続時と同等のパフォーマンスを維持できる点も言及していた。

バッテリー駆動時でも処理速度が落ちない

 ゲーミングについては、RTX Spark環境でのソフトウェア互換性について展示。「Alan Wake 2」のようなARMネイティブ対応タイトルの動作に加え、「Indiana Jones」や「PRAGMATA」などがWindowsの「Prism」エミュレーター上で稼働していた。

「Alan Wake 2」はネイティブ対応で動作

「Indiana Jones」もエミュレーター上での動作とは思えないほどスムーズ

 競技性の高いゲームに不可欠なアンチチート(不正行為監視)ツールについても開発元と対応が進められており、「Fortnite」や「NARAKA: BLADEPOINT」といったタイトルが秋の発売段階でプレイ可能になる予定とのこと。

「Fortnite」もリファレンス機で動作していた

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