「お母さん! 30分間喋んないでよ。これからガンダム録音するんだから。絶対だよ!」「うるさいわね、もう!」
……というのが、初めてコンテンツを記録した思い出のジャイアン鈴木です。そのときはまだ実家にビデオデッキはありませんでした。
筆者が最初に購入してもらったAV機器と言えば「ラジカセ(ラジオカセットレコーダー)」。機種名は覚えていませんが、たしかシャープ製。そのような経緯からラジカセに対して郷愁を禁じ得ません。
しかし、最近のラジカセって妙に現代的。白くて丸みを帯びていて、それはそれで可愛かったりするのですが、やはり昭和にキッズだった筆者としては、肩に背負ってウェイウェイするのが似合うラジカセがほしいのです。
というわけで、今回レビューするのは「俺たちの青春ラジカセ」がキャッチフレーズのBluetooth機能搭載ステレオラジオカセット「SCR-B7」です。

カセットテープに関する注意書きが入ってました。AIチャットボットのChatGPTに「昭和のヤンキーっぽく要約して」とお願いしたら「ガラの悪いカセットテープ、持ち込むんじゃねえぞ。てめえの大事なヤツが壊れちまったって泣き言は聞かねえからな。こっちが何もかも面倒見るって話じゃねえぞ!」と返してくれました。まあそういうことです
ラジカセに加えて
MP3録音・再生、Bluetoothスピーカー機能を搭載
「SCR-B7」はドウシシャがORIONブランドから発売したステレオラジカセ。ラジオ、カセットの録音・再生機能に加えて、USBメモリーとmicroSDメモリーカードへのMP3録音・再生機能(128kbps)、Bluetoothスピーカー機能を搭載しています。
単なるラジカセとしてだけでなく、カセット、ラジオ、AUX IN外部入力、本体内蔵マイクからUSBメモリーやmicroSDメモリーカードに録音したり、スマートフォンをBluetooth接続して外部スピーカーとしても利用できるわけです。

本体サイズは425×118×235mm、重量は3.2kg。前面には電源ランプ、LED入力レベルメーター(左・右)、STEREOインジケーター、周波数表示、出力レベルメーター(左・右)、内蔵マイク、カセットホルダー、フルレンジスピーカー×2、ツイータースピーカー×2を配置

上面にはロッドアンテナ、音量つまみ、BASSつまみ(低音域の調節)、TREBLEつまみ(高音域の調節)、PAUSEボタン、STOP/EJECTボタン、FFボタン、REWボタン、PLAYボタン、RECボタン、MODEスイッチ、BANDスイッチ、BASS BOOSTスイッチを装備
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