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カラーリングだけでなく、スペックもゲーミングPCに抜かりないハイパフォーマンス構成

夏に自作したい、MSIで作る涼しげなホワイトゲーミングPC! 各パーツも高性能にこだわったホワイトで統一

2022年07月20日 11時30分更新

文● 石川ひさよし 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

ビデオカード
MSI GeForce RTX 3070 Ti VENTUS 3X 8G OC

 現在、MSIからホワイトモデルのビデオカードがリリースされていないこともあってここだけはブラックだ。今後のホワイトモデル展開に期待しよう。ただし、ゲーミングPCにとってビデオカードはパフォーマンスを左右する重要なパーツ。ここだけブラックでも、ケース内でのワンポイントのアクセントと考えれば悪くない塩梅だ。GeForce RTX 3070 Ti VENTUS 3X 8G OCは側面やブラケットを含めてオールブラック。目立つことは目立つが悪目立ちはしない。

 GeForce RTX 3070 TiでさらにOCモデルなのでWQHD〜4K環境の方がターゲットになるだろう。3連ファンは2タイプのブレードを組み合わせたTORX FAN 3.0。効率的な冷却を実現し、動作音も抑えている。温度が比較的高くない状態ではファンの回転を停止するZero Frozrにも対応しており、ゲーミング時/非ゲーミング時ともノイズに悩まされずにすむ。

単体で見ればブラックで統一され、引き締まったデザイン

ブラケットまわり。今回使用したパーツでは一番高価なだけあって、作りもいい

補助電源・バックプレート側から

GPUZのデータ。OCモデルなので1800MHz駆動となる

CPU
Intel Core i7-12700

 今回はCore i7-12700を組み合わせた。Pコアが8、Eコアが4基で最大スレッド数は20になる。最大ブーストクロックも4.9GHz。GeForce RTX 3070 Tiと組み合わせる今回の構成ではコストパフォーマンス的にもマッチした組み合わせだろう。一方でPBPが65W、MTPが180Wという電力設定は、パフォーマンスだけでなく動作音などの快適さを求める方にマッチする。24cmクラスのMAG CORELIQUID 240R V2 WHITEとの組み合わせも最適だ。

あらゆる用途で現在コスパのよいCPUをチョイスした

CPUZのデータ。Pコアが8、Eコアが4基で、最大スレッド数が20となる第12世代Core

メモリ
Corsair DOMINATOR PLATINUM RGB(CMT32GX5M2B5600C36W)

 メモリは以前からホワイトモデルが存在したが、DDR5となるとまだ少なめ。少ない選択肢の中から、DOMINATOR PLATINUM RGB(CMT32GX5M2B5600C36W)を選択した。ハイエンドOCメモリのDOMINATOR PLATINUM RGBシリーズ中においては、低すぎず高すぎないDDR5-5600といったクロックだ。

 メモリのヒートスプレッダが比較的高く、スタンダードなメモリと比べて組み込んだ際の存在感がひときわ高い。ヒートスプレッダ上には12基のRGB LEDが備わっており、ホワイトPCでイルミネーションを楽しみたい方にも適している。

ヒートスプレッダが独特の形状で、メモリらしからぬデザインは組み込み後の印象を大きく左右する

CPU-Zのデータ。SPD情報を見ると、第12世代CoreがサポートするDDR5-4800モードのほか、XMPプロファイルとしてDDR5-5600が用意されている。MPG Z690 FORCE WIFIなら十分な余裕をもってサポートされているクロックだ

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