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カラーリングだけでなく、スペックもゲーミングPCに抜かりないハイパフォーマンス構成

夏に自作したい、MSIで作る涼しげなホワイトゲーミングPC! 各パーツも高性能にこだわったホワイトで統一

2022年07月20日 11時30分更新

文● 石川ひさよし 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

電源
MSI MPG A750GF WHITE

 ホワイト電源の選択肢も増えている。ただし、ホワイトPCを組むにあたってポイントとしたいのは、第一にスペック、次にケーブルの色だ。MPG A750GF WHITEのスペックは出力が750Wで、「7」「9」グレードのCPUにハイエンドビデオカードを組み合わせても余裕がある。また、効率面では80PLUS Goldで、信頼性については全てのコンデンサに日本メーカー製耐熱105℃品を採用して10年保証を実現、使い勝手や組み込みやすさの点ではプラグイン方式、奥行き16cmという比較的コンパクトなサイズ感がポイントになる。そしてケーブル色はホワイトで見た目もよいフラットタイプ。裏面配線をしたとしても、ケーブルの一部がわずかに露出してしまうが、ケーブルがホワイトなら見映えをよくすることができる。

カラーだけでなく、性能も確かな製品

750Wなので、ハイパフォーマンスのゲーミングPCを組んでも安心だ

ケーブルまで色を揃えるのがポイント、組み上がりが断然違う

CPUクーラー
MSI MAG CORELIQUID 240R V2 WHITE

 CPUクーラーには空冷、水冷と大きく2つに分類されるが、今回のホワイトPCのように内部を見て楽しむコンセプトなら、よりスッキリとした見た目になる水冷のほうがマッチしているかもしれない。MAG CORELIQUID 240R V2 WHITEは24cmクラスの簡易水冷CPUクーラーだ。本格水冷のようにチューブの接続やクーラントの充填などは不要。ファンを取り付けてケースに組み込み、ヘッドも取り付けて配線すれば利用可能になる。また、CPUソケットからラジエータまで延びるチューブのスリーブもホワイトだ。機能面ではポンプをラジエータ部分に内蔵することでヘッド側をシンプルにまとめ、そのポンプにも高耐久の三相モーターを採用する。LEDイルミネーションはヘッドとファンがARGB対応。

各パーツを組み込んだ後のイメージ。ケース内で大きな面積を締めるパーツだけにホワイトPCを組む際には重要視したい

マザーボード
MSI MPG Z690 FORCE WIFI

 実はMPG Z690 FORCE WIFI、ホワイトというわけではなくシルバーのモデルだ。機能的にはハイエンド〜アッパーミドルクラス。MPG Z690 CARBON WIFIと機能的にほぼ同じだが、ヒートシンクがシルバーになったことでイメージはガラリと変わる。CPU電源回路は18+1+1フェーズ。75A SPSを採用しており、ハイエンドCPUへの電力供給も万全に加え、下位クラスの製品よりも高クロックのOCメモリをサポートしている。メモリはDDR5で4スロット。VRMヒートシンクはCPUソケットの左、上パーツが一体化した大型デザインに加え、内部にはヒートパイプも備わっている。

M.2スロットは5基。うち4基がPCI Express 4.0 x4接続に対応している。USB 3.2 Gen2x2を備えるほか、USB 3.2 Gen2 Type-Aポートも豊富だ

ヒートシンクはシルバーだが、白っぽいので違和感は少ない

VRMまわり。ヒートシンクとの相性もよい

M.2スロットもハイエンド〜アッパーミドルクラスだけあって不足はない設計

バックパネルもシルバーなので、ケースに組み込み後もきれいな配色になる

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