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PCからディスプレーの設定ができるMSI Gaming OSD 2.0アプリが便利!

165Hz駆動でHDR対応の湾曲27型ゲーミングディスプレーMSI「Optix MAG272C」レビュー

2021年01月25日 11時00分更新

文● ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

PCから操作できるOSDは超便利

FPSゲーム「レインボーシックス シージ」のプレイ画面

 実際に本製品を利用してみたが、リフレッシュレートが高く、ゲームをプレイしてみても非常になめらか。OSDメニューは、MAGシリーズでおなじみのメニュー画面が表示され、各種ゲームに合わせた表示モードにより、プレイしやすい環境がすぐ使える。

165Hzで駆動するには、Windowsのディスプレー設定やゲームの設定で指定する必要がある

 これらの設定を「MSI Gaming OSD 2.0」アプリから行なえるのが、本製品の特徴の1つ。ディスプレーのOSDメニューからは設定できない機能もあるため、本製品を購入したら即アプリインストールとUSB接続をオススメする。

 ディスプレー左下には「Macro Key」ボタンが用意されていて、その設定はアプリからのみ行なえる。割り当てられる機能は限られているものの、プロファイルを切り替えられたりするので、よく使う機能を割り当てたいところ。

ディスプレー左下には「Macro Key」ボタン

「Macro Key」ボタンへの機能割り当て画面

 また、ショートカットキーに機能を割り当て可能なので、キーボード操作だけで瞬時にモード切り替えが可能となり、たとえばゲームプレイ中に「ナイトビジョン」モードの設定を切り替えたり、「スクリーンアシスタンス」機能を有効にするといったことができる。仕事時とゲーム時、映画を見るときなど、用途に合わせて画面モードの切り替えも手軽にできるのでありがたい。

各機能にショートカットキーを割り当てられるのが便利

ジョイスティックにも機能を割り当てられるので、いろいろとカスタマイズのし甲斐がある

 もちろん、PS5、Xbox Seriesのどちらも1080p/120Hzで動作確認済みとのこと。ゲーミングPCだけでなく、家庭用ゲーム機でも活用したいところだ。

 27型ディスプレーは価格もかなり下がってきており、これから主流となるだろう。「Optix MAG272C」は、ゲーミング機能をしっかり押さえつつ、HDRによる映像表現の向上と使い勝手のよさも加わり、実売価格が3万円前後と湾曲フルHDディスプレーとしてはかなりコスパが高い。

 仕事でもプライベートでも活用でき、特にゲーミング環境を整備したいと思ったら、3万円台で買える「Optix MAG272C」を検討してほしい。

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