こんにちは、アスキーのモグモグ担当、ナベコです。
ムシっとして暑くなってきました。たまに風が涼しく感じられて、長袖をはおってみてはやっぱり暑いなと脱ぐ。そんなことの繰り返しです。
さて、蒸し暑いので冷たい麺ものでも食べたいなと、ローソンで6月2日から登場した新商品「麺屋武蔵監修 冷し真剣そば」を買ってきました。税込550円。
ローソン「麺屋武蔵監修 冷し真剣そば」(550円)
“真剣(まじ)そば”と呼ぶようです。マジ!
ラーメン、つけ麺の「麺屋武蔵」が監修した商品です。
1996年に創業し、現在都内を中心に現在15店舗を構える「麺屋武蔵」は、店舗ごとにオリジナルメニューを打ち出したりと、固定観念にとらわれない攻めた姿勢でラーメンファンを魅了してきました。これまでに、麺屋武蔵が監修した冷凍食品や、カップ麺は出てきましたが、意外にもコンビニのチルド麺とのコラボはあまり例がありません。
にんにくのパンチをきかせた濃厚な白湯魚介スープに、粒粉入太麺を合わせた冷しラーメンだそう。
蓋を開けた瞬間に、プワン。ニンニクやゴマの、香ばしくもパンチある香りが漂います。これこれ! ニンニクが好きな人にとってご褒美の香りです。
なお、アスキー編集部は6月2日現在リモートワークを導入中。つまりおうちで本商品を食べました。家の中だからいくらニンニクの香りが立ってもオールオッケイ! ……最近、ガーリックフレーバーは人気が高まり少し前よりも市民権を得ています。きっと会社の休憩室でも周りの人は許してくれるはず(そう信じたい)。
真ん中に刻みニンニク。それと、唐辛子ペースト。
麺の色と同化していますが。もやしキャベツがのっています。
チャーシューです。小ぶりですが、焦がしてテリっとさせたいい色。
それと煮玉子。
スープは袋に入っています。油がたっぷり入ったごまダレ色のスープ。
スープをかけますよ。
麺が太麺でみっちり入っているので、スープの中に麺がつかる感じはあまりありません。麺にわずかスープがかかっている、これでいいのでしょう。
いただきます!
麺が太い!
ひと麺、ひと麺が、力強くピンッとしているので、箸で束をとるのがむずかしいくらい。
食べると弾力があって、ムチッ、プツッと口の中での切れていくのがおもしろい。
特徴的なのは全粒粉ならではの香ばしさ。全粒粉なので、小麦の表皮、胚芽部分も一緒に粉にしています。ですので、どこか雑穀らしい香りがしてくるんですよ。 クセがあるといえばそうなので、全粒粉麺は人によっては好き嫌いがあるかもしれません。麺屋武蔵の店舗でも、秋葉原の店舗「巌虎」以外だと全粒粉麺はめったに使っていません。
私は全粒粉ならではの独特の香り、自然味があってけっこう好きです。
全粒粉の太麺、スープが薄味だと絡みづらいと思うのですが、ニンニクのパンチをきかせた濃いスープがよく合います。食べていくうちに、シャキシャキとモヤシやキャベツの歯ごたえも絡んでくるのもよい塩梅!
ところで、辛いもの好きな人は、唐辛子ペーストによる刺激を期待するかもしれませんが、濃いスープにのまれて辛みはそこまでありません。
たまに、ほんのり柚子の爽やかな香りが……。そう、唐辛子ペーストには柚子も練り込まれているんです。さすが麺屋武蔵、大胆な中にも繊細さがある技巧的なつくり。
後を引く濃厚さ、ニンニクの風味で、食べ始めたらとまらない。ワシワシ、プチンとプチンと食べ進めちゃいます。最後のスープは塩分高そうだなと思いつつもすすりたくなりました。
全粒粉の太麺がウマウマ!個性的なニンニク冷し麺
ガツンとおいしくいただきました。
ニンニクと背脂をきかせたラーメンをいわゆる“二郎系”と呼んだりしますが、全粒粉麺だったり、単なるジェネリック二郎ではない、麺屋武蔵らしいこだわりを感じさせてくれましたよ。
気になるカロリーは一食679kcal。しっかり食べたと感じるわりには罪悪感そこそこのヘルシーな(見方によっては)カロリーではないでしょうか。
ただ、暑いから冷し麺をチョイスしたはずなのに、食べ終わった時にはニンニクで身体がほてっていてびっくり! 鼻のアタマに汗かいちゃった~。予想外にポカポカになっちゃいましたが、スタミナがついて、仕事をがんばれそうですよ。
ニンニク系の麺が好きな人はぜひ食べてほしい一杯でした! 6月2日から発売したばかり。気になる人はローソンに行ってみてください。
ナベコ
酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメでおいしい情報配信中♪
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