マツコに食べさせたかった天津飯オムライス!
大阪王将の天津飯、実はオムライスだったと知ってた?超絶品でメーカー公認!
さあ、シズルの時間がやってまいりました。
年間4000種類以上のアイスを食べ歩き、アイス業界の表裏を知り尽くすアイスジャーナリスト・シズリーナによる、悪魔的激旨裏ワザグルメをご紹介いたします。
実は私、絶賛子育て奮闘中でございます。
子供が2歳になると、離乳食を終えて幼児食になります。赤ちゃんのときよりも、食べられるものが増え、大人と同じ調理法でも食べられるようになるので、私にとっては楽になる反面、イヤイヤ期と重なり食事を食べさせるのも一苦労。うちの子供は、料理の見た目や味が少しでも違ったりすると一切口にしてくれません。「食べなさい!」「ヤダ!」の押し問答が繰り広げられると、どうしてもイライラが募ってしまいます……。
そんな中、とある週末に事件は起こりました。いつも7時には起きて朝ごはんの準備をするのですが、目覚めて時計を見ると午前11時30分過ぎ。やってしまいました!
朝食をすっ飛ばして、もはや昼食の時間に。せめてもの償いのつもりで子供に「何食べたい~?」と聞くと「オミュライス(オムライス)!!!」とかえってきました。
わかった、オムライスをと、腕まくりをしながら冷蔵庫を開けると……。まず、タマゴがない。さらに、具材がない。冷凍庫にミックスベジタブルなどがあればよかったのですが……。
こういう時に頼りになるのがデリバリー! しかし、希望を持てたのも束の間。デリバリーで「オムライス」を検索しても簡単には見つからず、スマートフォン片手にうなだれる。
このままではスーパーかコンビニに買いに行かなければならないけど、身支度をする時間も空腹の子供にとっては辛い状況です。ふとあることに気づきした。それは……。
タマゴもない!ミックスベジタブルもない!
そんな状況の中、“究極のオムライス”を作る方法とは?
大阪王将のデリバリーサービスで「ふわとろ天津飯」を餡かけなしで注文。40分後に大阪王将の天津飯が湯気を躍らせながら2つ手元に届きました。
そうです。「天津飯」を「オムライス」にアレンジできるのでは、と思ったのです!
オムライスといったらケチャップライスがポイント。そこでまず、ふわっふわのタマゴと熱々の白ゴマが振られた熱々ごはんを二つに分けてから、ご飯をケチャップライスにアレンジ。
常備している“フライパンいらず”のチキンライスの素「デルモンテ 洋ごはんつくろ 洋風まぜごはんの素 チキンライス」(キッコーマン食品)を熱々ごはんによく混ぜ合わせチキンライスを作ります。
デルモンテのチキンライスの素には、鶏肉や玉ねぎなど素材の旨味を活かしたコク深い味わいで、鶏肉やにんじん、スイートコーン、グリーンピースのゴロゴロっとした4種の具材が入っています。
チキンライスを作ったら、そこに、天津飯の主役であるタマゴをチキンライスの上に戻し、トマトケチャップをかけて完成!
天津飯をアレンジして作ったオムライス。お味はいかがでしょう?
いつも食事に1時間30分かける(途中から YouTube に釘付けだったりするため)子供の目の前に差し出したところ、30分で完食しました。これは大成功ということよろしいでしょう!
週末に突然訪れた「昼食問題」を、どうにか大阪王将「ふわとろ天津飯」とデルモンテのチキンライスの素に救っていただきました。
大阪王将の天津飯はオムライスにアレンジできる!
また一つシズリーナ的な裏ワザが生まれてしまいました。
【大阪王将の天津飯をオムライスにアレンジすると信じられない位おいしい!】
1・デリバリーで大阪王将の「ふわとろ天津飯」を「餡かけなし」で注文する
↓
2・タマゴをはずし、ご飯を「デルモンテ 洋ごはんつくろ 洋風まぜごはんの素 チキンライス」と混ぜ合わす
↓
3・タマゴを再度のせ、ケチャップをかける
ふわっふわのタマゴがたまらない素晴らしいおいしさのオムライスに仕上がります!
アレンジ「オムライス」がおいしすぎたので
大阪王将とデルモンテのブランド担当者にも食べていただきました
大阪王将×キッコーマン食品でオムライスができるとは。自分のアイデアで組み合わせたものの、あまりの相性のよさにびっくり。こんなおいしいアレンジができることを、両社に知ってもらいたいと、大阪王将とキッコーマン食品に事情を説明してアポイントを取り、試食会の時間を作っていただきました。
まずは大阪王将の林さんへ。天津飯のおいしさの秘密をきいてみました。
大阪王将・林さん「実は、うちの『ふわとろ天津飯』は女性をターゲットに大阪王将の味を知っていただきたいと思い、試作を繰り返して 2011年9月にやっと誕生した商品なんですよ。だからこそ自信を持ってオススメできますし、今でも愛され続けている看板商品なんですよね。ただ、うちの天津飯がオムライスになるなんて想像もつきません」
大阪王将の天津飯ならではの、ふわっふわ食感のタマゴの秘訣をお伺いすると……。
「あれはね...“愛情”ですね」(林さん)
と、満面の笑みでお応えいただいたので、現場は不思議な空気に包まれました。
一方、キッコーマン食品の小出さんに、チキンライスの素のポイントについておききしました。
キッコーマン食品・小出さん「弊社の商品は、忙しい主婦の強い味方でありたいと思い、デルモンテの『洋風まぜごはんの素』はチキンライスの他に『ドライカレー』と『バターしょうゆピラフ』もございます。化学調味料を一切使用しておらず、ソースをそのまま炊きたてのごはんや電子レンジで温めたごはんに混ぜてご利用いただけるので、小さなお子様がいるご家庭にもご好評いただいております。また、食べ応えのある具材もしっかりと入っているので自信を持ってオススメできます!」
私は、“洋風まぜごはんの素”シリーズはチキンライスだけだと思っていたのですが、“ドライカレー”や“バターしょうゆピラフ”もあるというのを初めて知りました。そもそもデルモンテブランドがキッコーマン食品ということも今まで知らずビックリしました。だからピラフには“しょうゆ”が使用されているんですね。
シズリーナ流オムライスを
メーカーの中の方に食べてもらった反応は?
大阪王将・林さん「んまい! いやー、これは驚きましたね。まさか自分ところの天津飯がオムライスになって目の前に現れるとは思ってもいませんでした。そして、チキンライスとして成立している! 完熟トマトの酸味の中に甘味が表現されていて、味に奥深さを感じますし、しっかりとごはんに盛り込まれている具材の味もちゃんとわかりますね。うちのふわっふわタマゴとケチャップソースもいいですね!」
模範解答のようなコメントにやらせ感満載ですが、一切打ち合わせもしておりませんのであしからず。
ちなみに、ケチャップはデルモンテ「リコピンリッチトマトケチャップ」を当日キッコーマン食品さんからお借りしましたので……。そりゃー美味しいだろうと思いながら取材を進めます。
キッコーマン食品・小出さん「すみません。実は大阪王将さんの『ふわとろ天津飯』をいただいたことがなく、今回初めていただいたのですが、これはもはや天津飯ではなくオムライスのクオリティですね(笑)。タマゴの半熟加減も最高で、このふわふわ食感は絶対に自分では再現できません!」
逆に、今回大阪王将の“ふわとろ天津飯”を知る前にオムライスを知ってしまった彼女の大阪王将ライフに今後どのような影響を及ぼすのか誰も知らない(笑)。
さて、今回のシズリーナ考案、大阪王将の天津飯×デルモンテのチキンライスの素でつくる「オムライス」。実際にそれぞれのメーカーのご担当者に食べていただいて、大絶賛していただけました。是非とも皆さんにお試しいただきたいです!
動画もよかったらみてください!
筆者紹介:シズリーナ
脱サラして年間4000種類以上のアイスクリームを日本全国食べ歩くアイスジャーナリスト。その他にも、掛け合わせグルメ、音グルメの考案者として話題沸騰中! 掛け合わせグルメの代表作として、日清のカップ麺「カップヌードル カレー」の中にロッテのアイス「雪見だいふく」を加える「雪見カレーヌードル」がある。
Twitter:@sizzleeena
Instagram:sizzle_feeling426
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