「松屋のえらい人はカレーが好き」ってほんとうですか?
以上、マイカリー食堂の人気メニュー3種を食べてきました。いずれも、具材とソースの相性を考えて、高すぎない価格でしっかりしたカレーとして仕上げていることに好感を持ちます。
マイカリー食堂ならではの強みをもっと掘り下げるべく、松屋フーズホールディングスの広報担当にお話をうかがいました。
まず、自信を持っているのが、ルーの配合。スパイスの選定、使い方、旨味、甘味、粘度など、細かくこだわりを持っているとのこと。また、ライバル店舗と比較した際のコストパフォーマンス、すなわち価格にも自信があるそうです。たしかに、ロースかつカレーやバターチキンカレーには、それを強く感じました。
期間限定のメニューも多く、季節によっていろいろなカレーを提供する開発力も強みとのこと。これまでマイカリー食堂では、「グリーンカレー」「ホワイトカレー」「ココナッツクリームカレー」「ハッシュドビーフカレー」「キーマカレー」「レモンカレー」などを発売。
これらのカレーは一部にすぎず、それ以外にもたくさんのメニューを提供し続けてきました。スパイシーなものから洋食ムードなものまで、カレーならなんでもござれ、といった意欲を感じます。
トッピングが多いのもマイカリー食堂の特徴ですね。松屋フーズのスローガン「みんなの食卓でありたい」を実践するべく、毎日のように来店しても、多彩なメニューやトッピングで飽きさせません、と広報の方は胸を張っておりました。ちなみに、人気のトッピングは「とろーりチーズ」「ソーセージ」が2強だとか。
主な客層は、学生、サラリーマン。松屋と比較すると、女性客も多いとか。若者や学生の多い高田馬場に出店したこともうなずけますが、お昼の時間帯のお弁当は、女性にも人気だとのこと。ぜひテイクアウトも利用してほしいそうです。
ところで松屋フーズ……というか、松屋は、カレーのメニューに人気があります。定食チェーンとは思えぬ味の仕上がり具合は、ネット上で「松屋の会長はカレーが好きで、並々ならぬこだわりがある」と、まことしやかにささやかれるほど。
そのあたりの真偽もうかがいました。広報の方の話によると、実際、松屋フーズの会長も社長もカレーが好きというのは、ほんとうだそうです。
松屋フーズでは、会長と社長の2人が新商品の味をチェックし、「OK」と言わないと、世に出ないということでした。ちなみに、松屋フーズの本社には会長室も社長室もなく、社員とコミュニケーションを取りたいということで、同じフロアで仕事をしているそうです。
今後、マイカリー食堂は首都圏を中心に出店を予定しており、直近では、3月4日に赤坂店がオープン予定だとか。松屋フーズの「カレー」が好きな人は、ぜひチェックしてみてください。
モーダル小嶋
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。編集部では若手ともベテランともいえない微妙な位置。一人めし連載「モーダル小嶋のTOKYO男子めし」もよろしくお願い申し上げます。
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