2万8000人のニコ厨で大・大・大混雑!! ニコニコ町会議 in 愛知県名古屋市栄ほぼ完全レポート（その1）

2014年10月01日 16時30分更新

　9月20日に東京都檜原村でファイナルを迎えた、niconicoのイベント『ニコニコ町会議全国ツアー2014』。しかし、その翌週となる9月28日には、早速、愛知県名古屋市にて追加公演が開催された。場所は、名古屋の中心街である栄にある久屋大通公園。アクセス性が激しくいいこともあって、なんと2万8000人もの来場者を集めて大成功を収めた。現地の活況を3回にわけてレポートしていきます！

■今年で3年目 β時代からの“ニコ厨”が仕掛人だ！

　名古屋の町会議を語る上で外せないのが、東急ハンズ名古屋店統括マネージャーの塩野正鎮さんだ。最初期のβ時代からniconicoを見ている“ニコ厨”で、あまりに好きすぎて今回の会場近くにある東急ハンズANNEX店にニコニコ本社出張所を作ってしまったというスゴい過去がある。さらに久屋大通発展会と協力して、2012年、2013年と3年続けて名古屋に町会議を招聘してきた。

　実は名古屋の町会議は、一昨年が1万人、昨年が2万人と多くの人が集まりすぎてしまい、冗談抜きに死傷者がでるんじゃないかというぐらいに会場がすし詰めになっていた。今年は2万8000人とさらに増えてしまったが、より会場を広めにとってブースを拡散し、多くの人員で来場者を整理していたこともあって、最後まで無事にやりとげられた。しかし、超会議3の来場者が2日で約12万5000人なので、その5分の1が来たってことですよね。名古屋の町会議……、恐ろしい子！

↑久屋大通公園というより、テレビ塔の下といったほうがわかりやすいかも？近くに東急ハンズANNEX店があります。

↑会場マップとスケジュール。地下鉄の久屋大通駅側にある駐車場に踊ってみたやゲーム実況、テレビ塔の真下にステージトラックとやぐら、小川が流れるエリアに物販、栄駅側に併催となる“久屋大通秋祭り”の屋台とステージ──といった配置だった。

↑3万人近くの人が来たわけなので、当然、開場前に待機列ができるわけです。一番早い人はなんと朝4時から来ていたとか。

↑そんな気合いの入ったお客さんを最高の状態でもてなすために、出演者と運営スタッフに地元の協力者、ボランティア全員で挨拶して、恒例の円陣で気合いを入れます。個人的にはMSSPのきっくんさんが「らーめん、つけめん、ぼくイザワ！」と、名物スタッフさんの真似をしていたのがツボに入りました。

↑スタッフがゆっくりお客さんをステージ前に導いていきます。ステージから見るとこの人数！ヤバい！

↑いよいよ13時にスタート！ニワンゴ社長の杉本氏から町会議の10ヵ所を合計した来場者が4万1500人、ネット視聴者が193万6000人と告げられると、驚きの声があがっていた。さらに「なーごや！」「なーごや！」のコール＆レスポンスで会場を暖める。

↑なにせ後ろの方までぎっしりなので、客席がアクションを起こすと熱気がビンビンに伝わってきます。

↑出演者がひとりひとり名前を呼ばれて登壇。会場のあちこちから「キャー！」と黄色い声が上がります。

↑東急ハンズの塩野さんも挨拶。MCのやまだひさしさんに「どんな思いで町会議を迎えましたか？」と聞かれると、「今年も多分たくさんのお客さんが来てくれると思ってたんですが、これほどとは思わなかった。ありがとうございます」と感謝の言葉を口にしていた。

↑久屋大通秋祭り名誉実行委員長で、ポッカサッポロフード＆ビバレッジの常務、征矢（そや）真一さんは、「われわれポッカサッポロは名古屋がふるさとでして、その名古屋で開かれる町会議を応援できて本当にうれしく思います。みなさんと倒れるぐらい盛り上がって、倒れそうになったらレモンを補給してください」と語っていた。

↑そのポッカサッポロも給水所ブースを出展。当日は秋晴れで、気温も予報で最高31度と、かなりアツかったので、飛ぶようにドリンクが売れていってました。

↑3年連続登場の名古屋市市長の河村たかし氏。森進一の“おふくろさん”を上機嫌で歌いながら現れて、「どえりゃー、娘の数だな。何がおもしろいんだこれは」とコメントして会場と生放送の視聴者を大いに笑わせた。去年に続いてMCの百花繚乱さんを「スーパーキュート」と口説いてコメントに「市長酔ってるの？」と突っ込まれたり、“燃えよドラゴンズ！”を歌ったりとアドリブで暴れまくっていた。