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無情の雷雨で室内開催に急変更!! ニコニコ町会議 in 兵庫県新温泉町ほぼ完全レポート(その1)

2014年08月26日 22時30分更新

 「あなたの町のニコニコに会いにいく」をテーマに、この7〜9月の毎週末、全国10ヵ所で開催しているniconicoのイベント『ニコニコ町会議 全国ツアー2014』。9月28日の愛知県名古屋栄、11月1日の大阪府という追加公演も発表されて、秋までさらに多くの“ニコ厨”を巻き込んでいきそうだ。というわけで8月24日、6ヵ所目となる兵庫県新温泉町にて実施した町会議の様子をがっつりレポートしていこう。

ニコニコ町会議

■毎回言ってますが……またしても雨なんです!

 今夏、日本では雨による災害が相次いでいるということもあって、町会議の天気も荒れがちだ。過去5回中、4回が雨という不幸に見舞われていたが、兵庫もそのジンクスから逃れることができずに結局、豪雨に見舞われた。実は兵庫は当日朝までくもりという予報だったため、「やっと普通に楽しめるー!」と筆者も期待していたものの、ふたを開けてみれば12時開始のオープニングセレモニーを前に10時30分頃から雲行きが怪しくなって、すぐに土砂降りに変わってしまった。当時の様子を動画で見るとこんな感じ。

ニコニコ町会議

↑無情にも降り続く雨……。くもりって言ってたじゃないですかヤダー!

 開場を心待ちにしていた来場者は会場となった町立温泉小学校の軒下に避難を始め、グラウンドにはたちまち水たまりができ始める。近くの山がかすむほどに雨足が強まっていくと、筆者も「これは開催できるのか……」という気持ちになっていく。慌ただしく機材の雨対策をしながらも、打ち合わせを始める運営スタッフ。そして11時30分頃に体育館に出演者、運営スタッフ、ボランティアの全員が招集され、落雷の危険があるため、急遽、場所を体育館に移して、できる企画だけで実施しようと言う決断が下された。

 そこからの行動は、もう一心不乱だ。前日に1日かけて設営された機材のうち最低限必要なものがバラされて、次々と体育館に運び込まれていく。どの場所に何のブースを置くのか、雨でぬれたお客さんの靴や傘はどこに置くか、その場で課題が洗い出されて次々と決められていった。町会議のチーム、逆境のときこそ結束の強さが実感できます。

ニコニコ町会議
ニコニコ町会議

↑現地の方々のご厚意で体育館への移動が決まり、何もなかった空間に続々とテーブルやのぼり、機材が運び込まれて急ピッチで設営が進んでいく。

ニコニコ町会議
ニコニコ町会議

↑もちろん屋外もてんやわんや。外では一時的に曇りに戻ったものの、その後、また大雨に戻って最後まで降り続いていた。体育館開催での決断は大正解だった。

ニコニコ町会議

↑そんな中でも、生放送はわずか5分遅れの12時5分にオープニングセレモニーがスタート。舞台は普段のステージトラックではなくテントの中。出演者が全員集合し、「USA!」コールが起こるという謎のテンションの高さで現地を盛り上げます。

ニコニコ町会議

↑町会議は、現地のユーザーが招致してくれて初めて実現する。そのきっかけをつくってくれた“なかたま”さんが出演し、「雨で全然人が来ないんじゃないかと不安だったんですが、いっぱい来てくれたのですごくうれしいです」とコメント。ファンだという歌い手の“ぽこた”さんと楽しそうに会話を交わしていた。

ニコニコ町会議
ニコニコ町会議

↑新温泉町町長の岡本英樹氏は、「若いみなさんがたくさん来ていただいて大変うれしく思います。新温泉は魅力がいっぱいですよ。ぜひとも町の魅力を満喫してください」と挨拶。ドグマ風見さんの呼びかけに応えて、「ひできかんげきー」とコメントが弾幕になっていたのが面白かった。

ニコニコ町会議
ニコニコ町会議

↑新温泉町の湯区長である角田一俊氏は「ようこそみんな湯村に来てくんなった。歓迎しております」、観光協会会長の松元襄司氏は「湯村温泉のPRにこれだけ勤めていただいて感謝感激」と挨拶していた。

ニコニコ町会議

↑最後は、MCである百花 繚乱さんの「ちょっきーん」のかけ声とともに恒例のテープカットを“エア”で実施しました。

 その1はここまで! その2に続きます。

■関連サイト
ニコニコ町会議2014全国ツアー 公式サイト

■お知らせ
 ニコニコ超会議の全国ツアーバージョン“ニコニコ町会議2013”全祭りのほぼすべてを記録したレポート記事の電子書籍が発売中!

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