意味も知らずに口ずさんでいた有名な洋楽の本当の意味を、映画評論家の町山智浩さんが紹介していく週アスの人気連載。28曲目はピンク・フロイド(Pink Floyd)の『ようこそマシーンへ』(Welcom to the Machine)を取り上げます。
ロックスターを取り込む“マシーン”とは?
成功したロックスターを待ちうける苦悩について、過去に何曲か紹介しましたが、今回は商業主義に取り込まれてしまう話。有名なスダジオ前で握手をしているアルバムジャケットですが、そこで何を契約し、どんなことを話しているのか? 町山さんがその内容を、『ようこそマシーンへ』と『葉巻はいかが』の2曲から読み解きます。
28曲目は『ようこそマシーンへ』 |
『Welcom to the Machine』
(アルバム『Wish You Were Here (Remastered)』の3曲目に収録)
iTunes Store価格:150円
(p) Digital Remaster 2011 The copyright in this sound recording is owned by Pink Floyd Music Ltd/Pink Floyd (1987) Ltd under exclusive licence to EMI Records Ltd
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ロックで社会や体制に反発したのに、結局は社会の、しかも企業の駒になってしまうという皮肉がよくわかる楽曲。「ところで、どっちがピンク?」なんて聞かれた日には……。組織内で憤懣やるかたない人も、ぜひ曲を聴きながらこの連載記事を併せて読んでみてください。週刊アスキー6月19日号(6月5日発売予定)に掲載しています。
次回は、気分がスカッとする成功例と復讐劇。サード・アイ・ブラインドの『ジャンパー』をお送りします!
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1,050円
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