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『町山智浩の本当はこんな歌』 4曲目はレイジ・アゲンスト・ザ・マシーンの『スリープ・ナウ・イン・ザ・ファイヤー』

2011年12月06日 10時00分更新

町山智浩の本当はこんな歌

 意味も知らずに口ずさんでいたいろいろな有名楽曲の正体を、映画評論家の町山智浩さんが紹介していく週アスの人気連載。4曲目はレイジ・アゲンスト・ザ・マシーンの『スリープ・ナウ・イン・ザ・ファイヤー』を取り上げます。
 

歴史の終わりは訪れたのだろうか?

 今回は日本でも連日ニュースで報道された、ニューヨークでの抗議運動OWS(Occupy Wall Street)に関連した楽曲。リーマンショック以降の世界不景気のなかで、アメリカの1%の裕福層の資産が急増していることに対し、格差是正の要求運動が起こったわけだが、実は2000年に今の状況を予測するかのような出来事が、同じこのウォール街であった。レイジ・アゲンスト・ザ・マシーンのメンバーが証券取引所で行なった行為とは? “Sleep now in the fire”の意味とは? そして歌詞に綴られるアメリカの大罪とは?

4曲目は『スリープ・ナウ・イン・ザ・ファイヤー』

町山智浩の本当はこんな歌

 この楽曲、カバーアルバムはオンライン販売がされているんだけど、本家はなし。内容が内容だから? ちなみにカバーアルバムは、曲がアレンジされていたり、歌詞の内容が違うので、ぜひ原版を聴いてみてください。曲の入りがカッコいいので、テンションを上げていきたいときに向いていますよ。アルバムタイトルが『バトル・オブ・ロサンゼルス』だけど、映画の『世界侵略:ロサンゼルス決戦』と間違えないように。どっちも熱い内容ですけどね。そして、本日発売の週刊アスキー12月20日号(12月6日発売)の連載記事を読むと、スルスルと歌詞が頭に入ります。

連載5回目のアーティストは! ス…ス…ススディオ♪
町山智浩の本当はこんな歌

 次回は、悲しい男を歌わせたら東西随一、多くの男性の共感を得た(よね?)あのドラマー兼ボーカルの切ない楽曲です!

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