週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

『町山智浩の本当はこんな歌』 14曲目はスマッシング・パンプキンズの『ディスアーム』

2012年02月21日 10時00分更新

町山智浩の本当はこんな歌

 意味も知らずに口ずさんでいた有名の洋楽の本当の意味を、映画評論家の町山智浩さんが紹介していく週アスの人気連載。14曲目はスマッシング・パンプキンズ(Smashing Pumpkins)の『ディスアーム』(Disarm)を取り上げます。
 

ビリーが望まれて切り捨てた幼子とは?

 歌詞の内容が別の意味(大抵、悪いほう)に取られ、物議を醸す事態になる話は連載でも何回か紹介しましたが、今回も保守派による被害を受けた楽曲。スマッシング・パンプキンズのボーカル、ビリー・コーガンの自身の少年時代を歌った『ディスアーム』は、中絶を歌ったものとされBBCでは放送禁止になってしまいます。

 しかし、この曲の本当の意味は、父親に向けた憎しみを、慈悲に満ちた思いで歌ったもの。なぜ歪曲されたのか? 歌詞にある切り捨てた幼子とは? 少年時代の焼けるような日々とはどんな生活なのか? 町山さんがビリー・コーガンの生い立ちとともに解説しています。憎しみの果てにある、父親との和解は胸を打ちます。週刊アスキー3月6日号(2月21日発売)に掲載です。

14曲目は『ディスアーム』 
町山智浩の本当はこんな歌

『Disarm』
(アルバム『Siamese Dream (Remastered)』の6曲目に収録)
iTunes Store価格:150円
(c) 2011 Virgin Records America, Inc.. All rights reserved. Unauthorized reproduction is a violation of applicable laws. Manufactured by Virgin Records America, Inc., Capitol Records, LLC, 150 Fifth Avenue, New York, NY 10011.
ダウンロードはコチラをクリック!
Disarm - Siamese Dream (Remastered)

 今回は、週アス本誌で紹介したジャケットとは違う、リマスター版を掲載します。どうも控えめな音との評判ですが、澄んだボーカルや美しいメロディーにはなかなか合っているようなので、ぜひ聴いてみてください。

町山智浩の本当はこんな歌

 次回は、アンチ・クライスト・スーパースターの登場です!

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります