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『町山智浩の本当はこんな歌』 26曲目はドノヴァンの『ユニバーサル・ソルジャー』

2012年05月22日 10時00分更新

町山智浩の本当はこんな歌

 意味も知らずに口ずさんでいた有名な洋楽の本当の意味を、映画評論家の町山智浩さんが紹介していく週アスの人気連載。26曲目はドノヴァン(Donovan)の『ユニバーサル・ソルジャー』(Universal Soldier)を取り上げます。

戦場での行動責任は個人か組織か?

 質問です。組織から命令されて行なった行動は、自分の責任? それとも組織の責任? では、あなたが兵士で、戦場で行なった殺戮行為だったら? これは難しい問題ですね。今回紹介する曲は、そんな兵士の立場についての歌。バフィ・セントメリーが書き、ドノヴァンのヒット作としても知られる『ユニバーサル・ソルジャー』は、一兵士の責任を問います。その痛烈なメッセージを町山さんが時代背景とともに解説した連載は、週刊アスキー6月5日号(5月22日発売)に掲載です。

26曲目は『ユニバーサル・ソルジャー』 
町山智浩の本当はこんな歌

『Universal Soldier』
(アルバム『Fairytale (Deluxe Edition)』の13曲目に収録)
iTunes Store価格:200円
(c) 2001 Sanctuary Records Group Ltd.
ダウンロードはコチラをクリック!
Universal Soldier - Fairytale (Deluxe Edition)

 今回の曲は、ボブ・ディランの『戦争の親玉(Masters of War)』との対比で、より理解できます。戦争の“親玉”と“兵士”という違いですね。あなたはどちらの視点で考えますか?

 あ、もちろん映画『ユニバーサル・ソルジャー』についても触れていますよ。

町山智浩の本当はこんな歌

 次回はコーンの『フリーク・オン・ア・リーシュ』です。ロックスターが成功した先に待つ苦しみについて考えます。

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