意味も知らずに口ずさんでいた有名の洋楽の本当の意味を、映画評論家の町山智浩さんが紹介していく週アスの人気連載。16曲目はグリーン・デイ(Green Day)の『ウェイク・ミー・アップ・ホウェン・セプテンバー・エンズ』(Wake Me Up When September Ends)を取り上げます。
ビリーとアメリカの終わらない悪夢の9月とは?
書くまでもないことですが、死別ほど悲しいことはありません。グリーン・デイのボーカル、ビリー・ジョー・アームストロングは幼いころに父を失い、名曲『ウェイク・ミー・アップ・ホウェン・セプテンバー・エンズ』で、7年経っても20年経っても癒えない悲しみを歌っています。
この歌詞はアメリカ同時多発テロの9.11を連想させ、その9.11に端を発するアメリカの集団行動がいかにヒステリーなものだったかを、町山さんが『アメリカン・イディオット』とともに解説しています。緊張状態のなか、メディアや指導者の起こしたパニックは、まさに悪夢と言える結末を迎えます。週刊アスキー3月20日号(3月6日発売)に掲載。
16曲目は『ウェイク・ミー・アップ・ホウェン・セプテンバー・エンズ』 |
『Wake Me Up When September Ends』
(アルバム『American Idiot』の7曲目に収録)
iTunes Store価格:200円
(c) 2004 Reprise Records for the U.S. and WEA International Inc. for the world outside the U.S.
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今年8月のサマーソニックに8年ぶりに登場するグリーン・デイ。より深く楽しむために、連載は要チェックです。
なお、iTunesが仕様変更してiTunes Plusとなったため、販売される全曲がAAC 256kbpsのエンコードで高音質になりました。また、DRMフリーということで使用用途も広がったのですが、価格は150円→200円ということで、今回のシングルは200円での紹介となります。
次回は“クリープ現象”、レディオヘッドです!
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1,050円
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