スペインのバルセロナで開催されているMWC2012で、ファーウェイはクアッドコアCPUを搭載した、同社4台目のAndroidタブレット『MediaPad 10 FHD』を発表した。CPUは前日に発表のあったAndroidスマートフォン『Ascend D quad XL』も搭載するHiSilicon社製CPU“K3V2(1.5GHz、クアッドコア)”で、OSはAndroid 4.0、10インチ(1920×1200ドット)の超高解像度IPS液晶ディスプレーを搭載する。
厚さは8.8ミリ、重量598グラムで、シルバーで光沢のあるアルミニウム合金を使用。ネットワークはLTEに対応する。発売は、'12年4~6月を予定する。
ディスプレー | 10インチ(1920×1200ドット) |
OS | Android 4.0 |
CPU | K3V2(1.5GHz、クアッドコア) |
カメラ画素数 | 800万画素(インカメラ130万画素) |
メモリー(RAM) | 2GB |
ネットワーク | HSPA+ 21/42/84Mbpsほか |
本体サイズ | 8.8(D)mm/約598g |
『花のアンドロイド学園』的に表現すると……
ファー・ウェイちゃん「カラダも心(CPU)もファーウェイ製ネ!」
今回、ファーウェイ製ハイエンド端末『Ascend D quad』と『MediaPad 10 FHD』で採用した『K3V2』は、“4ARM Cortex A9コア”、16コアのGPUと64ビットメモリーを搭載するクアッドコアのCPUだ。CPUとGPUのステータスをハードウェア上で自動管理できる“A.I.PS (Artificial Intelligence PowerScaling)”システムを組み込んで、バッテリー駆動時間を向上させている。同社が実施したベンチマークテストでは、CPU、GPU 共にAndroid端末で最速を記録したという。NVIDIAの『Tegra3』との比較が今から楽しみだ。
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