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MWC2012:ソニモバ最新モデル『Xperia P』と『Xperia U』最速実機レビュー

2012年02月27日 10時34分更新

 ソニーモバイルから発表された『Xperia P』と『Xperia U』。MWC2012のプレスカンファレンスでは実機が展示されていたので、さっそくガシガシと触ってきましたよ!

 ちなみに、この2機種はすでに発表されている、『Xperia S』(日本版はXperia NXね)に続く『NXT』シリーズ。なので、ディスプレー下部の透明部分“フローティングプリズム”を採用したデザインは一緒です。取材現場では3機種並んで設置してあって、取材陣から「どれがどれだ?」なんて声も聞こえるくらいそっくりでした。

NXTシリーズ3兄弟!
MWC2012:ソニモバ最新モデル『Xperia P』と『Xperia U』最速実機レビュー
↑左から『Xperia P』、『Xperia S』、『Xperia U』。NXTシリーズということで、デザインが似ているので、ぱっと見はどれも一緒な感じ。

 そんなそっくり3兄弟の次男的ポジションが『Xperia P』。最大の特徴は、“ホワイトマジック”。これは、ビーチやゲレンデなど強い日差しの下でも、クッキリと見える非常に明るいディスプレー。実際明るいライトの下でチェックしてみましたが、たしかに明るい。これなら外での写真撮影時に、“まぶしくて画面が全然見えない”なんてことはなさそうです。

ディスプレーは4インチ
MWC2012:ソニモバ最新モデル『Xperia P』と『Xperia U』最速実機レビュー
↑ホワイトマジック技術で明るい場所でもかなり鮮明。フローティングプリズムの下はメタリックなデザイン。
フローティングプリズムを採用
MWC2012:ソニモバ最新モデル『Xperia P』と『Xperia U』最速実機レビュー
↑NXTシリーズの特徴でもあるフローティングプリズム。
カラバリは3色
MWC2012:ソニモバ最新モデル『Xperia P』と『Xperia U』最速実機レビュー
↑カラーバリエーションは、ブラック、シルバー、レッドの3色が用意されています。
OSは2.3.7
MWC2012:ソニモバ最新モデル『Xperia P』と『Xperia U』最速実機レビュー
↑搭載OSはジンジャーブレッドだが、アイスサンドへのアップグレードの予定あり。

 本体素材にはアルミを使用していて、手に持つとひんやりとして高級感あり。本体左側面にはマイクロUSB端子とHDMI端子を装備。いままでのXperiaシリーズだと、ここに端子カバーが付いていましたが、今回はなしです。

 というのも、Xperia Pには専用のクレードル『SmartDock』が用意されており、ここにセットする際に、カンタンにできるように端子カバーを省いたとのこと。

サイドもアルミ
MWC2012:ソニモバ最新モデル『Xperia P』と『Xperia U』最速実機レビュー
↑本体周辺もアルミ素材で覆われている。中央のカバーはSIMスロットで、マイクロUSBとHDMI端子にはカバーはなし。
SmartDockに装着
MWC2012:ソニモバ最新モデル『Xperia P』と『Xperia U』最速実機レビュー
↑充電だけでなく、大画面テレビへの出力などコンテンツのハブとして利用可能。

 日本での発売は未定ですが、5月頃出荷予定。価格はミドルレンジのモデルと同等とのことです。

 そのほか詳しいスペックは下記のとおり。

OS Android 2.3
ディスプレー 4インチ(540×960ドット)液晶
CPU STE U8500(1GHz、デュアルコア)
カメラ画素数 約800万画素(インカメラ約30万画素)
内蔵ストレージ 16GB
サイズ/重量 59.5(W)×10.5(D)×122(H)mm/約120g

 

 続いて3兄弟の三男『Xperia U』。こちらは、3.5インチのディスプレーを採用したコンパクトモデル。フローティングプリズムを採用したデザインは同じですが、Xperia Uはこの部分がカラフルに光るんです。

フローティングプリズムが光る
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↑ボタン周辺ではなく、フローティングプリズム全体が光る。
テーマを変えると別の色に!
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↑同じ端末でも、テーマを変えるとほかの色になる。
若干厚め
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↑本体中央部分に膨らみがあるデザインで、最厚部は12ミリ。
iPhoneよりちょっと小さい
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↑3.5インチだが、同じディスプレーサイズのiPhone4Sよりも若干小さい。

 指定したテーマにあわせて色が変わるほか、表示している写真や聴いている音楽にもあわせて変色します。さらにXperia Uは、フローティングプリズムの下の部分が別カバーになっていて取り外し自由。 フローティングプリズムの発色にあわせてカラーを変えることもできるので、カラフルなデザインを楽しめる端末となっていますよ。

本体下部はキャップ式
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↑フローティングプリズムの下はキャップ式になっていて、引っ張ると取り外しできる。
別の色に着せ替え
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↑ほかのカラーのキャップへと着せ替え可能なので、フローティングプリズムの発色にあわせて交換できる。

 こちらも日本発売は未定。出荷は5月頃でエントリーモデルと同等の価格とのことです。詳しいスペックは下記のとおりです。

OS Android 2.3
ディスプレー 3.5インチ(480×854ドット)液晶
CPU STE U8500(1GHz、デュアルコア)
メモリー(RAM) 512MB
カメラ画素数 約500万画素(インカメラ約30万画素)
内蔵ストレージ 4GB
サイズ/重量 54(W)×12(D)×112(H)mm/約110g

 

 どちらの機種も、ソニーのエンターテイメントサービス『Sony Entertainment Network』に対応。発表会ではソニーの平井一夫社長も登壇し、 ソニー・エリクソンからソニーモバイルへとソニーの完全子会社となったことで、“One Sony”をキーワードにXperiaとソニー製品やサービスとの連携について強調。エンタメ系スマホとして期待できる2モデルです。

ひとつになるソニー
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↑平井ソニー社長も登壇し、Xperiaが大切なソニー製品であることをアピール。
聴き放題&見放題のサービス
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↑ Sony Entertainment Networkのサービスとして、音楽や映像コンテンツを定額で楽しめる機能も搭載。

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