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NECカシオが2つ折り2画面液晶アンドロイドなど、MWC2012出品モデルを公開

2012年02月22日 21時00分更新

 NECカシオは、先にドコモが発表した『MEDIAS ES N-05D』と『MEDIAS TAB N-06D』の発表会を開催した。その会場において、2月27日よりスペイン・バルセロナで行なわれる“Mobile World Congress2012”に参考展示する2012年のグローバルモデルを初公開した。

 モデルは3機種で、すべてのモデルが最新のAndroid OSとLTEに対応するという。

NECカシオ

“Best Cloud UX Device”

 「クラウドサービスが何よりも使いやすい」という、2つ折りの2画面端末。液晶が内側に折れるのではなく、外側に折れるので、たたんだ状態では裏表ともに液晶画面となる。開いた状態では裏面にはなにもなく、カメラも片側にしか付いていない。2枚の液晶の片側が若干ぶ厚くなっており、そちらに回路やバッテリーを収納するしくみだ。以下の4つの利用スタイルを想定している。

1. 2つに折った状態での“スマートフォンスタイル”
2. 液晶を開いた状態でウェブブラウジングに適した大画面の“タブレットスタイル”
3. 片面をキーボードとして利用することで入力・編集がしやすい“インプットスタイル”
4. 左右別々の画面を表示することでパーソナルクラウドが使いやすい“クラウドコネクトスタイル”

 2画面でもここまで薄くて軽ければ、フツウのスマホと同じ感覚で持ち歩ける。うまく2画面を使い分けるようなアプリを作れば、写真やムービーの編集などもよりスピーディーにできると感じた。今回はモックアップだったが、このスタイルですでに開発は進んでおり、発売すると断言していたので楽しみである。

NECカシオ
↑2画面液晶を搭載したモデル。展示品はAndroid 4.0搭載。
NECカシオ
↑このように液晶は外側に折ることができ、完全にたたんだ状態では裏表ともに液晶画面となる。

“Large Screen in One-hand”

 大画面液晶ディスプレーを狭額縁構造で実装することにより、片手で大画面を操ることができるというモデルで、今回は5インチ液晶を搭載したモックアップを展示していた。5インチというとデルの『Streak 5』やサムスンの『GALAXY Note』も持っている“5インチ主義者”のオレとしてはかなり気になるモデルで、たしかに液晶サイズぎりぎりで筐体を作り込んでいるので、つかんで親指での操作も可能だった。早く出してほしいな~。

NECカシオ
↑展示品は5インチ液晶を搭載。オレは手がでかいので、5インチには見えないかもしれない。

“The most Stylish”

 こちらは現行のスリムデザインの延長上にあるというモデルで、すでにAndroid 4.0を実装した実機も触らせてもらえた。スペックは未公開だが、薄くて軽いにもかかわらず、最上位のスペックとLTEを内蔵するという。瞬撮カメラや高感度&さくさくタッチ操作、そしてもちろん防水構造。さらに、背面にオプションでジャケットを装着でき、バッテリーやセンサーを追加できるようになるという。これが最初に出てきそうで楽しみなのだ。

NECカシオ
↑これも展示品はAndroid 4.0搭載。上下の輪郭がアーチを描いた、MEDIASシリーズらしいデザイン。
NECカシオ
↑このモデルは薄さが特徴。別売りのジャケットを用意する。

 というわけで、こんなチラみせを横目でみつつ、ACCN竹子が今週末からバルセロナのMWC2012を超絶取材する予定なので、みなさまお楽しみに!!

☆おまけ☆

NECカシオ

 いまオレ的にいちばんホッシー(イチ☆)なスマホがこのMEDIAS TABです。7インチだと片手でこうやって持てるうえにおサイフも入っているからこの大きさでJRの改札を通ってみたいし、マイクとスピーカーも付いているので通話ができるから、この大きさで人前で電話してみたいのだった。

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