意味も知らずに口ずさんでいた有名洋楽の本当の意味を、映画評論家の町山智浩さんが紹介していく週アスの人気連載。9曲目はアラニス・モリセットの『アイロニック』を取り上げます。
アイロニックは皮肉じゃない?
風刺や皮肉は漫画や落語など笑いの基にもなるのもですが、殺伐とした現代社会、皮肉ひとつとっても使いどころが難しいかもしれません。シンガー・ソングライターのアラニス・モリセットの楽曲は秀逸な歌詞が特徴ですが、中でも1996年にリリースされた『アイロニック』は、最初から最後までウィットに富んだ皮肉(IRONY)が綴られています。でも、これは皮肉じゃないんだそうです。さて、なぜ違うのでしょうか? 今回はそんな皮肉がテーマです。
9曲目は『アイロニック』 |
『Ironic』
(アルバム『Jagged Little Pill』の10曲目に収録)
iTunes Store価格:150円
(c) 1995 Maverick Recording Company
ダウンロードはコチラをクリック
今回はアラニス・モリセットのその他の楽曲『ユー・オウタ・ノウ』や『ハンド・イン・マイ・ポケット』なども取り上げています。連載は週刊アスキー1月31日号(1月17日発売)に掲載!
ちなみに、連載の文中に出てくる皮肉に関する本はこちら。正しい皮肉(!?)を使うときにいいかもしれませんよ。
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700円
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1,426円
写真左:『悪魔の辞典』(アンブローズ・ビアス著)
写真右:『The Big Book of Irony(アイロニー大全集)』(ジョン・ウィノカー著)
次回は“サー(Sir)”の称号を持つアーティストです。お楽しみに!
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1,050円
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