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『町山智浩の本当はこんな歌』 7曲目はエヴァーラストの『ワット・イッツ・ライク』

2011年12月26日 10時00分更新

町山智浩の本当はこんな歌

 意味も知らずに口ずさんでいた有名洋楽の本当の意味を、映画評論家の町山智浩さんが紹介していく週アスの人気連載。7曲目はエヴァーラストの『ワット・イッツ・ライク』を取り上げます。

 

エヴァーラストが歌う諸行無常

 OWS(ウォール街での抗議運動:Occupy Wall Street)にまつわる曲は、連載4回目のレイジ・アゲンスト・ザ・マシーンでも紹介しましたが(記事はコチラ)、今回はこの運動を支援するエヴァーラストの紹介。1998年にリリースされた『ワット・イッツ・ライク』は、まさに今の世界経済が破綻した後の生活を予見したような内容。弱者に向けられる強い風当たり、しかし勝者が敗者に一変する様は、まさに諸行無常と言える。これは、ぜひ訳詞と付け合わせて聴きたい名曲です。

7曲目は『ワット・イッツ・ライク』
町山智浩の本当はこんな歌

『What It's Like』
(アルバム『Whitey Ford Sings the Blues』の4曲目に収録)
iTunes Store価格:150円
(c) 1998 Tommy Boy Music. Marketed by Rhino Entertainment Company, a Warner Music Group Company.
ダウンロードはコチラをクリック
What It's Like - Whitey Ford Sings the Blues

 エヴァーラストと言えば、日本ではハウス・オブ・ペインのメンバーとして知られるわけですが、ヒット曲『ジャンプ・アラウンド』のようなアップテンポの曲を歌っていたのに、心臓病をきっかけに悟りをひらいたかのようなアーティストに転身。切々を歌いあげる歌詞は身にしみる内容です。詳しい町山さんの解説は、週刊アスキー1月10日-1月17日合併号(12月26日発売)に掲載。

町山智浩の本当はこんな歌

 さて、新年一発目の次回連載(週刊アスキー1月24日号)は、日本ではレッチリ、海外ではRHCPの略称でおなじみ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』からの一曲。ちょっといい話をお届けします。

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