意味も知らずに口ずさんでいたいろいろな有名楽曲の正体を、映画評論家の町山智浩さんが紹介していく週アスの人気連載。5曲目はフィル・コリンズの『夜の囁き』を取り上げます。
フィル・コリンズはなぜ歌詞を書きはじめたのか?
恋の歌を歌わせたら右に出るものなし、フィル・コリンズ。80年代~90年代に何度もお世話になった人も多いでしょう。しっとり聴かせるメロディーですが、歌詞はというと、実は残念な男性の呻きにも似たものがあるんです。怒り・悲しみ・嘆きを次々と曲にのせてしまう天賦の才は、どこから生まれたのでしょうか? なぜ、彼の曲は染み入るのでしょうか? 涙なくして読めない、フィル・コリンズを取り上げました。
5曲目は『夜の囁き』 |
『In The Air Tonight』
(アルバム『Face Value』の1曲目に収録)
iTunes Store価格:150円
(c) 1981 Atlantic Recording Corporation
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昔、『カリブの熱い夜』という映画が好きで、まぁそれはフェラーリとポルシェが公道バトルを繰り広げるからなんですが、それが楽しみで映画を観はじめたのに、最後はいつもしんみりしちゃう。なんでかというと、エンディングでフィル・コリンズのヒット曲『見つめて欲しい』が流れるからなんですね。子供ながらに謎だった理由が、本日発売の週刊アスキー12月27日-1月13日合併号(12月6日発売)の連載記事でよく分かりました。
しかし、残念なコリンズといば、アポロ11号から降りられなかったマイケル・コリンズもなかなかのもですが、こういう話の方が心に残るのは、日本人だからでしょうか。
さて、次回は40年にも渡って世界中を翻弄し続ける謎の答えを持っている、彼女の楽曲をピックアップします。
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1,050円
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