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『カオスだもんね!』サ○ヤ人が乗ってきたアレ? いいえ球型防災シェルターです

2011年10月26日 00時00分更新

【シャクライの取材感想文】
今週のカオスは震災に対する“新たな備え”をレポート! 神奈川県平塚市のとある研究所で、カオスチームの3人が見たそれは、サ○ヤ人が乗ってきたアレにそっくり!?


 今年ほど地震や津波の恐ろしさを実感した年もないんじゃないかと思います。でも、そんなときだからこそ生まれるものもあるわけで……。

 今回はコスモパワーさんの球型シェルターを取材してきました。取材場所となる研究室におじゃますると、中に入るなりその球型シェルター『ノア』が目の前に。おおお! これが!

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 本当にまんまるで、運動会の大玉転がしで使うあの玉みたいな、イヤ、あの玉をちょっと大きくして、黄色に塗って、頑丈にして、扉と小窓を付けたような感じの玉です。

 で、これを作るにあたってのいきさつですが、もともとプランは震災前に出来上がっていたとのこと。ネットなどでも公開していたそうなんですが、製品化するにあたってもう少し市場調査が必要だったようです。しかし、震災が起こったことで急遽製品化する運びになったとのこと。プランがあったにしても、約半年で製品化する実行力は凄いものだなと思いました。

 製品化にあたっては、様々な実用テストをクリア。屋根の下敷きになろうが、川に投げ出されようが、中部には被害が及ばないそうです。

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 カオスチームが一番気になったのは、ふたつの半球を組み合わせたつなぎ目部分の強度だったんですが、逆にここは重なり合ってるぶん、もっとも強力なんだそうです。

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 ってことで、いざ中へ。無理すれば大人4人まで入れるノアは、ミズグチさんと二人なら余裕の快適空間でした。

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 もちろん、長時間ここで過ごすにはそれなりの覚悟は必要ですが、ただこれで助かることを考えれば、全然OKだと思いました。

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 ちなみに、発売以降はけっこう注文が入っているとのこと。ただ置き場所も大変だなぁ、と思いましたが、子供部屋に設置してふだんから子供達の遊び場として使っているご家庭もあるとか。それはそれで避難訓練にもなるし、遊び場としても基地っぽくてかっこいいかも、と思いました。

 この日も、出荷にあたっての最終チェックをしている社員の皆さん。

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 万一の備えとして、こういったものも必要だなぁと思いました。

関連リンク
NCPホームページ

密閉されたノアの内部でのミズグチ画伯とシャクライさんの切ないやりとりは、週刊アスキー11月8日号(10月25日発売)掲載の『カオスだもんね!PLUS』でどうぞ。

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