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光学50倍、高速AFの新デジカメをキヤノンが発表:Photokina2012

2012年09月18日 21時30分更新

 キヤノンはPhotokinaの開催に合わせ、コンパクト3モデルを欧州で発表した。

●光学50倍の超高倍率ズーム機
 

Canon_0918

『PowerShot SX50 HS』
●予想実売価格 529ユーロ(日本円で5万5000円前後)
●9月末発売予定

Canon_0918

 これまでの最大である光学40倍を超える光学50倍ズームモデル。35ミリ換算で24mmの広角から、1200mmという超望遠が可能となる。超解像ズームと組み合わせることで100倍のズームになり、35ミリ換算だと2400mmと驚異的。月面のクレーターも楽々撮れそうだ。

Canon_0918

 望遠で気になるのが、手ブレだが、『SX50』では4.5段ぶんの手ブレ補正機構を搭載。さらに、手ブレ補正モード用に7つのモードが用意される。新しい超音波モーターを採用し、静かなズーム駆動を実現する。

Canon_0918

●おもなスペック
撮像素子 1/2.3型CMOSセンサー
有効画素数 1210万画素
レンズ 光学50倍ズーム(35ミリ換算24-1200mm)、F3.4-6.5
映像エンジン DIGIC 5
ISO感度 80~6400
ファインダー 電子ビューファインダー(約20万ドット)
液晶 2.8インチバリアングル液晶(約46万ドット)
記録媒体 SDXCカード
GPS ―
WiFi ―
サイズ/重量 122.5(W)×105.5(D)×87.3(H)mm/595g(撮影時)

 

●F1.8-2.8の明るいレンズ、0.17秒の高速AF搭載

Canon_0918

『PowerShot G15』
●予想実売価格 579ユーロ(日本円で約6万円前後)
●10月末発売予定

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 大口径F1.8-2.8のレンズに、光学5倍ズームを搭載。伝統的な“G”シリーズのデザインを踏襲。光学式手ブレ補正は4段階を補正。広角端で0.17秒(前モデル『G12』では0.36秒)という高速なAFを実現。動きの速い被写体の撮影に向く。

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 1/1.7型の大きなセンサーを採用し、常用ISOは最大で12800。F1.8で室内など暗い場所で活躍するほか、望遠側もF2.8と明るくボケ味を生かした撮影が可能。1センチマクロも備える。

Canon_0918

●おもなスペック
撮像素子 1/1.7型CMOSセンサー
有効画素数 1210万画素
レンズ 光学5倍ズーム(35ミリ換算28-140mm)、F1.8-2.8
映像エンジン DIGIC 5
ISO感度 80~12800
ファインダー 光学式
液晶 3インチ液晶(約92万ドット)
記録媒体 SDXCカード
GPS ―
WiFi ―
サイズ/重量 106.6(W)×40.1(D)×75.9(H)mm/352g(撮影時)

 

●明るいF2レンズ搭載でスマホに連動

Canon_0918

『PowerShot S110』
●予想実売価格 479ユーロ(日本円で約4万9000円前後)
●10月半ばの発売予定

 F2の明るいレンズを採用した光学5倍ズームコンパクトデジカメ。有効1210万画素の新1/1.7型CMOSセンサーを採用。

Canon_0918

 カラーはブラックとホワイトの2色。

Canon_0918

 3インチのタッチパネル液晶を採用し、iOS&Android搭載のスマホやタブレットとの連携も可能。スマホへ画像の送信や、スマホのGPS機能を使った連携が可能。

Canon_0918

●おもなスペック
撮像素子 1/1.7型CMOSセンサー
有効画素数 1210万画素
レンズ 光学5倍ズーム(35ミリ換算24-120mm)、F2-5.9
映像エンジン DIGIC 5
ISO感度 80~12800
ファインダー ―
液晶 3インチ液晶(約46万80ドット)
記録媒体 SDXCカード
GPS スマホと連携
WiFi 802.11b/g/n
サイズ/重量 98.8(W)×26.9(D)×59(H)mm/198g(撮影時)

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