話題になった「World Monitor」を軸に「NICTERWEB」や「Flightradar24」も活用
9台のディスプレー+3台のノートPCで合計12画面!世界を監視・追跡できる大人の秘密基地ごっこをご覧あれ
2026年05月31日 10時00分更新
2026年2月、オープンソースのダッシュボードアプリ「World Monitor」がSNSを中心に大きな話題となった。Elie Habib氏が開発した本アプリは、世界情勢を可視化および確認できるというものだ。
そんなWorld Monitorは、映画やドラマに登場する「CIAの作戦司令室」「特撮モノの秘密基地」のような空間を再現できることから、ガジェット好きの間で一気に注目が集まったというわけだ。
World Monitorは多彩なデータレイヤーを反映できる地球儀やライブニュース、AI要約などを閲覧できるダッシュボードアプリ。基本無料で利用でき、ブラウザー上で動作するLive Demo版(https://www.worldmonitor.app/)もある
こういった監視アプリ・サービスはほかにもある。サイバーセキュリティー用途の「NICTERWEB」や航空機追跡アプリ「Flightradar24」などが有名どころだろうか。
NICTERWEB(https://www.nicter.jp/)は、サイバー攻撃の動向をアニメーション・3Dの立方体・時系列グラフで確認できるサイト。上記の「Cube」は、ダークネットに到達したパケットの動向を3Dの立方体に表示する可視化エンジンだ
Flightradar24(https://www.flightradar24.com/)は、世界中のフライト情報をリアルタイムで追跡できる基本無料のサービス
そこで、今回はこれらの監視ツールを最大限に活かすべく、JAPANNEXTのディスプレー9台とデュアルモニターアームを用いて、”大人の秘密基地づくり”に挑戦してみた。
なぜ秘密基地を作ろうと思ったか――「童心を呼び覚ますプロジェクト」
映画や特撮モノなどの影響で、秘密基地を作ったことがある”元・子ども(現:大人)”たちは少なくないだろう。筆者が幼い頃も、友達といっしょに作ったことがある。空地にある廃れた小屋を秘密基地に見立て、その中でカードゲームをしたり、お菓子を食べたりしたものだ。
無論、それは“秘密基地ごっこ”で、テレビに出てくるそれとは見た目も規模もかけ離れたものである。しかし、「大人は知らない自分たちだけの空間」を作ることさえできれば、それは立派な「秘密基地」だった。今思えば、童心に満ちあふれた素敵な思い出だ。
しかし、大人になればなるほど、子どもの頃のワクワク感を忘れてしまうもの。悲しいかな、現在の筆者は抜け毛やメタボに悩むおじさんになっていた。あの日思い描いていた華やかな未来は一切叶わず、「現実はこういうものだ」と自分自身を無理やり納得させ、毎日を生きている。
仕事をする、サウナに入る、メタボに悩む、「税金が高すぎる」と文句をいうなど、大人らしい日々を過ごす筆者のイメージをAIで生成。あの頃の自分に、「ねえ、今楽しい?」と訊かれたら、「うーん、どうでしょうね……」と答えるほかない
そんな、大人だからこその悩みを抱きながら生きる中、筆者はWorld Monitorに出会った。「これならあの日夢見たCIA風の秘密基地が作れるかもしれない!」と、たるんだお腹と心がぶるんと震えた。アラフォーになった今だからこそ、あえて”ごっこ遊び”に本気で向き合い、失った童心を呼び覚まし、明日への活力にしようじゃないか。
というわけで、アスキー編集部のジサトライッペイと、いつも製品レビューの貸出機でお世話になっているJAPANNEXTさんを巻き込み、本企画を実行するに至ったのである。
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